杉原千畝の奇跡の裏に、ソ連の「極秘決定」があった——『杉原千畝とスターリン』
1940年夏、リトアニアの日本領事館前に数千人のユダヤ人が押し寄せた。ナチス・ドイツの占領から逃れるため、日本経由でアメリカやパレスチナへ脱出しようとした難民たちだ。領事代理・杉原千畝は本国の訓令に反してビザを発給し続け…
歴史・戦争
1940年夏、リトアニアの日本領事館前に数千人のユダヤ人が押し寄せた。ナチス・ドイツの占領から逃れるため、日本経由でアメリカやパレスチナへ脱出しようとした難民たちだ。領事代理・杉原千畝は本国の訓令に反してビザを発給し続け…
読書感想
「ニクソン訪中を成功させた男」として知られるヘンリー・キッシンジャーは、2023年の死去時に100歳だった。その圧倒的な外交キャリアの中でも、対中外交は最も評価が分かれるテーマだ。本書『キッシンジャー回想録 中国』は、彼…
政治・社会
「日本会議」という名前を聞いたことがあるだろうか。安倍政権以降、改憲・教育基本法改正・靖国参拝支持など、日本の保守政治の核心に深く関わってきた最大の保守系市民団体だ。菅野完『日本会議の研究』は、その実態と歴史的経緯を一次…
歴史・戦争
1931年の満洲事変から満洲国建国まで、関東軍の「暴走」はいかにして国家の意思へと変貌したのか。加藤聖文『満洲暴走 隠された構造』は、その問いに膨大な一次資料で迫る意欲作だ。軍部の独走を許した背景には、単なる暴力装置とし…
歴史・戦争
「昭和天皇は戦争を望まなかった」——この通説に山田朗は正面から挑んだ。『増補 昭和天皇の戦争』(岩波現代文庫)は、2015年に公開された「昭和天皇実録」を精緻に読み解き、天皇が実際に大元帥として軍を指導した実像を明らかに…
読書感想
この人の本だから読んだ。苫米地英人という著者を信頼しているから。 なぜなら彼はいつも「日本人が知らされていない視点」を躊躇なく語る知識人だからです。あなたは「戦争」について、学校で教わった以上のことを知っていますか? 戦…
読書感想
問いが刺さった。「なぜ日本では市民革命が起きなかったのか」という問いが。 なぜなら安丸良夫はその答えを民衆の思想と生活の中に探し続けた学者でありその視点はいまの日本社会を見る目を根本から変えてくれたからです。あなたは日本…
政治・社会
難解だった。正直に言う。一度読んだだけでは半分も理解できなかった。 なぜならシャンタル・ムフは「根源的民主主義」という概念で右派ポピュリズムへの対抗戦略を論じていてその射程が想像以上に深かったからです。あなたは今の政治に…
読書感想
ようやくわかった。教科書に太字で出てきた「満州事変」が何だったのか、この本を読んで初めて血肉として理解できた。 なぜなら「人口が増えたから植民地が必要」という論理がいかに無茶苦茶だったか、そして国際連盟も不戦条約も機能し…
読書感想
不思議だった。なぜ橋の上での小さな衝突が何百万人もの命を奪う戦争になったのか。 なぜなら誰も望んでいなかったのに誰も止められなかったという事実がこの本を読んでようやく腑に落ちたからです。あなたは組織が暴走するメカニズムを…