*オレンジ色の字は感想。
Contents
第56話
ダイダに乗り移ったボッスはヒリングに、自分がボッスである証拠を見せる。
それは、巨大な棍棒を押しつぶしてダイヤモンドにするというもの。
こん棒は炭素だったんだね。
それはボッスとヒリングが初めて会った時に、ボッスがヒリングにやって見せたことと同じだった。
ヒリングはボッスに、では本物のダイダはどこに行ってしまったのかと尋ねる。
ボッスは分からないと答え、それを聞いたヒリングは寝込んでしまう。
ヒリングの護衛役はドルーシ。
ダイダの行方の話になるのかと思ったら、ドルーシの話になるっていうのは、プロットができていないのか。
ヒリングが新しい王妃となった時に、ボッスに命じられてヒリングの護衛になった。
ドルーシはそれまで「王の槍」の一員だっが、ヒリングの護衛を命じられたことが、ボッスの信頼を失ったためだと、不服に思っていた。
第57話
ヒリングは前王妃の子であるボッジと仲良くなりたいと思って、ケーキを持っていったり、手話でコミュニケーションをとろうとするが、ボッジはなかなかなつかなかった。
一方、ボッスはドルーシにヒリングは守る価値があるかと問う。
ドルーシは誰でも守る価値があると答え、ドルーシがヒリングの護衛として適材適所だと判断した。これは、ドルーシが「王の槍」から王妃のヒリングに配置換えになり、腐っているようなので、宰相ソリーの進言により、コミュニケーションをとったものであった。
ある日、ドルーシはヒリングがベンチに座ってボッジを抱きかかえている姿を見た。いつの間にか二人は仲良くなっていた。
ヒリングは召使を泣かせたりしてきつい性格ではあるんだが、前妻の事一生懸命仲良くしようとするところがあって、いい人なんだろうなと思うんだけど。単なる子供好きかもね。
ボッジは体格が大きいドルーシを怖がる。ヒリングは、足が遅いドルーシの滑稽な走る姿を見せて、ボッジを安心させようとする。
ヒリングは足が遅いドルーシに本当に自分を守れるのかと疑いの目を向けたことを思い出した。
ここで場面は現在に戻る。この場面転換を読み取るのが結構難しい。
ヒリングの寝室に、3匹の魔物が迫る。魔物は、牛と馬が合体したような姿。
第58話
3匹の魔物は動きが敏捷。
対するドルーシは動きが鈍い。動きやすくするためドルーシは鎧を脱ぎ、生身で魔物と対戦する。
第59話
魔物は魔法の鏡(=ミランジョ)が連れてきた。
魔法の鏡(=ミランジョ)とダイダ(=ボッス)は並んだ椅子に座って、ドルーシと魔物の戦いを見ている。
ダイダ(=ボッス)はこの戦いに先立ち、ドルーシにヒリング暗殺のために魔物が放たれたことを教えた。そして、ドルーシにヒリングかダイダ(=ボッス)のどちらにつくのかと問う。
ドルーシは、ボッスが何を考えているのかわからなくなる。かつては、ヒリングを守れといったのに、今は、それと反対のことを言っている。
本当だよね。もう少し詳しく話してくれないと何が何だかわからないよね。
ドルーシは重症を負いながらも、魔物たちを倒した。
第60話
ヒリング暗殺は失敗した。
ダイダ(=ボッス)は、この時を楽しもうと、魔法の鏡から出てきたミランジョとダンスをする。
ボッスは、不倫をしているんだね。昔の王様って、期先がいっぱいいてもいいんじゃなかったっけ?なぜ、ヒリングを殺す必要がある。
瀕死の重傷を負ったドルーシは、ヒリングの魔法で回復した。
ヒリングはダイダを取り戻すためにボッスと戦うと宣言する。
実の息子と妃を犠牲にして、ミランジョに入れ込んでいるボッスが100%悪いと思うね、私は。
第61話
ヒリングは王座に座っているダイダ(=ボッス)に向かい、「王として父親として恥ずかしくないのか」と詰問する。
一方、本物のダイダは暗闇の中で泣き叫んでいた。
第62話
ヒリングにダイダの鳴き声が聞こえた。
その声は、ダイダ(=ボッス)の体の中か聞こえる。
ヒリングはダイダを助けるためにダイダ(=ボッス)を刺し殺そうとする。
ドルーシがヒリングを抱きとめる。ヒリングは泣き叫ぶ。ドルーシは、ダイダ(=ボッス)の体は、本物のダイダの体でもあると諭す。
