火ノ丸相撲 第3巻 ネタバレ

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

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第17番 お客さんじゃねぇ

新入部員の名は三橋螢。

体がかたいし、四股も20回くらいが限界。

小さいころからフルートを習っていた。

部長の小関は三橋にわざと負けてやる。

火ノ丸が三橋と稽古をしようとするのを小関が止める。火ノ丸が理由を聞くと、あまり厳しくして相撲を嫌いにならないようにするためだという。

小関は三橋は相撲に向いていないと思っている。

しかし、火ノ丸は向き不向きでいえば、身長がない自分の方がよっぽと向いていないという。

火ノ丸は、三橋は望んできたんだから心配していないし、手を抜くのは失礼だと思うという。

小関は帰り道、公園で四股を踏んでいる三橋に出会う。

翌日、三橋は火ノ丸のぶちかましを受ける。

第18番 関東新人大会開幕

関東新人大会が始まる。

火ノ丸は沙田に勝った相手として注目されている。

試合が始まり、國崎、五條は順調に勝つ。大太刀高校への注目が集まる。しかし、三橋があっけなく敗れる。

小関は三橋に他の選手の試合を見るのも勉強になると励ます。

鬼丸は、中学時代一度も勝てなかった下山と対戦する。

第19番 鬼丸殺し

中学時代、下山に3度目の敗北を喫してから、火ノ丸は姿を消した。

下山は体格で優っていながら、真っ向勝負をせず、立ち合いで変化する。

火ノ丸が下山の変化に対応すると、下山は今度は反則をとられかねない、肘うちを火ノ丸の首にたたきつける。

技の名前は「素首おとし」。

今の火ノ丸には、そんな技は通用せず、下村は投げ飛ばされる。

中学の時は下村に真っ向から勝負して勝てるほど強くなかったが、今の火ノ丸は真っ向勝負で下村に勝てるほど強くなった。

火ノ丸に栄華大附属高校相撲部の狩谷が声をかける。

狩谷は火ノ丸と同じく背が小さい。

火ノ丸は栄華大附属高校相撲部の久世草介は出るのかと尋ねる。

狩谷は火ノ丸に、火ノ丸は自分に負けるから、草介と試合はできないという。

第20番 2人の小兵と2つの答え

狩谷の試合。

体格差は、火ノ丸と下村以上ありそう。

狩谷は中学相撲の軽量級王者だった。

火ノ丸と同様、小兵でありながら、火ノ丸と違う小兵の取り組み方を考えた。

それは、身軽さを生かして相手の懐に潜り込み、下から押し上げ、相手の体重を奪うといいうもの。

試合は、内掛けで、狩谷の勝ち。

次は、火ノ丸と狩谷との戦い。

火ノ丸は小兵と拒む戦い方、狩谷は小兵であることを生かす戦い方。対照的な二人の戦いが始まる。

第21番 2つの強さ

立ち合い、低い姿勢から潜り込んでくる狩谷を、火ノ丸が強引に突き起こす。

狩谷は突き起こしをかわして、火ノ丸の横につき、切り返しを仕掛ける。

狩谷のスピードが速くて、火ノ丸はまわしをとれない。

土俵際で火ノ丸が狩谷をとらえ、抱え上げた。

第22番 血が騒ぐ

火ノ丸に抱え上げられた狩谷は、外掛けを仕掛ける。

火ノ丸の体制が一瞬崩れるかけたが、二枚腰で持ちこたえる。

火ノ丸は、下手櫓 鬼楼で、狩谷に土をつける。

控室でものに当たる狩谷を草介がなだめる。

草介は試合に出てみたくなった。

そういうのを血が騒ぐっていうんだよと狩谷は言う。

小学4年の時、狩谷は草介と試合をしけがをした。そのごたごたの中で、草介は殻にこもってしまった。

火ノ丸は、草介に火をつけた。

次は、草介と國崎の試合。

第23番 横綱の息子

草介は、父であり横綱である大和国から試合に出ることを禁じられている。

それは、小4の時に狩谷に大けがをさせたことでわかるように、別格の強さで、他の少年たちをつぶしてしまうから。

その草介が、火ノ丸と相撲を取りたくて、父親の意向に逆らい試合に参加した。

國崎は、土俵際ぎりぎりまで下がり仕切る。

國崎は長い助走で草介にぶつかり、すかさず横に回り込んだ。

しかし、草介は國崎の素早い動きに完全に追いついている。

國崎は、国体の決勝以来のやばさを感じ取っている。

第24番 降臨

國崎は草介と組みあわず、次の手を考えながら下がっている。

國崎は、草介が左下手を取ろうとした手を抱ええこみ、巻き投げをかけようとするが、草介に頭を押さえられ止められてしまう。

國崎はすかさず草介の後ろに回り込む。しかし、草介は左腕一本で國崎をはじき返す。

國崎は火ノ丸用にとっておいた秘策 首投げをかける。

しかし、草介は左四つに組み、淡々と國崎を土俵から押し出す。

第25番 憧れの大横綱

草介は次の試合を電車道で決める。電車道とは、立ち合いから一直線に寄り切ること。

だれもが、大横綱 大和国の姿を重ねてみている。

会場の雰囲気は、横綱に聖の優勝を見ようという感じになっている。

会場の選手たちは、みな、大横綱 大和国にあこがれて相撲を始めた。

五條は次の試合で、草介と対戦する。

雰囲気にのまれている五條に國崎が声をかける。

國崎は大和国を知らないから、大和国の名にビビっていない。いまこの会場で、草介と勝負できるのは、五條くらいのものだ。 と、國崎が五條を励ます。

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

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