永続敗戦論――戦後日本の核心

読後感を一言でいえば「あーすっきりした。」です。
みんな薄々感じているだろうことをはっきりと言ってくれています。
ただし、著者が自明のこととしている事柄が普通の人には自明のことではないということを白井さんに知っておいて貰いたいです。
政治学専攻の方には、日米関係、政府のあり方、日本の権力構造などは自明のことなんでしょうけど、日本人の常識とまではなっていないと思います。
いろいろな箇所でリアルな国際政治を思い出させてくれます。
未完のレーニン 〈力〉の思想を読む

そうですか「何をなすべきか?」の外部注入論ってそんなに評判悪かったんですか。
上から目線だからですかね。
「国家と革命」については、本書の解説を読んでよく理解できたきがします。
ありがとうございました。
できれば具体的な事象と関連付けて論じてもらえると抽象的な思考が苦手な私には分かり易かったと思います。
他のボルシェビキはこのような深遠な内容を理解していたんでしょうか?
理解していなかっただろうよな。
社会主義国を標榜する国っで必ず独裁者がひどいことをするのは、この理解不足のためなのか?
嘉月堂のプロフィール

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