PSYREN―サイレン―4巻ネタバレ|暴王の月の名とW.I.S.Eの宣戦の儀

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『PSYREN―サイレン―』は、岩代俊明が週刊少年ジャンプで連載した全16巻完結の作品です。この記事では、4巻”暴王の月”のネタバレあらすじをまとめます。収録はCALL.26からCALL.35までの全10話(CALLは〈コール〉と読みます)で、巻の副題と同じ”暴王の月”はCALL.28の話タイトルにも使われ、作中ではアゲハの力の名として登場します。前半はエルモア・ウッドでの修行、後半はサイレン世界のシェルターで世界崩壊の記録に触れる巻です。

Contents

PSYREN4巻の見どころ3つ

CALL.32、ネメシスQが現れて三度目の召集がかかり、アゲハ・朝河・雨宮は崩壊した都市に降り立って望月朧と合流します。CALL.33では瓦礫に残る新しい足跡を追い、廃墟となった家の前で霧崎カブトを問い詰めます。CALL.34で扉が開くと中は荒らされ、新聞には2009年10月29日の隕石落下の見出しがありました。2010年以降の新聞は見当たらず、霧崎塔二の遺体とW.I.S.Eのビラが見つかります。

CALL.28、八雲祭はアゲハの黒い球体の名を〝暴王の月〟だと告げ、雨宮はその力を改造すると言います。CALL.30、エルモア・ウッドでマリーがテレキネシスをプログラムのように組み上げていると聞き、アゲハは弟子入りを願い出ます。CALL.31ではシャオにバーストストリームを教わり、頭の痛みが全然違うと実感します。CALL.34、廃墟の外に現れた蟲へ「実験第一号になってくれる?」と告げ、力を発動します。

CALL.29、天樹院エルモアは地球が崩壊する光景を見た予知能力者だと明かします。CALL.30で、灰になった夫コベルの記憶が予知夢の世界と同じだったと語られます。CALL.34、シェルターのビラにはW.I.S.Eが世界再生計画の発動を宣言したとあります。CALL.35、霧崎塔二が撮影した『宣戦の儀』の映像に、仮面のW.I.S.Eが街区の地面ごと持ち上げる姿と、その上に立つシャオやマリー、カイルたちが映ります。

4巻の名セリフ2選

CALL.28「暴王の月」で、八雲祭がアゲハに黒い球体の名を告げます。「〝暴王の月〟」「それがお前の力の名だ」。巻の副題であり話タイトルでもある”暴王の月”が、この二つのフキダシでアゲハの力の名として結びつきます。

CALL.35「滅亡の芽」で、霧崎カブトはシェルターの別室に残された霧崎塔二の手記を目にします。手書きの走り書きは「おふくろ たすけにいけなくてすまない」「カブト もし生きているのなら」「あきらめるな」。生きているかもわからない相手へ向けて書き残された言葉を、カブトは「オジキ…」とつぶやいて読みます。

4巻の収録話一覧

・CALL.26「前へ」
・CALL.27「ライズ」
・CALL.28「暴王の月〈メルゼズ・ドア〉」
・CALL.29「エルモア・ウッドの子供達」
・CALL.30「魅惑なる児戯」
・CALL.31「合宿」
・CALL.32「三度目の旅立ち」
・CALL.33「宝箱〈シェルター〉」
・CALL.34「遺産〈ニュース〉」
・CALL.35「滅亡の芽」

4巻で名前がわかるキャラクター

・イアン:八雲祭の昔からの知り合い。CURE使いで、朝河飛龍を治したのは自分だと告げる
・雹堂影虎〈ひょうどうかげとら〉:八雲祭を「姐さん」と呼ぶライズの使い手。一行の訓練相手になる
・ドルキ:サイレン塔にいる人物。仮面の者から報告を受け、自ら動き出す
・天樹院カイル〈てんじゅいん〉:エルモア・ウッドの斬り込み隊長を名乗る少年。空中を歩く
・天樹院フレデリカ〈てんじゅいん〉:エルモア・ウッドの子供の一人。感情が高ぶるとPSIを抑えられなくなる
・マリー:エルモア・ウッドの子供の一人。多重のテレキネシスの使い手
・シャオ:エルモア・ウッドの若い男。バーストストリームを編みだした3人の一人
・霧崎塔二〈きりさきとうじ〉:霧崎カブトが「オジキ」と呼ぶ元戦場カメラマン。自宅の地下に核シェルターを造った

このほか、八雲祭の説明の中に18世紀イギリスの超心理学者プライスの名が出ます。PSI研究録を書き残した人物として語られるだけで、本編には登場しません。

アニメではどこまで?

TVアニメ放送開始後に、この巻がアニメのどこまでにあたるかをここに追記します。

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前後の巻・総まとめ

前巻:PSYREN3巻のネタバレ記事

まとめ

4巻は、前半のエルモア・ウッドと後半のシェルターで、場も問いも入れ替わる巻でした。アゲハの黒い球体には〝暴王の月〟という名がつき、W.I.S.Eが2009年に世界再生計画を宣言していたことと、『宣戦の儀』でPSIによる破壊を始めたことが映像で確かめられます。一方で、サイレン世界が何年後の未来なのかも、タツオに警備を命じた者が何者なのかも伏せられたまま。映像の最後に映ったエルモア・ウッドの子供達がなぜその場にいたのか、そして一人でサイレン世界に残ったタツオがどうなったのかは、続く5巻へ持ち越されます。