荻原浩 おすすめ

ギブ・ミー・ア・チャンス

目標を持っていてもなかなか実現できない人たちが描かれています。

目標が実現できないので心は穏やかではありません。

それなら目標を持たずに平々凡々に過ごせばいいのか。

どちらが良いのか難しい問題だと思います。

もっと難しいのは、自分がやりたいことと、他人から評価されることが一致するとは限らないことだと思いますが。

好きだけど上手じゃないことを持っているのと、好きじゃないけど上手なことを持っているのと、どっちが幸せかよく考えます。

金魚姫

本筋とは関係ないのかもしれませんが,東京のブラック企業でさんざん苦労していたのに,故郷に帰ったら就職も結婚もあっという間にできたことに拍子抜けです。

イケダハヤト氏の「まだ東京で消耗してるの?」を思い出しました。

千年前に許嫁を殺された女性が金魚になって, 復讐し続けるというような話ですが,少々,まだるっこしいような気がしました。

冷蔵庫を抱きしめて

ずっと「有川浩」さんと間違えてました。

「荻原浩」さんすみません。

でもとても面白い短編集でした。

伊良部先生にご登場いただいたほうが良いかなと思うような方もいらっしゃいましたね。

ダメな男が多数出てくるので、てっきり女性の作家さんかと思っていました。

重ねてお詫びいたします。

噂 (新潮文庫)

期待以上に面白かったです。

ストーリー展開も自然だし、最後の爆弾もあるし。

理髪店よりこちらの方が私は良かったです。

ハードボイルド・エッグ

殺人事件が起こるまでは、フィリップマーロウのパロディーのようでした。

なかなか事件が起こらないので、途中で読むのをやめようかとも思いましたが、最後まで読んでよかったです。

おばあさんの実生活が判明し、最後には死んでしまうところが切ないですね。

コールドゲーム

中学生の時のいじめられっ子が185センチくらいの筋肉隆々に成長していじめた子に復讐するという風に思わせる筋です。

殺人事件がおこったあたりから緊迫感があってよいのですが,最初から犯人の目星がついているのに何故警察に言わないかなぞです。

少年課に目をつけられていたりするとそこまで嫌うのか?

自分が殺されるかもしれないのに?

途中少しだれますが、面白いと思います。

嘉月堂のプロフィール

 

 

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