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第147話 相応しい投球
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*青字は感想。
青森真田高校と翔西高校の試合は、4対8で翔西の勝ち。
吉見と柿谷の勝負は吉見の勝ち。
吉見の進化に柿谷は追いつくと決意する。
試合を見た瑛太は、彼女と付き合うのをやめ野球に打ち込むことにする。
試合を見た文吾は、監督の家に行き、関東大会でだれもが納得するピッチングをするので、もう一度チャンスをくれと監督に頭を下げる。
いつもまにか文吾のうしろに瑛太も来ている。
瑛太も自分が1番をつけることに納得がいっていない。
監督は、関東大会後に1番を決めることにする。
第148話 高み
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文吾がランニングをしていると、一年生の米村、小谷野、尾野が自主練をしているのが目に入る。
至近距離からボール投げバッティング練習をしている。先輩たちとの差であるパワーとスピードをつけ、静央シニアズの戦力になりたいと話している。
瑛太と間瀬は、間瀬の家でムキムキの体を見せ合いプールに飛び込む。
中学生でこんなムキムキな人いるのか。もうおっさんぽいんだけど。
文吾は、プロも使う2キロのゴムボールで指先のトレーニングをしている。
そこに捕手の袴田が現れ、文吾の球を捕球する練習をす。
使うのは「ウィッフルボール」。穴の開いたプラスチックのボールで、空気抵抗を強く受けるため、子供でも簡単に変化球が投げられる。
第149話 駆け上がる
文吾はウィッフルボールで米村と捕球練習をする。
文吾の球と体感がそっくり。
野田がバッターボックスに入り、袴田が補給練習をする。
袴田は捕球できるようになる。
野田の様子がおかしい。
6月に入り、夏季関東大会が始まる。
第150話 掛け違い
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静央と高野台の試合。
静央は、2年生石上をピッチャーに、1年生キャッチャーの米村をファーストに起用。
来年、再来年を見据えたオーダー。
静央は初回にいきなり3得点。
しかし、初回裏高野台がいきなりホームランで得点する。
第151話 想いの重み
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2回を終了し、4対4。
野田は、真ん中の甘い球に手が出ず、三振。調子が悪いのか、甘すぎる球に驚いたのか。
三回裏 高野台ツーアウト満塁で、4番キャッチャー今崎。
静央はピッチャー石神続投。
今崎のフライを文吾がダイビングキャッチしようとするも失敗。
高野台 走者一掃。3点勝ち越し。
静央はピッチャーを瑛太に交代。
瑛太はピッチングに専念するためリードを袴田にゆだね、掛け違えたボタンを元に戻す。
第152話 止める術(すべ)
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袴田のサインはストレート。
文吾と比較すると瑛太のストレートは見劣りするが、レベルは超中学級。
ストレート3球で三振。
静央4回の攻撃。7得点を挙げ、打線の硬さが取れる。
高野台のピッチャーは静央の打線をおさえる術(すべ)がなく、19対7 6回コールドで静央が勝つ。
同じ日に行われた上本牧対藤見沢の試合は、34対3で上本牧が勝つ。
第153話 対策
今年の上本牧は、スタメン全員が特待を勝ち取っている。その強さは異常。
なかでも、セカンド砂川、センター田無、キャッチャー井草、ピッチャー下川、ショート諸星は、日本代表級で要注意。
上本牧戦の先発は文吾。
上本牧対策は、特になく、いつも通り全力で投げると、文吾は言う。
そして、静央は絶対に勝つ。上本牧は通過点でしかないという。
第154話 見せつけろ!
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文吾は野田に「お前調子悪いんだろ」という。それをマコトが聞いている。
静央と上本牧の試合。高校のスカウト、他のクラブチームなど、観客多数。
試合前の守備練習で、上本牧恒例のデモンストレーション。
ピッチャー井草がライト方向はるか上空に打ち上げたフライを、センター田無がキャッチし、100メートルくらいの距離をノーバンドでストライク返球。
上本牧は打線が売りだが、守備も半端ない。
静央も米村、小谷野、尾野の一年生トリオがデモンストレーションをする。
第155話 宣誓
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静央 一年生トリオのデモンストレーション。
米村の低い弾道でのレフトフェンスを直撃する打球を尾野も小谷野も取れない。
これを見ていた上本牧の選手たちは、3人のレベルの高さを評価している。
いよいよ試合開始。
文吾はトップバッター セカンドの砂川に対し、ストレートでストライクを取る。
第156話 リベンジ
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砂川に対する2球目も直球ど真ん中。
砂川は2年前、文吾の直球に打ち取られた。
文吾の直球がもどってきて、あの時のリベンジができると喜ぶ。
しかし、3球目はブレーキの効いたカーブ。砂川は一瞬ボールが消えたかと思う。3球三振。
文吾は、2番センター田無、3番キャッチャー井草を3球三振に打ち取る。
静央の攻撃。
トップバッター袴田は、上本牧シニアのピッチャー 下川の変化球に3球三振。
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