文体のひみつを読んだ感想│ブログを書く人に読んでほしい一冊

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「文章が上手くなりたい」と思って本を読んでも、なんとなくふわっとした内容で終わってしまう——そんな経験はないでしょうか。わたしもそのひとりでした。なぜなら、「文体」という言葉自体がよくわからなかったからです。

でも、この本を読んで気づきました。文体とは、著者がその文章で奏でる「音楽」だということに。

Contents

『文体のひみつ』とはどんな本か

三宅香帆氏による本書は、「読まれる文章」の秘密を解き明かすライティング・読書論の一冊です。村上春樹、阿川佐和子、ナンシー関など、日本を代表する書き手の文章を実例として分析しながら、なぜその文章は読み続けられてしまうのかを丁寧に言語化しています。

ブログや日記、SNSで文章を書くすべての人に届けたい一冊です。

驚いた3つのポイント

① 文章には「リズムとメロディー」がある

文芸評論家・吉本隆明氏が「村上春樹の文章にはリズムとメロディーがある」と語ったことを、わたしはずっと「それって文体のことじゃないか」と思っていました。でも本書を読んで初めて腑に落ちた。リズムとメロディーはそれぞれ別の概念として文章に宿り、それが組み合わさって「その人だけの声」になる。著者ひとりひとりが異なる音楽を奏でているとはそういうことか、と。

② 村上春樹・阿川佐和子・ナンシー関が「教科書」として登場

本書には多くの実例が収録されています。わたしが特に引き込まれたのは、村上春樹・阿川佐和子・ナンシー関の文章でした。それぞれがまったく異なるリズムで書いており、「なぜこの文章は読み続けさせるのか」が分析されています。なんとなく感じていた読みやすさの理由が、言語化されていく感覚は新鮮でした。

③ 「読まれる文章」には法則がある

感覚的なものだと思っていた「面白い文章」には、実は構造があります。なぜなら、読み続けさせる文章は偶然の産物ではなく、意図された設計の結果だからです。ブログやSNSで文章を書く人にとって、明日から意識できる視点を与えてくれる一冊です。

印象に残った点

吉本隆明の「リズムとメロディー」発言を、わたしはずっと誤解していました。この本を読んで「あの言葉はこういう意味だったのか」と気づいた瞬間、少し恥ずかしくなりながらも、文章への見方が一変しました。なぜなら、文章は単なる情報伝達ではなく、読者の「感覚」に届くものだとわかったからです。

文章術の本を何冊か読んできましたが、「法則」として示してくれるだけでなく、実際の著者の文章を通じて体感させてくれるこの一冊は、ひときわ記憶に残りました。

こんな方におすすめ

  • ブログやSNSで文章を書いている方
  • 「読まれる文章」と「読まれない文章」の違いを知りたい方
  • 好きな作家の文体を分析してみたい方
  • 文章術の本を読んでも「ふわっとしている」と感じてきた方

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