MIXを全24巻読破した管理人が、正直な感想と魅力をお伝えします。「タッチを読んでいないと楽しめない?」「あだち充の漫画って地味じゃない?」と思っている方にこそ読んでいただきたい記事です。
Contents
MIXとはどんな漫画か
MIXは、あだち充による野球漫画で、週刊少年サンデーにて2012年から連載されました。大ヒット作「タッチ」の続編にあたる作品で、タッチの舞台・明青学園を舞台に、血のつながらない兄弟・投馬走一と投馬卓己が甲子園を目指す物語です。アニメ化もされており、あだち充ワールド全開の青春野球漫画です。
読んでみて正直驚いた3つのこと
① タッチを知らなくても完全に楽しめる
「タッチの続編だから読んでいないとわからない」と思っていましたが、まったくそんなことはありません。MIXは独立した物語として完成しており、タッチを知っているとより深く楽しめるという程度です。むしろMIXを読んでからタッチを読むと、上杉達也の時代からの歴史の重みを感じられて二度おいしい作品です。
② あだち充特有の「間」の使い方が絶妙すぎる
あだち充漫画の最大の特徴は、台詞のないコマ・視線・表情だけで感情を伝える「間」の使い方です。「地味」と感じる方もいるかもしれませんが、この「間」こそがあだち充作品の真髄です。セリフで説明しない分、読者が自分で感情を補完するため、深く感情移入できます。特に恋愛シーンでのドキドキ感は他の漫画では味わえません。
③ ギャグとシリアスのバランスが心地よい
MIXはゆるいギャグが随所に散りばめられており、読んでいて疲れません。野球の試合シーンは緊張感があり、日常シーンはほっこりする。この緩急のバランスが絶妙で、長く続く連載でも飽きることなく読み続けられます。
特に心に残ったシーン
明青学園が甲子園を目指す試合の場面で、上杉達也の時代への言及が重なる瞬間は、タッチを知っている読者にとってたまらない演出です。「あの時代の夢を、新しい世代が引き継いでいく」という感覚が、静かに、しかし確かに伝わってきます。あだち充にしか描けない感動がここにあります。
野球漫画として見ると?
MIXは野球の技術的な描写よりも、キャラクターの心理と人間関係を重視した野球漫画です。配球の詳細な解説より、試合を通じて人と人の関係がどう変化するかを描くのがあだち充スタイルです。リアルな野球描写を求める方よりも、人間ドラマとしての野球漫画を楽しみたい方に強くおすすめします。
こんな方におすすめ
- 青春・恋愛・スポーツが融合した漫画が好きな方
- さりげない感情表現・間の使い方が好きな方
- タッチが好きで続編を読みたい方
- ゆったりとした読み心地の漫画を探している方
MIXをお得に読む方法
MIXはDMMブックスで電子書籍として読めます。アニメ版もあわせて楽しむことで、あだち充の世界観をより深く体感できます。
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