就職しないで生きるには 9

1 息をしているだけでも金がかかる

税金 出典:japaclip.com

就職しないで生きるには、自分で食べるものを作っていけばいいかというとそういうわけにもいきません。

まず、税金を払わなければいけません。

所得がなければ所得税はかかりません。

しかし、国民年金、国民健康保険税、家や土地があれば固定資産税がかかります。

持ち家がなければ住まいの賃借料がかかります。

水道光熱費もかかります。

それに、今時ですから、スマホの代金、インターネットの料金も支払わなければなりません。これは、生活インフラといってもいいかもしれませんね。

2 自給自足できるのか。衣食住 無理。

衣食住 出典:photolibrary.jp

人間が生きていくためには、衣食住が必要だというわけで、それぞれ自給できるか考えてみます。

まず衣。昔は自分で服をぬったそうなのでできないこともなさそうですが、生地を作るところからは、さすがに無理でしょう。

ということで、衣の自給自足は無理ですわね。

食。田舎に行けば耕作放棄地がたくさんありますので、ただで農地を借りることは可能ですよね。

野菜は比較的簡単にできそう。

コメはどうかなー。

タンパク質は大豆以外は難しいかなー。

というわけで、職も簡単に挫折。

住は?先述のように、土地と家屋は持っているだけで、固定資産税がかかるので、現金収入がないと難しいでしょうね。。

というわけで、衣食住を自給自足することすらむり。

3 二宮金次郎は、強欲では?お金が必要な社会の仕組みに組み込まれる。

二宮尊徳 出典:photo-ac.com

というわけで、否応なしにお金が必要が社会の仕組みに組み込まれるわけです。

なんだよ。せっかく自給自足で平和に生きてきたのに。

というぼやきは、二宮尊徳に労働の美徳を解かれて、労働に駆り出された農民の声なのかという気もします。

二宮金次郎の伝記には、なまけものの農民が酒を飲み、グーたらしている様子が絵が描かれています。

そこに、正義の味方の二宮金次郎が現れ、農民を労働に駆り立てるわけです。

これって、資本主義社会賛美の観点から見た場合ですよね。

それまでの、農村の仕組みから見たら、米を作って余った時間をのんびり過ごしたっていいじゃん。

むしろ、足るを知って、強欲ではない、ソローの森の生活を地で行くような人たちだったのではないでしょうか。

ソロー 出典:martin310.exblog.jp

見方を変えれば、森の生活をするソローを二宮金次郎が追い立てて、セブンイレブンのバイトをさせるようなイメージでしょうか。

ビクトリア朝の風刺資料 出典:istockphoto.com

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