PLUTO 第4巻 ネタバレ

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Act24.博士の休日の巻

休日、お茶の水博士は、故障して捨てられたロボット犬を拾う。

家に持ち帰って修理するが、夜中の3時までかかっても修理できなかった。

ロボット犬は立ち上がろうとする。お茶の水博士と遊ぼうとしている。

ロボット犬の健気さに、博士は涙を流す。

翌朝、ロボット犬の持ち主だというロボットが訪ねてくる。

持ち主ロボットは、博士にアトムを呼べという。

アトムと戦わせたい相手がいるという。

その場所は、日本で唯一竜巻が起こっている、お茶の水博士の孫 隆史の家のあたり。

Act.25 竜巻日和の巻

持ち主のロボットは自分の名前を「ゴジ」だという。

ゴジとはペルシア王国のロボット兵団を作ったといわれる天才科学者。

ゴジと名乗るロボットは、殺傷能力が高い竜巻を起こすロボットくらいは作れるという。

お茶の水博士は、ロボットは人を殺さないという。

お茶の水博士は、ペルシア戦争のきっかけを作ったボラー調査団のメンバーを殺害しているのは復讐のためかと聞く。

ゴジと名乗るロボットは、お茶の水博士自信がロボットが復讐すると認めたといって、笑う。

お茶の水博士の身に危険が迫っている通報が入り、アトムや警察がやってくる。

ゴジと名乗る男は逃げ出す。

ゴキブリロボットがゴジと名乗る男の電子頭脳を持って行ってしまう。

一方、隆史のロボット犬ボビーの警報を受信したウランが隆史の家に飛び立つ。

Act.26 対決の巻

隆史の家を竜巻が襲う。

隆史は倒れた母親を連れて地下のシェルタ避難する。

ウランとボビーは竜巻の中に黒い影のようなものを見る。

ウランはアトムにきてはダメだと送信する。

アトムは竜巻と対決する。

竜巻が去った後、ウランはアトムの遺体を発見する。

Act.27 違った夢の巻

ゲジヒトは、悪夢を見て夜中に目を覚ます。夢は削除ボックスにキープしている。

ホフマン博士に相談するが、削除ボックスにキープしたまま、開けずに気にしない方がいいという。

ホフマン博士は、ユーロポールドイツ支局長が、ゲジヒトのメモリーに何かしたのではないかと疑っている。

一方、アドルフは小型クラスター砲をもって、ゲジヒトをつけ狙う。

KR団の団長は、勝手な行動をするアドルフを処理するよう指令を出す。

アドルフの車が爆破される。

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空港から休暇で日本に出発しようとしていたゲジヒトはアトムが殺されたことをニュースで知る。

ゲジヒトは、削除ボックスの夢を開いてみる。

それは、アトムからの通信だった。通信の中でアトムは、PLUTOとゲジヒトは同じ、自分を殺したのはゲジヒト? と語っている。

ゲジヒトの脳裏に「一体500ゼウスでいいよ」と言いながら手を差し出す老人の画像が浮かぶ。

ゲジヒトは気を失ってしまう。

Act.28 緊急コールの巻

ゲジヒトは、ホフマン博士のメンテナンス室に運ばれる。

トビオの映像、ペルシア戦争で子供を殺された親の映像などが脳裏に浮かぶ。

悪夢から覚めたゲジヒトは、署からの緊急コールがあったので、出動する。

ユーロポールドイツ支局では、車を爆破されたアドルフが、身に覚えがないかと尋問されている。

爆破された車から小型クラスター砲の残骸が発見されたので、ユーロポールは疑いを強めている。

オフィスで、アドルフは留守番電話を再生する。命を狙われているとの警告や、KR団長か連絡を依頼する電話だった。

アドルフはオフィスにも爆弾が仕掛けられているのではないかとパニックになる。

そこに、アドルフの護衛を命じられたゲジヒトがやってくる。

Act.29 つぶやく影の巻

オフィスの一室で控えているゲジヒトに、アドルフは、帰ってくれという。

アドルフは、ゲジヒトに、車を爆破されるようなやばい仕事をしているに違いないと、疑っているんだろうという。

さっさと自分を調査して帰ってくれという。

ゲジヒトは、アドルフのオフィスを調査することにする。

オフィスに、ボラー調査団のメンバーでエプシロンを作った、ロナルド・ニュートン=ハワード博士が殺害されたとのニュースが流れる。

アドルフはボラー調査団関係のデータをゲジヒトに見せる。

それは、カラ・チバ刑務所の映像。その映像には、元ペルシア国王 ダリウス14世が殺害された人々の名前をぶつ焼いている姿が映っていた。

ダリウス14世は、ホフマン博士の名前もつぶやいていた。

何者かがホフマン博士を訪ねてきた。

Act.30 キンバリーの三博士の巻

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ホフマン博士を訪ねてきたのはエプシロン。

博士を抱きかかえたままビルから飛び出す。その瞬間、博士の部屋が爆破される。

エプシロンは、博士を電波浮遊等に避難させる。

一方、アドルフは人をアッという間に溶かす誘導光熱弾で狙われる。

おびえたアドルフは、何もかも話すから保護してくれとゲジヒトに頼む。

アドルフは自分がKR団に属していること、KR団から裏切り者として狙われていることを話す。

ゲジヒトは、アドルフの身柄ををセーフハウスに移す。

ホフマン博士は、エプシロンによって、ギリシアのヘラクレスのところで保護されている。

エプシロンは、ホフマン博士に7年前にキンバリーで行われた3人の博士による秘密会議のことをたずねる。

3人の博士とは、ゼロニウムのホフマン博士、光子エネルギーのロナルド・ニュートン=ハワード博士、アトムを作った、電子頭脳の天馬博士。

3人は地球全体を救うロボットを作ろうということで集まったが、天馬博士は自分の研究内容は明かさなかった。

帰り際に、天馬博士はこれ以上ロボットを人間に近づけると、恐ろしいことが起こるといい残して、去っていった。

Act.31 地上最大のロボットの巻

お茶の水博士は、天馬博士から科学省長官を引き継ぐときに、電子頭脳は深い悲しみや挫折によって育つもの、アトムは失敗作であることを、聞いていた。

天馬博士は間違う頭脳こそが完璧で、その頭脳を備えたロボットこそが地上最大のロボットだという。

ホフマン博士は、キンバリー会議の後、天馬博士が闇社会に消えたこと、彼が望むロボットを作り上げたと思われることをエプシロンとヘラクレスに話す。

一方、ゲジヒトに、カラ・テバ刑務所の画像結果の解析報告が送信される。

画像は、ダリウス14世のもので、ボラー調査団のメンバーの名前を繰り返している。

ボラー調査団の調査後にペルシア戦争に突入したので、恨みを持っているかもしれない。

ボラー調査団は、テンマ型と呼ばれる高度な電子頭脳を作るための特殊なチップを発見していた。

さらに報告者は、アドルフは、KR団だけに狙われているのではなく、ダリウス14世の画像データを所有していたことも原因かもしれないといわれる。

アドルフは偶然立ち寄った公衆トイレの清掃ロボットに、ゲジヒトを破壊せよといわれる。

混乱したアドルフは清掃ロボットを破する。

清掃ロボットを破壊するアドルフをゲジヒトはとめる。破壊をやめないアドルフをゲジヒトは憎悪の表情を浮かべ、力づくで止める。

アドルフは、ゲジヒトにそうやって自分の兄も殺害したのかという。

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