内田樹 おすすめ

内田樹の大市民講座

「高校生の学級新聞」だそうです。

日本の新聞。

もっと正確に言いますと、欧米のル・モンドなどのクオリティーペイパーと日本の大新聞との比較です。

「大学院生の研究誌」と「高校生の学級新聞」くらいの差があるんだそうです。

ところで、TVはどのくらいでしょう。

高校の文化祭くらいかな?(ほめすぎ)

修業論

「竜馬がゆく」で竜馬がいきなり剣の達人になったのは天才だからだと思っていましたが、そういうわけでもないんじゃないかという視点を与えてもらって、凡人としてはいささか救われました。

女は何を欲望するか

フェミニズムに関する本です。

第1部フェミニズム言語論は難しいですが言語論を全く知らない私には参考になりました。

第2部フェミニズム映画論は読みやすいです。

エイリアンにそんな深い意味があったとは驚きです。

困難な成熟

「オレが責任を持つよ」といえば、周りのみんなが内心忸怩たる思いを持ち自分にも責任の一端があったと思うと内田先生はおっしゃいます。

私には「オレが責任を持つよ」というと、ダチョウ倶楽部の「どうぞ、どうぞ」状態になるような気がするんですが。

それは私も含め皆が無責任だからでしょうかね。

「取り越し苦労はしてはならない」はその通りだと思います。

でも私には「最悪の事態に備えて準備をすること」も必要だと思うのです。

どのような違いがあるのかちょっとよくわからないのですが。

ルールの本質、フェアネスなど大変参考になります。

街場の戦争論 (シリーズ 22世紀を生きる)

久々に内田氏の本を読んで、風通しの良い印象を受けました。

日々ひねこびていく根性をただしてもらったようなすがすがしい感じです。

(ちょっとこっぱずかしいものいいですが。)

日本人が大日本帝国をきちんと引き継がなかったこと、反戦の英雄がいなかったことが今日のアメリカとの特殊な関係を作っているんだなーと思いました。

司馬遼太郎氏が戦争の中心人物にインタビューしたエピソードは衝撃です。

働くこと、学ぶことについての論考を読み、自分の傲慢な態度を反省いたしました。

(別に内田氏が反省しろと言っているわけではありません。)

内田樹による内田樹

メンターを見つけて早く弟子入りしたいです。

いろいろ参考になります。

例えば,正しいことばかり言ってるとうつになる。

河合隼雄氏が学生運動をやっていた人たちがあまりに正論ばかり言うのに対して「君達,そんなまじめばかりいうて何が面白いのん」と書いていたのを思い出しました。

また,レヴィナスがなぜ,ホロコースト後も棄教を食い止められたのか。

など。読んでる時は分かったつもりでもすぐ忘れちゃうんですけどね。

年だから。(バカだから?)

街場の読書論

沢山のトピックが取り上げられている中で「食本鬼の悲しみ」が印象に残りました。

「本を読まずにご飯を食べられない。」

「トイレでも必ず本を読む。」

このくらいまではついていけますが、「本を読みながら原稿を書く」は、超人か?と思いました。

あと、町田康氏について書かれている部分,なるほどとおもいました。

だから,町田氏の文章は面白いんだ。

一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 (集英社新書)

一口に「アラビア」って呼ばれる地域って,みんなおんなじなのになんで国が分かれてんのみたいな漠然として疑問は持っていました。

K.Wドイッチュ(って言いましたっけ)は、ネーションステートビルディングはコミュニケーションつまり同一言語を話すことが根本みたいなこと言ってたような気がするんですけど。

ほんなら、言葉おんなじならモロッコ辺りからイランくらいまでの大帝国ができんじゃねーのなんて,バカなりに考えたこともあったんですが,

あながち荒唐無稽でもなかったんですねぇ―。

マルクスの心を聴く旅

内田氏、石川氏、池田氏ほか数十名の、ドイツ・イギリスのマルクスゆかりの地をめぐる団体旅行記です。

マルクスによる資本論の原稿が8つもあって、その中からエンゲルスが自分の解釈を入れ込んで資本論を完成させたそうです。

もともとマルクスの考えていたことなのかどうかということも怪しいというか。

でも、マルクスがどう考えていたのかってことも大事かもわかりませんが、宗教の教祖じゃないんだから、ほかの人の考え方があってもよいのではとも思います。

もともとマルクスって隠し子を作ったことにみられるように、決して聖人君子ではないし。

「意地悪」化する日本

内田樹氏と福島みずほ氏の対談本です。

日本がアメリカの従属国ということを当然のこととして話されています。

私が学生のころとは隔世の感です。

当時から安保法体系と憲法法体系の矛盾は指摘されていましたが、現在は、周知の事実なんですね。

しかも、主権者は米国。学生のころこんなことを言おうもんなら「あほかお前?」ってな感じで見られましたが

。ほんと、隔世の感です。

日本戦後史論

図書館で購入しないので購入しました。

なんといっても天皇ですね。

亡命しなかったのは立派だとは思いますけどね。

代わりとなったものがいまだに収集ついていませんからね

街場の憂国会議 日本はこれからどうなるのか (犀の教室)

少なくとも私にとっては大変為になる本でした。

内田さんは、いつも鋭いご指摘で刺激的です。

文章自体は読みやすいんですけど、実は内容が難しい。

(こんな感想持つの私だけですかね?)

