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サラバ! 上
「ふくわらい」に比べずっとわかりやすくなったと思います。
文体が村上春樹氏に似てきたからか?
(そんなわけないとは思いますけど)
ストーリーも大変面白いと思います。
大変な家族なんだろうけど苦労を感じさせない?
(これって小説的には良いのか?)
サラバ! 下
大変な家族だな「と思いました。
歩君以外はみんな好き放題だと思います。
一番まとも(大学1年の時を除き。)な歩君が後半最もつらい目に合うのはなんか納得いかないような気がします。
(苦難の神義論か、はたまた、○○の受難か)
歩君の落ちぶれ方が少し作為的かなと思いました。
最後に自分だけが信じるものを見つけられてよかったと思います。
苦難を乗り越えて宗教的っていうのとは違うんだけれど、自分自身の人生をつかんだような感じをつかめたのでしょう。
とはいえ,全体的に作者の宗教的関心によって書かれた印象を受けました。
ふくわらい
ストーリーは面白いと思います。
主人公とか奇抜なキャラクターが多いのですが、これらの意味は何だ?と考えていますが良く分かりません。
身体性の大切さ、パーツではなく全体性が重要とか哲学的な意味があるような気もしないでもないけど、私にはつかみきれませんでした。
残念。
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