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第56話 自己主張
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青道高校。
レギュラーメンバー以外の上級生対新入生による紅白試合。
上級生チームが8点リードで、下級生チームは投手浅田、捕手奥村に選手交代。
ワンアウトランナー3塁。内野は前進守備。
浅田の初球は縦に大きく変化するドロップカーブ。
2球目も同じボールで空振り。次は外のストレート。打球はサード正面。ツーアウト。
2番バッターをサードゴロに打ち取り攻守交代。3回を0点に抑える。
第57話 教え
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4回表 新入生チームの攻撃 ワンアウト1塁 打席は奥村。
ランナーの瀬戸の総力は特A。初球から走り、盗塁成功。
2球目スライダーを捕手がはじく間に、瀬戸は3塁に進塁。
前の回の上級生チームの攻撃と同じ状況になった。
キャッチャーは前進守備を指示し、攻める姿勢を見せる。
次のボール、サードランナー瀬戸がスタートし、バッターの奥村もスクイズの構えを見せる。
しかし、ボールとみるとバットをもどす。
塁上と打席から揺さぶりをかける。
次のボールを奥村がライト前ヒット。新入生チームが1点かえす。
第58話 スイング
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1年生チーム。次のバッター加賀美貢太がセンター前ヒット。
ワンアウト ランナー1,2塁。
観客席の外で結城が猛烈にスイングをはじめ、アピールする。
由井が片岡監督に、自分たちも試合に出してくれと直訴する。
3年生の意見聞いて、片岡監督は結城、由井も試合に出ることを許可する。
上級生チームは一気に気合が入り、試合が熱を帯びていく。
結果は3対15で上級生チームの勝ち。
第59話 時間がない
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紅白戦の結果を受けて、3年の三村、川島、2年の高津が1軍に合流した。
それを聞いた麻生は焦りを感じている。そして焦りを感じている自分が行けてないとも感じている。
御幸は、練習試合の投手のローテーション、降谷の調子、沢村のナンバーズなど考えることが多い。時間がいくらあっても足りないと感じている。
降谷と沢村は一緒に、御幸から借りたピッチングの本を読んでいる。ライバルなのか仲良しなのか不思議な関係である。
東条は高津に一軍入りがあるかもなと話した。高津は、上から目線で言われたことに腹を立てる。
片岡監督は、1年瀬にの九鬼、瀬戸、奥村、加賀美を2群に合流させることにする。
奥村は、御幸があと数か月で引退してしまうので、二軍では不満。
第60話 誰がために
降谷、沢村、川上などの有志が御幸の部屋に集まり、ピッチングの講義を受けている。
奥村も参加している。
九鬼は、東条に自分は2回で8失点もしたのにどうして2群に入れたんですかね、と質問する。
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東条は、投手としての最後まで、強いマインドを持ち崩れなかったところを監督が評価したのだろうという。
昨年15点取られて自分自身を見失ってしまった東条に比べれば、今日の九鬼は立派だったと、東条は言う。
東条は自分も投手をあきらめたわけではないから、勝負だと九鬼に話す。
御幸は降谷と沢村に、1年と投球練習をするように言う。自分たちで試行錯誤した方が身につくからだという。
第61話 シャッフル
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沢村は奥村に投球練習に付き合ってくれと頼むが断られる。
奥村が断った理由は、一軍に上がったら練習に付き合うという約束だったからというもの。
奥村の代わりに由井が受けると申し出てくれる。
降谷が奥村に受けてみるかと尋ねると、奥村は了承する。
奥村が了承した理由は、まだ降谷の球を受けたことがないから。
奥村は初めてなのに、降谷の球についていっている。
降谷は、奥村相手で投げやすいという。
沢村と由井のバッテリーで、シートバッティング。小湊、御幸は巧みなバットコントロールを見せる。
第62話 練習の本番
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川上と小野のバッテリーで、シートバッティング。
監督からは右方向に打つのが苦手な投手のため、アウトコース限定の指示。
川上は、直球と変化球で打者を翻弄する。
新しく1軍に上がった高津はセンター前ヒットを打ちアピールする。
投手が降谷に交代。
降谷はブルペンの時よりも調子が悪い。
降谷は調子が良い時は手が付けられないが、調子が悪いと全然ダメ。
エースになるためには、ムラを乗り越えなければならない。
第63話 指名
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御幸は自分の練習を切り上げ、沢村の練習に付き合う。
屋内練習場で沢村はナンバーズを投げる。
№7までは安定している。特に、打者の胸元へストレートと変わらないスピードで投げ込むカットボール№7は、見ている選手たちはやばすぎると感じる。
沢村の投球を見ていた片岡監督は、3日後の白龍高校との練習試合の先発に沢村を指名する。
5月3日 大阪霧生高校では、巨摩大藤巻との練習試合が行われている。
第64話 ライバル達
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稲城実業をはじめとするライバルたちも全国で練習試合をしている。
青道は、埼玉の山雅と練習試合。
降谷は球は高めに浮いてしまい本来の調子を取り戻せていない。
対照的に攻撃は3年生の打撃が好調。前園もヒットを打つ。
センバツの覇者巨摩大藤巻は、選手たちの覇気のない態度が監督の逆鱗に触れ球に触らせてもらえなかった。
巨摩大藤巻の藤巻は途中まで調子が出なかったが、監督への怒りを思い出し、急にギアが入り、調子が上がる。
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