下村敦史 おすすめ

真実の檻

登場人物が少ないのですんなり頭に入ってきました。

かといって単純なお話でもなく、最後まで興味を持って読むことができました。

真犯人の動機が私には謎だったのですが、自白の文章に書かれていました。

物語の中で書かれてたかなー?とは思いましたが、きっと読み飛ばしてしまったのでしょう。

弁護士さん、検事さんの激務が冤罪を生む要因の一つであるなら、人を増やせばいいのにと思います。

叛徒

ミステリーの内容よりも中国人研修生の過酷な労働環境にやりきれない気持ちです。

「労働者階級の前衛党」が統治する国の国民が外国でへ奴隷として輸出されるっていうことは、貧しいものは何を信用すればいいのかわからないですね。

日本も労働組合は頼りにならないしブラック企業が多いし、どうすればいいんだか暗澹たる気持ちになります。

闇に香る嘘

冒頭のエピソードが最近読んだ御子柴シリーズに似ていたので、「また船かー」と思いましたが、中身は全然違っていました。

主人公が目が見えないため若干まだるっこしい感じがしましたが、後半、謎が明らかに連れてそういうことだったのねと納得でした。

読みながら唐突に「これ、アクロイドの変更じゃねぇーか」と思いました。

もちろん語り手が犯人ではありませんが、語り手の妄想が読者を混乱させる点で似ているのかと思いました。

あと、私的には、「双子は禁じ手じゃねーか」とおもいました。

脇役の警察官がよくする推理ですよね。

「犯人は双子だ」

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