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前巻(鬼滅の刃16巻のネタバレあらすじ)では、無惨との対峙を経て舞台が無限城へと移り、最終決戦が幕を開けました。『鬼滅の刃』17巻には、第143話「怒り」から第151話「鈴鳴りの雪月夜」までの9話が収録されています。舞台は鬼の本拠地・無限城。しのぶと童磨の戦いがついに決着を迎え、善逸は同じ雷の呼吸を使う獪岳と刃を交えます。さらに炭治郎と義勇の前には上弦の参・猗窩座が立ちはだかり、シリーズ屈指の死闘が幕を開けます。仲間の死、因縁の対決、そして炭治郎がつかんだ勝利への糸口——息をつく間もない一冊です。この記事では、鬼滅の刃17巻のあらすじをネタバレありで詳しく紹介します。
Contents
鬼滅の刃17巻のネタバレあらすじ
17巻では、無限城を舞台に三つの戦いが描かれます。しのぶ対童磨の決着、善逸対獪岳、そして炭治郎・義勇対猗窩座。収録順に沿って展開を追っていきます。
しのぶ対童磨、悲しき決着(第143話)
物語はしのぶの回想から始まります。家族みんなが幸せだった頃の、あたたかな記憶。その記憶を胸に、しのぶは童磨との戦いに全てを懸けますが、想いは届かず、童磨に敗れて命を落としてしまいます。童磨はしのぶを吸収——蟲柱の死という衝撃的な幕開けです。
そこへ駆けつけたのが、しのぶの継子であるカナヲ。師の仇を前に、花の呼吸 肆ノ型 紅花衣で斬りかかり、童磨と対峙します。しのぶの無念を背負ったカナヲの戦いは、次巻へと続いていきます。
善逸対獪岳、雷の呼吸の同門対決(第144〜146話)
一方、無限城を進む善逸の前に現れたのは獪岳。かつて善逸とともに雷の呼吸を学んだ兄弟子でありながら、鬼となって上弦の陸の座についた男です。獪岳は雷の呼吸 弍ノ型 稲魂、参ノ型 聚蚊成雷、肆ノ型 遠雷、伍ノ型 熱界雷、陸ノ型 電轟雷轟と、次々に型を繰り出して善逸を追い詰めます。
壱ノ型しか使えない善逸と、壱ノ型以外を使う獪岳。対照的なふたりの戦いは激しさを増しますが、善逸は自らの型である雷の呼吸 漆ノ型 火雷神を放ち、獪岳を打ち破ります。
しかし善逸自身も瀕死の重傷。夢うつつの中で善逸が見たのは、じいちゃん(桑島慈悟郎)の姿でした。「善逸 お前は儂の誇りじゃ」——戦いを終えた善逸に届いた、あたたかな言葉です。
炭治郎・義勇対猗窩座、死闘の幕開け(第147〜150話)
そして炭治郎と義勇の前に現れたのは、上弦の参・猗窩座。破壊殺・乱式、破壊殺 脚式 流閃群閃と苛烈な攻撃を義勇に浴びせます。義勇は水の呼吸 参ノ型 流流舞い、拾壱ノ型 凪、弍ノ型 水車、肆ノ型 打ち潮で応戦。柱の実力をもってしても、猗窩座の猛攻は止まりません。
炭治郎もヒノカミ神楽 火車、幻日虹、烈日紅鏡、飛輪陽炎を繰り出しますが、猗窩座は破壊殺 脚式 冠先割、破壊殺 鬼芯八重芯 灼骨炎陽、破壊殺 砕式 万葉閃柳、破壊殺・脚式 飛遊星千輪と圧倒的な技の応酬で迎え撃ちます。
第149話では、戦いの最中に猗窩座が白昼夢のようなものを見る印象的な場面が描かれます。肩に手をかけて語りかける謎の男の言葉——それは戦い続ける猗窩座の心の奥に触れる、静かで深い一幕です。
雪の夜の父の記憶と”透き通る世界”(第151話)
追い詰められた炭治郎の脳裏によみがえったのは、雪の降る夜の父の記憶。大きな熊を退治したあの夜、父は殺気を一切放たず、いつも通りの植物のような自然体のままでした。
炭治郎は気づきます——これこそが猗窩座を倒す秘訣なのだと。”透き通る世界”を使いこなして猗窩座に勝つ。そう決意したところで、17巻は幕を閉じます。
鬼滅の刃17巻の印象に残ったセリフ
一つめは、第146話、獪岳との死闘を終え、瀕死の善逸が夢うつつの中で見たじいちゃんの言葉です。
「善逸 お前は儂の誇りじゃ」
不器用に生きてきた善逸が、育ててくれたじいちゃんに認められていたと知る場面。戦い抜いた善逸に届いた、涙なしには読めない一言です。
二つめは、第149話、白昼夢の中で謎の男が猗窩座に語りかけた言葉です。
「何をするにもはじめは皆赤ん坊だ 周りから手助けされた覚えていくものだ 他人と背比べをしているんじゃない 戦う相手はいつも自分自身だ 重要なのは昨日の自分より強くなることだ それを十年二十年と続けていれば立派なものさ そして今度はお前が人を手助けしてやるんだ」
強さだけを求め続ける猗窩座の在り方に、静かに問いを投げかける言葉です。この言葉の意味は、次巻以降でさらに深く描かれていきます。
鬼滅の刃17巻で名前が判明したキャラクター
17巻では、以下のキャラクターの名前が誌面で明らかになります。
獪岳・産屋敷輝利哉・くいな・かなた・ひなき・にちか・桑島慈悟郎
鬼滅の刃17巻の見どころ・感想
17巻最大の衝撃は、やはりしのぶの死です。冒頭に置かれた家族の幸せな回想が、その後の展開をいっそう切なくします。師の想いを受け継いだカナヲが童磨の前に立つ構図は、悲しみと同時に次への希望を感じさせます。
善逸対獪岳の対決も見逃せません。鬼となった兄弟子との因縁の戦いで、壱ノ型しか使えなかった善逸が自らの漆ノ型・火雷神で勝利をつかむ姿は、シリーズを通して積み重ねてきた成長の集大成です。
そして後半の猗窩座戦は、技と技のぶつかり合いの密度が圧巻。義勇の柱としての実力、炭治郎のヒノカミ神楽、それを上回る猗窩座の強さが濃密に描かれます。その中で示される”透き通る世界”という新たな鍵と、雪の夜の父の記憶。強さとは何かを問いかける猗窩座の白昼夢の場面も含め、単なるバトルにとどまらない深みのある巻です。
鬼滅の刃18巻へ続く
“透き通る世界”を使いこなすと決意した炭治郎は、猗窩座との死闘に決着をつけられるのか。そして、しのぶを吸収した童磨と対峙するカナヲの戦いの行方は——。物語は鬼滅の刃18巻のネタバレあらすじへと続きます。
まとめ
鬼滅の刃17巻は、第143話から第151話までを収録し、しのぶと童磨の戦いの決着、善逸と獪岳の同門対決、そして炭治郎と義勇による猗窩座との死闘の幕開けが描かれる巻です。蟲柱の死という大きな喪失の一方で、善逸の成長、カナヲの参戦、そして”透き通る世界”という勝利への糸口が示され、無限城編はここからさらに加速していきます。全巻の流れをまとめて振り返りたい方は鬼滅の刃 全23巻 完結ネタバレまとめもあわせてご覧ください。
▶ 続きはこちら:鬼滅の刃18巻のネタバレあらすじ



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