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1 働きたいって何

大学の同級生の「あー、働きてーなー」という言葉を、何回も思い出します。
いまだに意味が分かりません。
いや、言葉の意味は分かるんですが、気持ちがわからないんです。
そんなら本人に聞けばいーじゃんって思うと思うんですが、大学卒業以来会う機会がなくて聞きそびれています。
本人も、そんなこと忘れてるだろうし。
私が推測するに、結構苦学生だったので、早く社会に出て収入を得たいということだったのかなと思っています。
別な同級生も、会社訪問とか大変熱心でした。
あまり大学には出てこない人だったんですが、就職には大変熱心で、なんか不思議な気がしたもんです。
きっと、私らの大学は不本意で入学したんだけど、就職では挽回できるみたいな感じだったのではと考えています。
2 千と千尋 「働きたいんです」って、わからないんですよね。

映画「千と千尋」で千尋が湯婆婆に「働きたいんです」っていうんですが、これも気持ちがよくわかりませんでした。
釜爺(蜘蛛爺だっけ)のアドバイスに従って、こういったわけですが、本当に働きたいわけではなく、生き延びるために仕方なくいったのかなと思っています。
なんでも、湯婆婆は、働きたいというものは拒んではいけないという誓いを立ててしまったそうで、それをしっていた釜爺のアドバイスだったのでしょう。
本当は、右も左もわからないところで、小学生が働きたいとは思わなかったのではないかと思います。
3 働きたくないと思っている人は、うまくいかないよね。

私は、ずっと働きたくないと思っているわけです。
公務員試験とか、教員採用試験とか設けてみましたけど、根本が働きたくないわけなので、受かるわけがありません。
勉強もしないし。1週間くらいしか。
仕方なく就職するわけですが、希望なんかなくて、先輩が言っている会社に何となく就職するわけです。
まー、普通に働いてれば何とかなるわいとか思っているんですが、世の中そんなに甘くはない。
朝7時30分から夜中1時ころまで働くわけです。
毎日毎日怒鳴られながら。
今でいえば、ブラックの典型なわけですけど、当時はそんな言葉はありません。
4 自分の専門だったら続いたかも

その職場には10人くらいいたんですが、以外は技術屋さんです。
私だけが事務屋で、経理とかのもろもろの雑用をやります。
技術屋さんも大変ちゃ大変なんだけど、自分の専門知識を使った仕事をするんです。
私は、専門なんか何の関係もありません。
1年で嫌になりました。
だって、仕事に自分の意志が全く関係ないし、これまでの進路とも関係ないし、会社からやれといわれたことをやってるだけだし。

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