からくりサーカス 漫画 第8巻 ネタバレ

『からくりサーカス』より、ジップパーカーの登場です。

からくりサーカス 第8巻

からくり~男
第6幕 生命の水

アメリカのイリノイ州 グリーンタウンでは、自働人形がまき散らした気体によって、ゾナハ病(自分以外の人が笑っていないと呼吸困難になる病気)にかかっていた。

一方、フランスのキュベロンでは、ギイが鳴海に、鳴海を生き返らせた「生命の水」が錬金術の研究の結果でできたものであることを説明していた。

18世紀に、一人の錬金術師が生命の水を使い自働人形を作った。

最初の自働人形は、フランシーヌ。フランシーヌは、自分で考え、しゃべり、本当の人間のようだったが、笑うことができなかった。

フランシーヌは、笑うことができれば、完全な人間になれると考え、自分を笑わせてもらおうと道化の自働人形を作った。

「生命の水」を持っていなかったフランシーヌは、自働人形を作るにあたり、「生命の水」に代わる疑似体液を開発した。

フランシーヌは、いまだに笑えないので、自働人形のサーカスを引き連れ、世界中を回り、人間になる方法を探している。

ギイは、鳴海を、しろがねの先生ともいうべき、3人の老婆にあわせようと、古城に行く。

しかし、老婆たちは自動人形に襲われ、一人の老婆は古城の一室で倒れ、残る2人は連れ去られていた。

第7幕 「しろがね」になった者

倒れていた老婆の名はマリー。自働人形にほとんどの血を吸い取られ、ミイラのようになっている。

自働人形の疑似体液は、人間の血を補給しないと機能しないため、自働人形は人間の血を吸う。

マリーも、ギイも、自働人形の破壊者はみな、ゾナハ病だった。ゾナハ病罹患者は、他のゾナハ病患者の位置が分かる。生命の水をもって、患者のもとを訪れる。

生命の水を飲むとゾナハ病が治るが、生命の水の操り人形になり、自働人形を破壊するという宿命を負う。

第8幕 吸血機械群

フランス カルナック。

老婆をさらった自働人形たちが、スクールバスを襲撃し、女教師、生徒をさらって、建物にこもっている。血を吸おうとしている。

建物に突入した警官隊は、自働人形にせんめつされる。

鳴海とギイが、カルナックの現場に到着する。

第9幕 戦う男

襲いかかってきた自働人形達を、鳴海が次々に破壊していく。

鳴海はギイに、もう自働人形とは戦わないという。

しかし、生徒たちが捕まっていると聞き、鳴海は、単身で建物に乗り込む。

鳴海は子供達の悲鳴にがまんがならない。

自働人形のボス フラーヴィオは、犬をひもでつなぐように、子供達に首輪をつけ、それに鎖をつなぎ、引きずっている。

第10幕 風と光

鳴海は、師匠にほめられるほどの拳法の達人。

また、鳴海は、「強くなったから どうだというのか」という迷いも持っている。

強い力を持ちながら、その力の使い道が分からない鳴海の胸には、少し寂しい風が吹くという。

師匠は、その風を止める方法は、各人が見つけるしかないと鳴海にいう。

鳴海にとって、風邪を止める方法は、勝を助けることだった。

しかし、鳴海は勝を助けられなかったと思っている。

鳴海は、今度こそ、子供たちを守ろうと思う。

第11幕 フラーヴィオとの戦い

鳴海は、子供たちを人質にしているフラーヴィオに手が出せず、一方的に殴られる。

老婆の一人タニアはフラーヴィオの動きを止めている間に、もう一人の老婆ルシールが操るマリオネットが子供たちの鎖を断ち切り、フラーヴィオの顔に切りつける。

しかし、ルシールは年老いているので、集中力が続かず、マリオネットは破壊される。

フラーヴィオの前に鳴海が立ちはだかる。

第12幕 悲鳴

鳴海は子供達の悲鳴に心が震える。それは、その悲鳴が鳴海自身のものだったから。

鳴海は子供のころいじめられ、悲鳴を上げていた。自分の悲鳴と子供たちの悲鳴が重ね合わされる。

鳴海は子供のころ、弟ができると聞き、強くなるために拳法を習い始める。

しかし、弟は死産。落胆した鳴海は、拳法をやめようとするが、師匠に、この世のどこかで生まれたまだ見ぬ弟のために強くなれといわれ、拳法を続ける。

鳴海は、自働人形も、しろがねも、命を軽く扱うことに怒り、フラーヴィオに渾身の一撃を繰り出す。

第13幕 血

体液が足りなくなったフラーヴィオは、人間の血を求めて、女教師と生徒たちに襲い掛かる。

女教師は、フラーヴィオに突き刺される。

勝を守れなかったと思っている鳴海は、子供たちを守る決意を固め、フラーヴィオを破壊する。

鳴海は、死んでしまった女教師に、自分の血を飲ませ生き返らせようとする。

ギイは、何も知らない人間を自働人形の破壊者にしてしまうことになるから、やめろと鳴海に言う。ルシールは、鳴海を止めるため銃で撃つ。

止めようとするオリンピアを振り切り、鳴海は女教師に血を飲ませ、生き返らせる。

第14幕 一時閉幕

はじめて人を助けた(と思っている)鳴海は、女教師と子供たちにお礼を言う。

鳴海は、自分の力をようやく証明できたうれしさで、落涙する。

ルシールは鳴海に、自働人形との戦いをやめて、日本に帰ってもいいという。

鳴海は、自働人形との戦いで自分の力を役立てられると気づき、ギイ、ルシールと一緒に戦うことにする。

からくり~歯車
第1幕 しろがねの村

鳴海、ギイ、ルシールは、オリンピアに抱えられ、キュベロンへ飛び立つ。

途中、無人の村を通る。そこは、8年前、自働人形達のサーカス「真夜中のサーカス」がゾナハ病の病原菌をばらまき全滅した。

ルシールは、200年前、ある男に生命の水を与えられた。3人がいる古城の近くには、昔、ルシールの村があった。その村は、世界で最初にゾナハ病で、真夜中のサーカスに滅ぼされた。

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嘉月堂のプロフィール

 

『からくりサーカス』より、ジップパーカーの登場です。

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