高橋さんは、さすが作家さんだけあって読みやすいんですが、こちらも鋭い指摘。

きっちり相手方の本を読んだ批判は、一段階上のレベルからの批判だと思いました。

中野晃一さんの文章は、「あれ?こんなにはっきり書いちゃっていいの?逮捕されない?」って感じです。

他の皆さんにも現在の状況をきれいに整理していただいて、頭がすっきりいたしました。

感謝です。

脱グローバル論 日本の未来のつくりかた

第1章グローバル社会対国民国家のゆくえ グローバル経済は常にフロンティアを必要とするので国民国家が最終的には勝つという意見に一安心。

どうしたって社会的弱者はいるわけだから効率とか,生産性だけで割り切れるもんじゃないもんね。

第2章 おじさんと若者たちの会話 「脱市場」「脱貨幣」「貧乏だっていいじゃない」が印象的

第3章 衆院選直前「政治」について考えよう 私も「男前」に投票します。

第4章 新しいジモト主義が日本を救う グローバリズムとは対極の協働  (全体的感想)グローバリズムは単純で訴求力があるから厄介

内田さんに聞いてみた 「正しいオヤジ」になる方法

本文から引用。

「自分は清潔で、強くて、高潔で、上品だと思っているような人は、弱い人間に対して冷たい。

病人や老人や子供に対して悲寛容になり、外国人や障害者に対しても差別的になる。

自分はピュアであると思っていて、その純粋さや清潔さを基準にして他人を見て、査定しようとする人間は、社会的にどれほど地位があっても、年を食っていても、幼児だと僕は思います。」

←ほっんっとうに私もそう思います。

仕事はそこそこできても、中身は子どもって人いるもんねぇ―。

評価と贈与の経済学 (徳間ポケット)

参考箇所に付箋を貼ったら、付箋だらけになってしまいました。

たとえば,(本文要約して引用)努力と報酬は一致しない。

能力と報酬も一致しない。

報酬は運。

才能のある人はすでに贈り物を受け取っている。

才能がある時点で既に負債を負っている。

反対給付の義務がある。

天賦の才能でそれができない人を見下すのはおかしい。

それは,100メートル競走で100メートルを必死に走る人と残り10メートル地点からスタートする人を比べるようなもの。

才能ある人はその地点からさらに200メートル行けるかどうかそこに努力を傾けるべき。

など。

本当の大人の作法 価値観再生道場 (ダ・ヴィンチブックス)

どうでもいい話ですが「全日本学生自治会総連合」って、5・7・5じゃなくて5・8・6なんじゃないかと疑問に思いました。

「愛」の反対語は「敬意」(内田さん)

「自分の割り前分を持ち出して街を住みやすくする。」(内田さん)

21世紀の出発点は「他者恐怖」「他者憎悪」(名越さん)

「他者を憎んでもそれは増幅されて必ず自己に及ぶ」(名越さん)大変参考になる本です。

荒天の武学 (集英社新書)

内田先生,社交的っていうんだか,ネットワークづくりが巧みっていうんだか,達人を見つける天才ですな。

光岡先生のおっしゃる「自我と主体」って,ユングの「自我と自己」ときわめて近い考え方だと思います。

その道の達人同士は,歩む道は違っても似たような境地に達するもんなんでしょうね。

あー,うらやましい。

私も達人になりたい。

 

原発と祈り 価値観再生道場 (ダ・ヴィンチブックス)

瞑想したり祈ったりすると精神的肉体的に整理されたり、いろいろなものが見えてくるんだそうですが、なかなか。原発に祈るっていうのは意表を突かれました。

原発っていうと諸悪の根源みたいなもんだと思っていたんですが、40年間不眠不休で電気を供給してくれてありがとうっていう発想はなかったですねぇ―。

内田氏がおっしゃっていましたが「怒っちゃいけない。」そうです。

いろいろな意味で力が弱まるそうです。

私が住んでいるところも放射能の影響があるようなので、移住でもなんて考えないでもなかったですがもっとタフな生き方をすべきか?

TPPで日本支配をたくらむ者たちの正体

はぁー、また眉間にしわが寄ってしまいます。

何でこんなことに???

「売り家と唐様で書く三代目」に売られちゃうのかぁー。

トホホ。

9条どうでしょう

題名から「水曜どうでしょう」を連想するかもしれませんが,関係はありません。

前書きで,多くの人の反感を買うような心配をされておられますが杞憂だと思います。

だって,日本がアメリカの属国だって常識でしょ。

(そうでもないのかな?)

憲法論=政治論なもんですから,私のまわりでは真面目に政治を論じることはタブー視されている関係上,憲法論をしている人は見当たりません。

ですが,最近の政治家には改憲に熱心な人が多いようです。

民意と政治の乖離ですかね。

この本は,改憲キャンペーンに対するよい解毒剤になるのではないでしょうか。

大人のいない国 (文春文庫)

あー、耳じゃなくて、目が痛い。

なんとか大人になりたいものです。

私家版・ユダヤ文化論

超絶面白いです。

漫画より面白いです。

文章だけで漫画より面白いって凄いです。

後書きに書かれていましたが本のもとになった大学での講義の際,アンケートをとったら「ユダヤ人が世界を支配しているとは知りませんでした」という感想があり,内田先生が自分がデマゴーグになってしまったみたいで慌てたという部分は声を出して笑ってしまいました。

内容も凄いです。

サルトルのユダヤ人論を批判する部分,何んとなく読んでいましたが「サルトルって,あのサルトルだよな」と思い「凄い」と思いました。

またフロイトの読み方も「ほえぇ」

 

嘉月堂のプロフィール

 

 

 

 

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