中山七里 おすすめ

作家刑事毒島

ミステリーというよりも,出版界の事情が分かって面白いです。

毒島さんを犬養さんが毛嫌いしていますが,理由がいまいちよくわかりませんでした。

この程度の性格の悪さは普通だと思いますが。

新人賞をとってもすぐ消えていく話は,すごく納得です。

○○対象一覧をみて,こんな人いたっけ?っていうことよくありますからね。

厳しい世界なんだなーと思いました。

最初の投稿で最終選考まで残らなければ才能がない証拠だからあきらめなければならないって。

栴檀は双葉より芳し。

どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)

一人称なのでまさかとは思いましたが、予想と違っていたのでよかったです。

ストーリーは面白いです。

でも、高校生がそんなことで殺人するかな?と思いました。

恩讐の鎮魂曲

これ面白いです。

事件自体はトリックがあるわけでもなく、なぜ立派な人格者が殺人の罪を犯したかということにつきます。

それよりも、めぐる因果は糸車といいますが、「ほー、そういうご関係だったんですか」という人間関係が少しずつ明らかになる方が面白いです。

私には、南総里見八犬伝的な面白さだったです。

テミスの剣

いや、面白いです。

渡瀬さんだけ処分を免れたところが、凄く不自然だと思ったんですが、やはり最後はこういう展開だったですね。

もっとも、重要人物はもうこの人しか残ってなかったからバレバレでしたが。

アポロンの嘲笑

原発があるだけで安全保障上大問題であることに気づきました。

ミサイルで一斉に狙われたらどうしようもないですもんね。

面白かったです。

追憶の夜想曲

面白かったです。

今回は岬さんのお父さんの方が登場でした。

犯人とか,筋はばればれでしたけど,よかったです。

重箱の隅を突っつくようで申しわけありませんが,戸籍と戸籍附票について誤解があると思いますので,校正される方は次回からはよろしくお願いいたします。

七色の毒

興味をそらさない短編集です。

面白いです。

帯に「最高傑作」とありましたが,私は異議ありです。

切り裂きジャックの告白

面白かったです。

犬養さんってナイスガイなのにバツ2って意外です。

あんまりもてすぎて女心が分からないんだそうですけど。

うらやましい限りです。

(あーあ,俺も福山雅治さんみたいに生まれたかったぜ。本の内容に全然関係ありませんがどうかご勘弁を。)

いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)

音楽に関する部分は申し訳ないけど飛ばし読みさせていただきました。

テロリストが誰か,ミステリーとしてよまさせていただきました。

面白かったです。

スタート!

仲山氏は音楽だけでなく,映画にも造詣が深いのですね。

大森監督のすごさとか,撮影現場の様子がよくわかりました。

言葉でで描くなら,音楽よりも映画のほうがいいようなーと思いました。

謎ときよりも,映画制作の現場のほうが興味深かったです。

静おばあちゃんにおまかせ

読みやすく面白かったです。

最後の設定はなくてもよかった気がしないでもないですけど。

贖罪の奏鳴曲

古手川刑事と渡瀬刑事のコンビ興味深く読みました。

これも「かえる事件」とは違った趣で面白かったです。

中山さんの本は,他の作品の登場人物がよく出ますね。

今回は,島津さゆり,御前崎先生。他の作品では濃いキャラなのに,この作品ではさらっと書かれています。

事件に関係ないから当然ですけどね。

犯人は今回は見当もつきませんでした。本の帯にあるとおり「どんでん返しが止まらない」

魔女は甦る

面白かったです。

渡瀬刑事健在。

古手川さんはほとんど出番なし。

犯人は?

そうきましたかぁー。

謎解きのカタルシスは弱いような気もしますけど,ルール違反のトリックより,こちらのほうがずーっとよいです。

連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)

「切り裂きジャックの告白」に出ていた古手川刑事が主人公なので興味を持ち読んでみました。

面白かったです。

「名前がどうしてカタカナなの」って思いましたが、やはり意味があったんですねぇ―。

中山さん、結構大胆にヒントを与えてくれます。

おやすみラフマニノフ (『このミス』大賞シリーズ)

語り手が犯人をかばって自分が犯人だという筋は、中山氏の別の本で最近読みました。

あまり多用しないことを願います。

中山氏は音楽に造詣が深いようで、演奏を巧みに描写します。

音楽のすごさが感じ取れます。

が,私はその部分読み飛ばしてしまいます。

物語に関係ないような気がするので。すみません。

さよならドビュッシー

読んでる途中で「これ一人称じゃん。」「なんで「さよなら」なの?」って思ったら・・・やはり。

ヒポクラテスの憂鬱

監察医(でいいのか)真琴(なぜ、ファーストネーム、古手川刑事はラストネームなのに)と古手川刑事を中心にした、6つのお話です。

事故として処理された事件に疑問を呈する県警のホームページへの書き込みにより,司法解剖を余儀なくされた事件が書かれています。

どれも面白いです。

最終話では,さてどのようなどんでん返しが来るのか、どんな意外な人が犯人なのかと期待していました。

ほどほどの意外性でした。

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