火ノ丸相撲 第19巻 ネタバレ

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

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第161番 序章

7月の名古屋場所直前。

柴木山部屋の名古屋合宿。

火ノ丸が高校生のころからすでにいた寺原は、東三段目34枚目。

千葉県大会で対戦した大河内は、西序二段50枚目。

鳥取白楼高校のバトムンフ・バトバヤルは、東幕下9枚目。四股名は、白狼昇。

大太刀高校相撲部のマネージャーだった堀千鶴子は大学2年生。柴木山部屋に写真を撮りに来ている。

大太刀高校に出げいこに来ていた星は中学を卒業して入門し、西序の口14枚目。

火ノ丸は、西前頭13枚目。四股名は、鬼丸国綱。

第162番 力士の意地

鬼丸は岩流と因縁の対決。

岩流は31歳で、西前頭13枚目。

鬼丸が4年前、高校生の時に、駿海のもとで稽古をした。

駿海に恵まれた体に胡坐をかいていると叱られた岩流は、4年たって鬼丸に追いつかれ焦っている。

勝負は鬼丸が一気に押し出した。

第163番 桐仁の3年

桐仁も角界に入り、東十両2枚目。四股名は、鬼切安綱。

高校時代、桐仁は活躍できなかった。肺の欠陥で、20秒しか相撲が取れなかったから。

桐仁は相撲の裏方に回ろうかとも思っていたが、腕を負傷した鬼丸を見て、自分も鬼丸の後を追うと決め、高校卒業前に長門部屋に入門した。

鬼切は、一日一晩しか相撲を取らせてもらえなかった。

長門親方は、鬼切の強みは技の切れと心だから、それを磨くようにと教えてくれた。

鬼切は、天王寺改め童子切安綱をも稽古で倒すようになった。

鬼丸と鬼切の対戦が始まる。

第164番 鬼丸と鬼切

鬼丸と鬼切の対戦。

鬼切は20秒しか相撲が取れないので、鬼丸は持久戦狙いで行くのか

真っ向勝負を信条とする鬼丸にとって、持久戦狙いはあり得ない。むしろ、20秒以内に仕留められなければ鬼丸の負け。

立ち合いは両者低い体勢の平蜘蛛。

鬼丸の逆とったりに対し、鬼丸は横薙ぎの張り手、突っ張りで鬼切を圧倒すr。

第165番 鬼丸と鬼切

鬼丸は高回転の突きと薙ぎで、鬼切を一気に土俵際に追いつめる。

鬼切は鬼丸の右腕を抱え投げようとする。

鬼丸は右腕を抱えられたまま左手で下手を取り鬼切を土俵下に投げる。

試合を見ていた童子切は、鬼丸の右腕が回復しているかどうかは、まだ微妙なところだという。

第166番 集結!!

名古屋場所千秋楽。

鬼丸は14日目までで11勝3敗。悪くないが、問題は3敗の内容。

鬼丸が負けたのは、大和国部屋の期待の星 大和号、日本人と欧州人のハーフ 技巧派の蜻蛉切、長身技巧派の御手杵。

彼ら三人は、中学卒業と同時に入門したたたき上げ。

国宝に比肩する実力の持ち主で 宝槍 「天下 三名槍」と呼ばれている。

鬼丸の押し相撲は彼らには通用しないのかもしれない。

しかし、鬼丸の復帰で、大関童子切を先頭に高校相撲界に旋風を起こした、国宝たちが勢ぞろいした。

大関草薙は、横綱刃皇と対戦する。

第167番 刃皇

刃皇は、草薙の父 横綱大和国に土をつけ、引退を決意させた。

草薙は10度 刃皇に挑み、一度も勝てていない。

草薙の方がパワーもスピードも上。

しかし、刃皇が草薙を寄り倒す。

優勝インタビューで、刃皇は次の場所で優勝したら、引退することを宣言する。

第168番 暴走!!

優勝インタビューで刃皇は「お前らは俺がいなくなった土俵で歴代2位争いでもしていればいい」と泣きながら言う。

そして、自分がいくら優勝記録を伸ばしても、周りが弱かったから、大和国の記録とは違うといわれるんだと悔し涙を流しながら言う。

刃皇の支度部屋の前には、童子切をはじめとしてモノ申したい力士たちが待っていた。

童子切は刃皇に、次の場所で優勝を阻止すれば引退を撤回しれくれるかと念を押す。

自分たちは刃皇を超えて横綱になりたいんだと、草薙は言う。

刃皇は去り際、すごい殺気をみなぎらせている鬼丸に気付く。

そして、刃皇は来場所は期待できるかもしれねぇなーという。

第169番 十両昇進!

柴木山部屋の薫丸が十両に昇進した。

幕下から重量に上がると関取になり、一人前と認められる。

関取になると個室になり、付け人がつき、結婚もできるようになり、生活が一変する。

童子切の妹 咲と堀千鶴子がお祝いに駆け付ける。

その席で白狼は、薫丸の昇進をひがんで、10年もやっていれば昇進できるという。

白狼は、鬼丸に殴られ素直に謝る。鬼丸が諦めるのも、あきらめないのも簡単ではない。10年は軽くないという。

同期の冴ノ山は、薫丸の昇進を泣いて喜ぶ。

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

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