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第1話 湯神くんは謝らない
綿貫ちひろが、新しい高校に転校してきて、駐輪場に自転車をとめようとしたら、スペースがない。
偶然居合わせたのが湯神君。
指定されたところと違うところにとめている自転車をどけて、自分自転車を止めることを教えてあげる。
ちひろと湯神くんは偶然、同じクラスで隣の席になる。
ちひろは転校が多いので、友達を作れなかったから、必要以上に人と関わらなくなった。
それで、弁当も一人で食べていたりするわけだけど、女子は一人でいるとなかなかきついと思う。
みんな集団で行動するもんね。
湯神くんは、野球部のエースだし、勉強もできるし、先輩のプレッシャーも平気だし、全く一人で問題ない。
第2話 湯神くんは覚えていない
ちひろは、何とか女子と一緒に弁当を食べようとするが機会をつかめない。
2週間過ぎても友達ができない。
高校生にとって、友達がいるいないっていうのは死活問題だから、結構きついよね。
でも、湯神くんとは結構会話できているし、湯神君を通じて、野球部のマネージャーとか、部員とも交流できてるし、結構いい感じなんじゃないかな。
湯神君は、練習試合の対戦相手のエースが元同級生だということも忘れている。
そのことを雄弁にちひろに話すあたりは、もしかしたら、千尋が気に入っているのか、なんても思ってします。
なんせ、青春ど真ん中の高校生ですから。
第3話 湯神くんは聞いていない
なかなか友達ができないちひろを心配して、湯神くんが、ちひろにアドバイスする。クラスメートに声をかけてみろと。
ちひろにクラスメートは微妙な態度をとる。
それは、湯神くんとちひろが付き合っているとか、変人だとか誤解していたから。
でも、湯神くんってそんなに変人か?
普通にしゃべるし。高校生ってもっと変な奴いるよね。シンナーすってたりとか。
湯神君って、全身全霊で掃除したり、野球部のエースだったり、成績もよかったり。
才能が豊かだから周りに合わせないっていうだけなんじゃないの。
私の同級生で東大の理3に行った奴がいましたけど、授業には出ないけど成績はいい感じでした。
正確もよいです。席が前の席だったので、微分を教えてもらいました。
もっとも、高2で既に偏微分とかやっているみたいでしたが。
高校生の頃って、最も才能が花開く感じて、湯神くんも友達がいないってとこ焦点を当てるとずれてくるんじゃないかなって思います。
第4話 湯神くんは裏切らない
湯神くんは小学校の頃に、同級生で同じチームの林田君からエースの座を奪いました。
林田君はいまだに根に持っているんですが、湯神くんは、林田君の存在すら忘れている。
湯神くん。常に上を向いているから、格下は忘れちゃっているってことですかね。
林田君ちょっとかわいそう。
で、湯神くんは裏切らないってタイトルですが。
林田くんは、小学校の時に階段であそんでいて校長先生の対峙なツボを割ったことを湯神くんのせいにした。
そのことをひけめに感じ、湯神くんを野球チームに誘い、面倒を見た挙句、エースの座を奪われたことを、裏切りみたいに感じているが、湯神くん本人はそんなことはとっくの昔に忘れているってことを、いいたいらしいです。
第5話 湯神くんはめげない
湯神くんは、完全試合を逃し、ノーヒットノーランも逸した。
ちひろは、そのことに触れると、湯神くんが気分を害するかと思って触れないでいたら、ちひろのお母さんが無神経にも触れてしまった。
湯神くんの不機嫌が、そのことに起因するんだと思っていたら。
実際は違っていたらしいです。
湯神くんとちひろの共通のしゅみである落語のCDの発売日が重なり、それをちひろに話せないことが気に障っていたらしい。
湯神くんとちひろめっちゃいい感じなんじゃないの。
とおもうんですが。皆さんいかがですか。
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