*オレンジ色の字は感想。
Contents
第82話 どちら様
明青学園野球部の紅白試合。
投馬と走一郎の投げ合い。
走一郎は、小学校以来の登板。
天才ピッチャー澤井圭一の息子である走一郎は、やはり才能があるのか、監督の期待が高まる。
澤井圭一の選手生命を絶った相手は、明青学園の美術教師千本木先生。
何年たっても、高校を舞台に皆さんの人生が展開している。
高校生活ってたった3年なのに、その後の人生を決定するような時期なのかね、と思いますがね。
第83話 なめるなよ!
この回の表紙に、音美ちゃんが出てきます。明青学園の制服を着て。
吾子の高校の制服に似ていることに気付きました。女子の制服 ネクタイなんです。
ストーリーに関係ないですけど。
紅白戦は、投馬が終盤に向け調子を上げ、走一郎は調子を落とす。
結果は2対1で投馬チームの勝ち。
千本木先生は、立花兄弟が澤井圭一の子供であることに気付く。
投馬の父も、千本木を思い出す。
野球の試合の間に美術部の様子や、立花家の様子が描写され、一本調子でないところが、他の野球漫画と一線を画しているのかも。
第84話 あいつのすごさは
この巻は、澤井圭一の選手生命を奪った千本木先生を皆が思い出すストーリーが中心かな。
原田は、千本木先生とインドの山奥で出会っていたらしい。
原田の記憶はないけど。
原田がその話を喫茶店ドラゴンのマスターにすると、マスターは千本木豊の名前を思い出す。
この回の、中心は、投馬と音美の会話だね。
お富は小学校4年のとき、敗戦投手になった投馬を見て、号泣した。それを励みに、投馬は努力を重ね、走一郎を追い越すまでになったらしい。
投馬と音美。達也と南。原田は重ね合わせてみている。
何回も書きますが、一つのお話に、一本調子ではないストーリーを混ぜる展開はうまいよなと思います。
第85話 見なかった事にしようか
この回のストーリーは割と単調かな。
投馬と音美が偶然、走一郎と春夏を目撃。
春夏が走一郎にびんたを見舞っている。
二人に何かあったのかと勘繰るが、文化祭用の短編映画に出演するための練習だったというオチ。
出番が少なかった、春夏用に作ったお話かな。走一郎も活躍していなかったし。
投馬ばかりかっこよかったからね。
第86話 呼んだんですよ
千本木先生は走一郎に、自分が澤井圭一の選手生命を奪ったことを話す。
千本木先生は、事件の後、野球部をやめ、陸上部に入り、短距離走で全国制覇する。
千本木先生を澤井圭一は自宅まで尋ね「本当に良かった」と伝える。
澤井圭一って、本当にすごい人だったんだねと思う。
走一郎は、その試合の明青の野球部の選手の息子たちがバッテリーを組んでいることや、今の監督がその試合のキャッチャーだったことから、澤井圭一が、明青学園が甲子園を優勝させるために呼んだんだという。
この辺りを読むと、タッチを知っている我々は、ジーンときますな。
第87話 不安?期待?
夏の高校野球の組み合わせが始まろうとしている。
一般の野球漫画なら、野球部の練習の様子とかの話なんだろうけど、この回は、夏野が母親からもらった「おふくろう」という、レアもののマスコットが、巡り巡って、三田亜里沙の元に行くという展開。
投馬はこういうキーホルダーのような、変なマスコットのような物を集めるのが趣味らしい。
兄想いの音美が夏野からもらった「おふくろう」。
三田亜里沙は、誕生日に友達を家に連れて行かないと誕生日プレゼントがもらえない。
親に合わせられるような知り合いがいなくて、音美を招待した。
親は音美を大変気に入り大喜び。
そりゃ喜ぶわな。
かわいらしくて、愛嬌があって、勉強もできそうで、欠点が見つからないもの。
それで、音美が「おふくろう」を亜里沙にプレゼントしたら、意外にも亜里沙がめちゃくちゃ喜んだというお話でした。
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