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「自分は数学が苦手だから」と、学ぶことを諦めたことはありませんか?
なぜなら、その「苦手意識」は才能の問題ではなく、脳の使い方を知らないだけかもしれないからです。
あなたは今、科学的に証明された学習法で、どんな分野でも成果を出せる頭の使い方を身につけたいと思いませんか?
本書『直感力を高める 数学脳のつくりかた』は、かつて数学を大の苦手としていた工学教授・バーバラ・オークリーが、脳科学と認知心理学の知見をもとに開発した誰でも実践できる学習メソッドを解説した一冊です。
Contents
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本書の概要
著者のバーバラ・オークリーは、子どもの頃から数学が苦手で、高校の数学のクラスを落第して卒業しました。しかし30代になって独学で数学を学び直し、工学の教授になった異色の経歴を持ちます。
本書では、その経験をもとに「集中モード」と「拡散モード」という脳の2つの学習モードを軸に、記憶の定着・先延ばしの克服・テスト戦略まで、科学的根拠に基づいた実践的な学習法を体系的に解説しています。
Courseraで400万人以上が受講した世界的人気講座「Learning How to Learn」の内容を書籍化したもので、日本でも実用書として高い評価を受けています。
「集中モード」と「拡散モード」——脳の2つのギアを使いこなす
本書の核心は、脳には「集中モード」(意識的に考える状態)と「拡散モード」(リラックスして思考が広がる状態)の2つの学習モードがあるという発見です。
多くの人は「集中して長時間勉強する」ことが正しいと信じています。しかし実際には、長時間の集中学習は逆効果になりやすく、拡散モード(散歩・睡眠・休憩中)に脳が無意識に問題を整理・統合していることがわかっています。
読んでいて思わず「それだ!」と膝を打ちました。難しい問題で行き詰まったとき、少し離れて戻ってきたら突然解けた、という経験は誰にでもあるはず。それは偶然ではなく、拡散モードが機能していた証拠だったのです。
チャンキングで「わかる」から「できる」へ
本書が提唱するもう一つの重要概念が「チャンキング(chunking)」です。複雑な知識や手順を、脳が扱いやすい「まとまり(チャンク)」として記憶に定着させる手法です。
単に情報を暗記するのではなく、①集中して理解する → ②練習問題で定着させる → ③ランダムな文脈で応用するというサイクルを繰り返すことで、知識が「使える形」で脳に刻まれていきます。
特に印象的だったのは「理解したつもり」の罠についての指摘です。参考書の解説を読んで「わかった」と感じる状態は、実は「知識の錯覚」に過ぎないことが多い。本当の理解は、自力で再現できてはじめて成立する——この言葉は、自分の学習習慣を根本から見直すきっかけになりました。
先延ばしを科学的に克服する——「ポモドーロ」と習慣の力
学習の最大の敵は「先延ばし」です。本書では、先延ばしを意志力の問題ではなく脳の痛み回避反応(不快感から逃げる本能)として科学的に説明しています。
その対策として紹介されているのが「ポモドーロ・テクニック」——25分集中・5分休憩のサイクルを繰り返す手法です。「成果」ではなく「プロセス(時間)」に集中することで、脳の不快感を最小化しながら学習を継続できるとのこと。
また、習慣のキューとなる環境設定(スマホを別の部屋に置く、決まった場所で勉強するなど)の重要性も強調されており、意志力に頼らずシステムで学習を続ける仕組みの作り方が具体的に解説されています。これは学習だけでなく、あらゆる習慣形成に応用できる普遍的な知恵です。
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まとめ——「学び方を学ぶ」ことが最高の投資
『直感力を高める 数学脳のつくりかた』は、数学の本ではありません。「どんな分野でも効果的に学べる脳の使い方」を教えてくれる本です。
集中と拡散の切り替え、チャンキングによる深い理解、ポモドーロによる先延ばし克服——どれも明日から実践できる具体的な手法ばかりです。
「もっと早く知りたかった」と思える内容が詰まっています。学生から社会人まで、何かを学ぼうとしているすべての人に強くお勧めしたい一冊です。



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