火ノ丸相撲 第5巻 ネタバレ

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

Contents

第35番 言いたい事

桐仁は、中学生に大太刀高校相撲部に勝たせるという。

最初は五條。

五條の突き押しのときに、中学生に桐仁は「そこだ」という。

桐仁の声を聴いて、中学生は五條の手を引いた。五條は前のめりに倒れる。

桐仁は、五條の突きは手うちになって足がついてこないから、引けば簡単に落ちるという。

次は、國崎。中学生のけたぐりであっさりと土俵に沈む。

桐仁は、踏み込む際に足が浮くから、すり足を身につけないとだめだという。

次は、小関。足取りで倒される。

桐仁は、小関は足腰は強いが、上半身が弱い。そのため、簡単に懐を許してしまう。

いよいよ、桐仁と火ノ丸の対戦。

第36番 伸びしろ

桐仁は超低い姿勢からの平蜘蛛しきり。

火ノ丸は力で押しかえす。

桐仁は、火ノ丸が心技体の、心体を極限まで鍛えたと思う。のころは技。桐仁は、火ノ丸の伸びしろは、技にあると考えている。

火ノ丸のは、下手投げと下手ひねりの合わせ技をかける。

すると、桐仁も同じ合わせ技をかける。

第37番 お前だけの横綱相撲

桐仁は、投げとひねりにもう一つ足技を加えた技をかける。

桐仁は、火ノ丸に三転同時攻撃の提案をする。

火ノ丸は、3つの合わせ技は、相当不利な体勢になるので、大博打だという。

火ノ丸は、横綱になるためにその賭けにのったという。

解説を終わった桐仁は、別室で苦しそうに酸素を吸引している。

第38番 数合わせ

桐仁は肺に疾患があり、20秒しか戦えない。

桐仁は疾患がなければ、火ノ丸に勝って小学生横砂になっていたと思われるほど強かった。

桐仁は、自分の運命を呪い、一度は相撲をやめた。

しかし、小さい体に腐らず、自分の運命に抗い続ける火ノ丸を見て、自分なりの方法を考えた。それが、監督。

三橋に、桐仁は出てくれさえすればいい。あとは、4人で何とかするとい。

三橋は、何度も何度も稽古をする。他のみんなが、しつこいと思うほど。

桐仁は、三橋をちょっと煽ってみた。煽ってみて正解だったと思う。

第39番 付いて行けば

相撲部員たちは、朝早くわかめ漁の船に乗る。

わかめ漁が終わった後、船の上で四股をふむ。

船の上は不安定なので、バランスをとるのに必要な筋肉がまんべんなく鍛えられる。

桐仁は相撲部のそれぞれに違った練習メニューをあたえる。

國崎は、金魚鉢の急な動きについていく練習。

三橋は腹筋。

五條は吊り下げられたピンポン玉をつく練習。

みんな変わった練習メニューだが桐仁についていく。

五條は、昔、通っていた空手道場に入門を頼みに行く。

第40番 覆水盆に返らず

空手道場の先生は、チンピラに教えることはないと断る。

相撲部に入って改心した~みたいな話をするが、先生はそういうヤンキーの更生話が一番嫌いだという。

ヤンキーはさんざん人に迷惑をかけて置いて、少し人並みのことをすれば褒められる。

一番偉いのは、ずっとまじめにやっていたやつなんだと先生は言う。

翌日も、五條は頼みに行く。土下座をして頼む。

先生は、自分にも才能のある五條を正しく導いてやれなかった負い目がある。

先生は、入門を承諾してくれた。

國崎は世話になったことがある大学のレスリング部に、小関と三橋は西上、高校に練習に行く。

火ノ丸は、猛げいこで有名な柴木山部屋に入門することになる。

第41番 柴木山部屋

柴木山親方は元関脇薫山。一見するとやくざのよう。

部屋のみんなは、超高校級の選手が体験入門に来ると聞いて盛り上がっている。

やってきた火ノ丸を見て、親方はがっくりと肩を落とす。

稽古は、番付が下の者から。最初は、寺原。

寺原と向き合う火ノ丸を見て、親方は寺原に本気でやった方がいいとアドバイスする。

火ノ丸は寺原を一気に土俵に押し出す。電車道。

第42番 侮り

柴木山部屋の多くの弟子たちは、その稽古の厳しさに値を上げて去っていった。

親方も火ノ丸もそういった弟子たちと音字だと思っていた。

親方は、火ノ丸を侮った非礼を詫びねばならないと思う。

三段目クラスまでは、火ノ丸に歯が立たない。

稽古場を、こっそりのぞいている力士がいる。

親方はその力士に声をかけ、入ってこさせる。

力士は、幕内西前頭九枚目 冴ノ山紀洋。

日の丸は冴ノ山に稽古を申し込む。立ち合い、片手で土俵にひっくり返される。

第43番 炎と水

火ノ丸は、つづけて冴ノ山と稽古をする。

火ノ丸は、土俵にいいように転がされる。

冴ノ山はこれ以上稽古しても自分に得る者はないからやめようという。

冴ノ山は横綱を目指しているから火ノ丸にかまている時間がないという。

火ノ丸は自分も横綱を目指しているから、それなりでは終われないという。

冴ノ山は、火ノ丸の夢を断ち切ってやろうと稽古を受ける。

火ノ丸は、平蜘蛛でしきり、冴ノ山の張り手に耐え、まわしをとり下手から技をかけようとするが、土俵に這いつくばる。

しかし、冴ノ山も土俵に膝をつく。

冴ノ山は続きがやりたければ、また明日こいという。

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

火ノ丸相撲 第6巻へ

嘉月堂のプロフィール

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA