1 住宅ローン、借金は奴隷生活への入り口

以前にデイビッドカッパーフィールドという本を読んだことがあります。
昔、といっても、近代のイギリスの話です。
その中に、借金が返せなくて牢屋に入れられたという話がありました。
そう。借金を返さないことは、昔のイギリスでは犯罪だったんです。
それと、「債務奴隷」って言葉聞いたことありませんか。
古代ローマの時代には、借金(といっても、今の楊にお金が普及していなかったので、種を借りたとこそういったことだと思います。)を返せないものは、奴隷になったんです。
現代では、借金が返せなければ、自己破産すればいいんで、奴隷になったり、刑務所に入ったりするなんてことはないんですよね。
という考えは甘い。

以下は大西つねき氏の本に出ていた例です。
年収1000万円の人が、住宅ローンを組んだとします。
住宅ローンは年収の5倍といわれているので、5000万円を年利5パーセントで30年借りるとすると、元金均等で3750万円の利息が生じます。
つまり、3.75年分の年収が利息。
3.75年は利息のために働かなければならない。
3.75年分の労働をそっくり持っていかれる。
これって、3.75年奴隷になるってことじゃないですか。

そもそも、30年ローンって、30年は仕事をやめられませんってことですけどね。
2 生活防衛のためには、まず、借金をしてはいけない。

借金をすると、利子の支払いのために、働かなければなりません。
そんな奴隷奉公をしたくなければ、まず、借金はしてはいけないと思います。
普通に生活をしているだけなら、借金はしなくても済むと思いますが、それでは、借金から生まれた、お金の利子を払う人がいなくなってしまいます。
人々をなんといっても、奴隷労働につなぎ留めなければならない。
そのためには、欲望、煩悩を刺激して、収入を上回る支出をさせること。
また、持ち家が当たり前だと洗脳すること。
そんなの、当たり前じゃないよね。
自分で家を持てば、修理とかしなければならないし、固定資産税はかかるし、好き勝手に引っ越しできないし。
住宅ローンは、人々を奴隷労働から逃げられないように仕組まれた巧妙な仕組みだと思います。
現代版の檻。足かせ。


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