映画 DESTINY 鎌倉物語 あらすじ

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DESTINY 鎌倉物語 あらすじ 感想

正直に言いますと,期待していなかったです。

ですが,期待以上の面白さでした。

映画の予告編では,鎌倉を舞台にした妖怪映画かなと思っていました。

ところが,主人公の作家さん(堺雅人)と奥さん(高畑充希)のラブラブな新婚生活から始まります。

なんせ,一目会った時から「自分はこの人と結婚するんだぁ」との予感があったそうですから。

確かにカッパとかが走り回っていたり,幽霊の夜市があったりして,変な感じではあります。

私も最初に鎌倉に行ったとき妙な雰囲気のところだなと思った記憶があります。

自分が住んでいるところが関東平野なもんだから狭く感じたのかもしれません。

物語は,二人のラブラブな家庭に,貧乏神がやってきたり,中村珠緒演じるお手伝いさんが優に百歳を超えていたり。
人が良い高畑充希は貧乏神をもてなし,茶碗を交換したりします。

そうそう,この映画の特徴は主役級の役者さんがいっぱい出ていることです。

吉行和子=幽霊 橋爪功=吉行和子の奥さん 三浦友和=堺雅人お父さん(私,吉幾三かと思いました。)

鶴田真由=堺雅人のお母さん 薬師丸ひろ子=飲み屋の女将 堤真一=出版社の社員 要潤=刑事

堺雅人のお父さんは大学教授だったのですが,研究旅行に出かける日があります。

その日は決まってお母さんが嬉しそうに別の家に行きます。

そこにはすい星のように現れ消えた天才作家が住んでいます。

子どもの頃の堺雅人はお母さんが浮気をしていて,自分はその作家さんの子どもだと思いずっと悩んでいました。

ある日,高畑充希が堺雅人に急な連絡をしようと走っていると,神社のようなところの階段から出てきた手に足をとられ転んでしまいます。

この時に高畑充希は死んでしまいます。

というか魂が抜けだしてしまいます。

ところが死体は見つかりません。

小さい子を残してこの世に未練がある別な奥さんが高畑充希の体に入ってしまったのです。

高畑充希はまだ寿命が残っているのにおかしいなー,という死神の言葉と妖怪になった堤真一の言葉をヒントに堺雅人は高畑充希の体を探し出します。

堺雅人は自分も幽体離脱して黄泉の国へ高畑充希を呼び戻しに行きます。

行き方は母の浮気相手の作家が書いていました。

ですが,帰り方がわかりません。

それは当人に聞いてみるしかありませんでした。

しかし黄泉の国でどうやって探したらいいのでしょう。

と思っていたら,なぜかきんさんが,作家さんの黄泉の国の住所のメモを持っていて,堺雅人に渡します。

ところでなぜ高畑充希が寿命があるのに死んでしまったかというと,高畑充希に横恋慕した天頭鬼に黄泉の国に連れさられてしまったのです。

黄泉の国に行った堺雅人が母の浮気相手の作家のところに行ってみると母親が出てきます。

自分の想像があっていたのかとがっかりする堺雅人。

そこに浮気相手の作家が出てきます。

ところが,浮気相手は「わからんかのう。ほら」といって,ひげを隠し,眼鏡をかけます。

何と,浮気相手と思っていた作家は,堺雅人の実の父親だったのです。

堺雅人の祖父から大学教授になることを強いられた父親が,変装して自分の本当の夢であった作家をやっていたのです。

【私が感動したところ】

天頭鬼と戦っているときに,二人は平安時代から夫婦だったことが明かされます。

何度も天頭鬼に横恋慕されますが,そのたびに堺雅人が奪い返してきたのです。

まさにDESTINY 運命というか,何世も前から二人は結ばれていたのです。

それだから結婚するんだとピンと来たわけですね。

何とか黄泉の国から脱出しようとしますが,天頭鬼に追いつかれ,高畑充希は天頭鬼と夫婦になる誓いをさせられそうになります。

堺雅人が殺されそうになるので,不本意ながら「誓い」まで行きますが。

そこに貧乏神の茶碗が飛んできて,天頭鬼をやっつけます。

そして貧乏神がよこしたかごのような物に乗って二人は無事帰還します。

めでたしめでたし。

嘉月堂のプロフィール

 

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