鬼滅の刃【12巻】ネタバレあらすじ|上弦集結と刀鍛冶の里編開幕

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『鬼滅の刃』12巻は、遊郭での死闘を終えた物語が大きく動き出す一冊です。第98話「上弦集結」から第106話「敵襲」までの9話を収録し、百年以上顔ぶれの変わらなかった上弦の鬼たちが一堂に会する衝撃の幕開けから、新章「刀鍛冶の里編」の開幕までが描かれます。

表紙を飾るのは霞柱・時透無一郎。副題は「上弦集結」で、まさに本巻の内容を象徴しています。上弦の陸が倒されたことで鬼舞辻無惨が動き、物語はこれまで謎に包まれていた上弦の鬼たちの姿を一気に明らかにします。

一方の炭治郎は、妓夫太郎たちとの戦いの傷が癒え、刃こぼれした刀に激怒する鋼鐵塚を追って刀鍛冶の里へ。そこで出会う人々と、里に眠る戦国時代のからくり人形が、物語に新たな謎を投げかけます。

Contents

鬼滅の刃12巻のあらすじ【ネタバレあり】

ここからは、鬼滅の刃12巻のあらすじをネタバレありで紹介していきます。上弦集結から刀鍛冶の里への敵襲まで、物語の流れを順に追っていきましょう。

無限城に上弦の鬼が集結(第98〜99話)

琵琶を弾く鬼・鳴女の音が響く無限城に、上弦の鬼たちが招集されます。上弦の陸・妓夫太郎と堕姫が倒されたことを受け、百十三年ぶりに「上弦の月が欠けた」のです。

集められたのは、上弦の壱・黒死牟、上弦の弐・童磨、上弦の参・猗窩座、上弦の肆・半天狗、上弦の伍・玉壺。前巻のラストで無限城に立っていた猗窩座に加え、これまで姿の見えなかった上弦の鬼たちがついに姿を現します。

無惨は上弦たちに対し、産屋敷一族をいまだに葬れていないこと、そして青い彼岸花を見つけられないことへの不満をぶつけます。そして半天狗と玉壺の2体に、ある場所へ向かうよう命じるのでした。猗窩座と童磨の険悪なやり取り、黒死牟の圧倒的な威圧感など、上弦同士の関係性が垣間見えるのも本パートの見どころです。

その頃、眠り続けていた炭治郎は夢の中で、耳飾りを着けた謎の武士と、炭吉と呼ばれる自分によく似た人物の姿を見ます。この夢が何を意味するのかは、まだ明かされません。第99話で目を覚ました炭治郎は、2ヶ月もの間意識を失っていたことを知ります。療養している間には、以前から登場していた隠の青年の名前が「後藤」であることも明かされます。

刀鍛冶の里へ(第100〜101話)

目覚めた炭治郎を待っていたのは、刃こぼれした刀への鋼鐵塚の怒りでした。手紙にも返事がないため、炭治郎は刀鍛冶の里へ直接向かうことになります。

刀鍛冶の里は鬼殺隊の生命線であり、その場所は最高機密。炭治郎は目隠しをされ、隠たちに何度も背負い替えられながら里へと運ばれます。

里に到着した炭治郎を迎えるのは、里長の鉄地河原鉄珍。小柄ながら里をまとめる長老です。しかし肝心の鋼鐵塚は行方知れず。刀鍛冶のフルネームが「鋼鐵塚蛍」であることは、この鉄珍の口から明かされます。その後、炭治郎は温泉で恋柱・甘露寺蜜璃と再会。刀の調整を終えて里を去る蜜璃は、「この里には強くなるための秘密の武器があるらしい」と炭治郎に教え、激励を残して発っていきます。

時透無一郎と縁壱零式(第102〜105話)

里を歩いていた炭治郎は、霞柱・時透無一郎と、里の少年・小鉄が言い争っている場面に遭遇します。無一郎は戦国時代から伝わるからくり人形「縁壱零式」を稽古に使うため、その鍵を小鉄から取り上げようとしていたのです。

縁壱零式は腕が六本もある剣士型のからくり人形。小鉄の先祖が作ったものですが、既に老朽化が進み、動かせば壊れてしまうかもしれません。それでも無一郎は「壊れたらまた作ればいい」と譲らず、抵抗する小鉄を意に介さず鍵を手にします。