第63話
ドルーシは当身でヒリングを気絶させる。
ダイダ(=ボッジ)は、次の暗殺でヒリングは確実に殺されるから、国を離れ時を待てとドルーシに告げる。
それまで聞こえていた母親の声が聞こえなくなり、本物のダイダは暗闇の中で泣き叫び暴れまわる。
そして、耳が聞こえず、口もきけないボッジは、今の自分と同じような不安を感じていたのかと考えている。
なんか深い、いい話になりそうだね。
第64話
ダイダの回想が始まる。
ダイダは小さいころはボッジと仲良く遊んでいたが、大きくなるにつれ、ボッジを弱者と見下すようになった。
そんな、ダイダを宰相ソリーと剣術の指南役ベビンが街に連れ出した。
街で3人は。目も見えず、耳も聞こえず、口もきけない男にであう。
ソリーはダイダに、ダイダが同じ境遇だったらどうするかと尋ねた。ダイダは、自分なら命を絶つと答える。
ベビンは、自分の境遇を乗り越え生きている3重苦の男は、本当は強者なのではないかとダイダに語る。
いい話だね。
ソリーとベビンは、王が強く国が豊かだから皆希望を持って生きていける。ダイダにはそんな王になってほしいと語る。
いい教育だね。
第65話
ダイダの回想が終わり暗闇の世界。
暗闇の中で子供が泣いている。子供は仮面をかぶり、手がない。
子供の周りに大勢の者が集まり、自分たちはその子に殺されたと話す。
子供の仮面が取れ、その醜さにダイダは驚く。
周りの者たちは今度は、子供の顔を見にくくしたのは自分たちだという。顔の皮膚をはがし見世物にし、抵抗できないように手を斬り落としたという。
ひどい。残酷。
ダイダは周りの者たちをやっつけ、子供に自分の名を語る。その子は自分の名は「ミランジョ」だと答える。
ミランジョが出てきた。いったい何者なのか。
第66話
ミランジョは、ダイダから、ボッスと同じ匂いを感じ取り、ダイダにボッスの知り合いかと尋ねる。
ダイダはボッスは自分の父親だと答える。ミランジョは自分が知っているボッスは子供がいないから人違いと思う。
ダイダは、ミランジョに自分が守ってやるから自分のそばにいろという。
一方、鏡の中にいるミランジョは心が軽くなったような気がする。
ミランジョは暗闇にもいるし、鏡の中にもいる。謎。どんな話になるのか、面白くなってきた。
と思ったら、ボッジとミツマタも場面。期待をはぐらかされているような。
お城でミツマタとボッジが飛んでくる大量の小石をよける訓練をしている。
いつの間にお城に帰ってきた?おっと、昔の話だった。
第67話
ベビンは自分はダイダが王にふさわしいと思っているので、ミツマタがボッジを鍛えるのは喜ばしくないと考えていた。
ミツマタはボッジはダイダを含め多くの者を救うと思うので、ベビンにボッジを守ってくれと頼む。
現在に戻る。
ミツマタとベビンは、魔法の鏡が冥府に行きまだ戻っていないこと、バッジが修行を終え城に向かっていることを話している。
一方、ドーマスとホクロは一緒に訓練をしている。ホクロはドーマスの厳しさについていけない。二人は嫌なことが起こりそうな予感がする。
きっと嫌なことが起こるんだろうね。
第68話
ドーマスはボッスから冥府の門を破壊するときは合図があると聞かされていた。ドーマスは、ボッスの様子が変だったこと、そして、誰かをかばっているようだったことを思い出す。
一方、アピスはミランジョの前で魔物と対決したことを思い出している。
なんか話の筋がよくないね。せっかくいい話になるのかと期待したんだけど。場面があっちこっち飛びすぎ。
ミランジョはアピスに自信を持てと励ました。
ボッジの挑戦
冥府でのトレーニング中にボッジは大中小の石を見つける。
ボッジは小石を蹴りながら家に帰った。
蹴りながら家までたどり着くことに成功すれば立派な王様になれると思ったらしい。
魔物っちと戦ったりして無事家にたどり着き、小石を宝箱にしまおうとすると、小石が「おうちに帰りたい」というので、ボッジは大中小の石がそろっていた場所に戻してあげた。
ボッジは優しいね。
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