*青字は独り言
Contents
第402話 絶体絶命
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青道対薬師の秋季東京都大会決勝戦。
9回表 青道は1点リードを許している。
ワンアウトで迎えるバッターは東条。
東条の打球は内野ゴロ。東条のヘッドスライディングは及ばずアウト。
ツーアウトで次のバッターは小湊
第403話 うまい話
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ツーアウト ランナーなしで 小湊。
投手の真田が御幸を意識しているのを見て、小湊は真田が勝負を決めたいと思っていることをさとる。
小湊は、真田の初球 インコースのシュートをきれいにセンター前にヒット。
青道 次のバッターは4番 御幸。
御幸への初球はインコース。空振り。
小湊はその隙に盗塁に成功し、2塁へ進む。
第404話 待ってろ!
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観客席の結城は御幸なら今の球を打っていたはず、自分のスイングができていないとみている。
落合コーチは、御幸は今までなら頼りになったが今日は無理っぽいなーと思っている。
真田も力んでいるのかボールが続き、監督が同点まではOKと言っていると伝令が伝える。
御幸の打球はピッチャーのよこを通り抜け、ショートが弾き内野安打。
一塁セーフ。
薬師の好守備で、小湊はサードにとどまる。
第405話 無駄な努力
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青道の次のバッターは前園。
監督は、ファーストストライクを見逃すな、攻める気持ちを貫いて来いという。
ベンチの仲間たちも思いっきり振って来いと励ます。
真田は、初球インコースにボールになる球を投げる。前園は空振り。
その間に、御幸が走り、キャッチャーの2塁への送球を、ピッチャーがカット。
サードランナー小湊のホームスチールを阻止する。しかし、御幸はセカンドへの進塁成功。
前園は次のアウトコースへの球も空振り。
第406話 ショートの頭
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真田は前園に対してアウトコースを攻める。
前園はファウル、選球で粘る。
前園は6球目を強くたたく。
監督の、無理に引っ張ったり流したりするのではなく、ショートの頭を意識してみたらどうだとのアドバイスを思い出しながら、前園はスイングする。
前園の打球は、セカンドの頭上を越えるタイムリーヒット。
サードランナー小湊が生還し同点。
セカンドランナー御幸もホームを狙う。
第407話 続投志願
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御幸もホームインし、青道は9回表 逆転に成功。
御幸は地面にうずくまり、地面をたたき、喜びを表現する。
御幸は次のバッター白州にガッツポーズ。
白洲の打球はセカンドゴロ、スリーアウトチェンジで薬師の攻撃。
マウンド上で真田は両手を合わせ、謝る。
それを見た薬師の選手たちの士気が上がる。
沢村は次の回も自分がマウンドに上がると監督に志願する。
第408話 キャプテン失格
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9回裏 薬師の攻撃 青道はピッチャーを沢村から、降谷に交代する。
監督は降谷に、沙集会はお前に任せる、エースであるお前が決めて来いと指示を出す。
そのことばに、降谷は燃え上がる。
降谷は、御幸に負傷の上体を尋ねる。降谷は、御幸の心配ではなく、自分が全力で投げられるかどうかを心配していた。
御幸は、降谷のユニークさに笑ってしまう。
そして、キャッチャーという面白いポジションを誰にも譲りたくない自分は、キャプテンに向いていないと思う。
第409話 幕切れ
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*第409話はセリフも解説もありません。
降谷は初球ストライク。
先頭バッターは何とかバットに当てるが内野ゴロでワンアウト。
2番バッターはセカンド小湊の定位置にフライを打ち上げ、ツーアウト。
三番バッター三島には、初球ストレート ストライク、2球目はスライダー空振り。
三島はネクストバッターサークルに控えている轟を見て、気合を入れる。
しかし、三島は3球目を空振り。
第410話 扉
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降谷は三島を三振に打ち取り、ゲームセット。
青道高校が秋季東京都大会を制し、センバツへの切符を手に入れた。
真田は試合が終わってみて初めて、御幸の不調に気づく。
三島は、轟に回せなくて済まないと泣いて謝る。
轟は、試合が終わってほしくなかった、もっと戦っていたかったと思う。
真田は、甲子園は憧れるだけの場所ではなく、手が届きかけた場所なんだと改めて思う。
第411話 Seek Diamonds
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控室で監督は御幸に、最後の守備に御幸を出す気はなかったが、薬師に弱みを見せたくなくて出場させた、つまり、チームの勝利を優先させたと明かす。
御幸は戦力としてみてもらってよかったと返す。
倉持と前園が御幸を病院につ入れていく。
薬師の監督は、選手たちはいつも前を向いてリパだったとたたえる。
青道の校長と教頭は、落合コーチに甲子園で指揮を執ってもらう気でいるが、落合コーチは片岡監督をやめさせないことが校長達の最優先事項だと告げる。
球場の外で、3年生たちが片岡監督や選手たちを待っている。拍手をして、おめでとうの言葉をかける。
片岡監督は3年生たちに、この勝利は、常に前を向き、努力する姿を後輩たちに見せ続けてくれた3年生とつかんだ勝利でもあるといい、涙を流しながらお礼を言う。
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