炭治郎は稽古の音を聞きつけて様子を見に行き、縁壱零式を相手にした無一郎の稽古を目にします。しかし老朽化していた人形は、稽古の中で無一郎に壊されてしまいます。壊された縁壱零式を見て落ち込む小鉄。炭治郎は小鉄を励まし、からくり人形は修理されます。そして小鉄は、時透に復讐するために炭治郎を修行させることを決めるのです。

小鉄が炭治郎の弱点を徹底的につくようにからくり人形を調整した猛特訓の末、炭治郎は人形の動きを見切れるようになっていきます。

訓練の中で炭治郎の一撃が縁壱零式の頸を斬ると、壊れた人形の中から一振りの刀が現れます。それは戦国時代の刀鍛冶が遺した古い刀。錆びついてはいるものの、ただならぬ気配を放つ一品でした。そこへようやく姿を現した鋼鐵塚が、この刀を研ぐことを申し出ます。

里に迫る敵の影(第106話)

炭治郎は里で、鬼殺隊の同期・不死川玄弥と再会します。最終選別で暴れていたあの少年の名が「玄弥」であることが、ここで初めて明かされます。

そして、里に上弦の鬼が襲来します。上弦の肆・半天狗と、上弦の伍・玉壺。鬼殺隊の生命線である刀鍛冶の里に、最悪の敵が同時に現れたのです。里にいる柱は霞柱・時透無一郎ただ一人。無一郎は霞の呼吸 肆ノ型 移流斬りで半天狗に斬りかかり、炭治郎もヒノカミ神楽 陽華突で応戦します。しかし半天狗の頭部からは積怒・可楽と呼ばれる異形の鬼が出現し、事態は混迷を極めます。屋根の上から銃を構え、積怒に狙いを定める玄弥の姿で本巻は幕を閉じます。

鬼滅の刃12巻の見どころ

本巻最大の見どころは、何といっても上弦集結です。黒死牟・童磨という最上位の鬼の名前と姿が初めて明かされ、無惨を頂点とする鬼の組織の全貌が見えてきます。特に童磨は遊郭編で示唆されていた存在で、その正体がここで確定します。

炭治郎が夢で見た謎の武士と炭吉の存在も見逃せません。耳飾りの剣士は無惨が執拗に警戒する存在であり、炭治郎の日の呼吸(ヒノカミ神楽)との関係を予感させます。本巻ではまだ名前も素性も明かされませんが、物語の核心に関わる伏線です。

新キャラクターも豊富です。里長の鉄地河原鉄珍、からくり人形を守る小鉄、鬼殺隊服縫製係の前田まさお、そして本格参戦する時透無一郎と不死川玄弥。刀鍛冶の里編を彩る顔ぶれが出揃います。

本巻で使われた技

本巻で描かれる技は、いずれも第106話「敵襲」に集中しています。時透無一郎の霞の呼吸 肆ノ型 移流斬りは、襲来した半天狗に対して放たれた一撃。霞柱の実力の片鱗が示される場面です。

また炭治郎も同話でヒノカミ神楽 陽華突を繰り出します。突き技という新たな型の登場で、ヒノカミ神楽の広がりを感じさせます。

次巻への引き

刀鍛冶の里に半天狗と玉壺が襲来し、玄弥が銃の引き金に指をかけたところで本巻は終了。時透無一郎と炭治郎たちは、上弦2体との同時戦闘という未曾有の危機に立ち向かうことになります。

続く展開では半天狗の血鬼術の全貌と、玄弥の異能の秘密が明らかに。刀鍛冶の里編の戦闘が本格化する様子は、鬼滅の刃13巻のネタバレあらすじで紹介しています。

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鬼滅の刃12巻のまとめ

『鬼滅の刃』12巻は、上弦集結という衝撃の幕開けから刀鍛冶の里編の開幕までを描く転換点の一冊。謎の武士の夢、縁壱零式、古い刀と、後の展開につながる伏線が随所に張られています。

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前巻のあらすじはこちら:鬼滅の刃 第11巻 ネタバレ

次巻のあらすじはこちら:鬼滅の刃 第13巻 ネタバレ

全巻のまとめはこちら:鬼滅の刃 全23巻 完結まとめ

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