オレンジ色の字は感想。
Contents
第14話
ボッス王の後継者の地位は,王妃ヒリングや重臣たちの投票によって弟のダイダに移った。
ダイダは自分に票を入れなかったアピスとサンデオの暗殺を四天王のベビンに命じる。
悔しくていたたまれなくなったボッジはカゲに会いに行く。
カゲが牢屋にいないことを知ったボッジは、御城の蛇たちが住んでいるところに逃げ込む。
蛇の親玉であるミツマタに影の行き先を尋ねるが,ベビンが捉えたことまでは話すがその先は言えないという。
ボッジも蛇たちの恩人であるが、べピンも蛇たちの恩人。
ミツマタは、カゲが無事であること、ベビンがカゲに重大な任務を与えたことを明かす。
ミツマタの回想
この辺セリフがないのでわかりにくい。ミツマタの回想が始まる。
昔、ミツマタが首を斬られ、目や体に枝を突き刺されたことがあった。
怯えていたミツマタは、たまたま居合わせたボッジにかみついた。
それを見たヒリングはミツマタをけ飛ばす。
動かなくなったミツマタを見てボッジが大泣き。それを見たヒリングは、魔法でミツマタをいやす。
この時からボッジとミツマタは親友になった。
第15話
ボッジとミツマタ
ボッジはミツマタを抱いて寝た。
翌朝、ボッジと別れたミツマタは、兵隊たちに見つかり槍で刺されいじめられていた。
それを見ていた若き日のベビンが兵隊をやっつけてミツマタを助けた。
ベビンはミツマタに薬を塗って住みかに返してやった。
そんなベビンをボッス王が城のてっぺんから見ていた。
ある日、ボッス王が兵隊たちの訓練所に現れベビンと訓練をする。ベビンはボッス王に散々打ちのめされる。
ボッス王はベビンを王の精鋭部隊に大抜擢した。
大抜擢の時にボッスは「期待しているぞ。へび野郎」というが、謎の言葉だね。蛇に親切にしたことと大抜擢に何の関係があるのか?
第16話
ベビンはダイダの命令通り、アピスを殺そうとする。
アピスは、ダイダが王になることに反対した。
若いころのアピスは才能にあふれていたが臆病な性格のため、才能が開花しなかった。
ボッス王はアピスを抜擢し、自分のそばに仕えさせた。アピスはいつも傷だらけであったが、その傷は人がつけたものとは違っていた。
そのころからアピスは表情を出さなくなり、異様な迫力が出て、彼の背後に死神を見たというものまで現れた。
ベビンとアピスの戦闘シーンにいきなりアピスの紹介が始まるのは、読者としては戸惑うよね。
ベビンはアピスに胸を刺され死んでしまった。ベビンの死体は砂に沈んで行ってしまった。
何で砂に沈む?何の説明もないことにいらつくのは我のみか?
第17話
王になったダイダは、先王ボッスに長年仕えたアピスとサンデオをやめさせた。
二人はダイダが王になることに反対したからだ。
ダイダは兄のボッジも邪魔なので追放したいらしいが、ヒリングが反対する。
ボッジはヒリングに旅に出たいと相談する。
今頃何なんですが、ボッジは耳が聞こえないので、ボッジのシーンではセリフがないんだね。
ヒリングはボッジが耳も聞こえないし、話せないし、危なっかしいので猛反対する。
ボッジは城から脱出しようとするが、ヒリングが兵士たちに命じてボッジを白から出られないようにしていた。
ボッジは兵士に捕まって連れ戻される、
第18話
城に連れ戻されたボッジは、お城の最上階の部屋の窓から外を眺めている。
自分の服を縛ってつなぎ合わせロープの代わりにする。
窓から服で作ったロープをたらし、それを使って外に出ようとする。
ロープの長さが足りず途中で宙づりになってしまう。
普通、地面に届くのを確認してから、降りるよね。
宙づりになったボッジをヒリングが発見する。
服で作ったロープがほどけ、ボッジは墜落。さいわい、ボッジの荷物がクッションになり地面への激突は免れた。
ボッジは気を失って痙攣している。ヒリングは全力で魔法を使い、ボッジを回復させる。
ヒリングは実の子ではないけど、ボッジをすごくかわいがっている。いい人なんだね。ヒリングの実の息子はダイダなんだよね。
第19話
ボッジにとっては継母であるヒリング。
ダイダの「みじめだと思いますよ 兄上」という言葉を思い出しながら、お城の中をこそこそ歩くボッジをヒリングは見ている。
ヒリングは小さいころから、王になれなかったころまでのボッジとのことを思い出す。
ヒリングはいろいろ悩んだ末、ボッジの旅を許すことにする。
ただし条件がある。
お供に、ソードマスターのドーマスと、兵士のホクロを連れていくこと。
ホクロは兵士で唯一志願してくれた。手話もできる。
そして第2の条件は、ヒリングの実家に挨拶をしたらすぐに帰ってくること。
ボッジの旅立ちを見ながら、ヒリングは嫌な予感がする。
それは、ボッジともダイダとも、二と度会えない予感がするというものだった。
第20話
ダイダは、魔法の鏡のアドバイスの通り、ボッジを暗殺しようとしている。
魔法の鏡は、更に、ボッスの死体から力を手に入れるようにアドバイスする。ダイダは、そんなものが本当にあるのか、あるとしても自分には必要ではないのかと疑問に思う。
ボッス王が死んだ後のランキングを査定するために、王様ランキング教会の人が王国にやってきた。
アピスが協会の人と町でばったり出会う。
昔、アピスとベビンは一緒にゴーレムと戦った。苦戦している二人の前にボッスが現れ、一撃でゴーレムを倒した。
協会の人は強さだけなら、ボッス王はランキング一位だったとアピスに言う。
アピスは、ランキング一位になった王は神の宝物庫に入り好きなものを選ぶことができるが、みな同じものを選んだこと、そして宝物に魅せられ、行方不明になるか、気がふれると聞いている。
アピスは、協会の人に何をランキング一位の王たちがもらったのかと尋ねるが、はぐらかされた。
第21話
ボッジは、ドーマス、ホクロと旅立つ。
ボッジは、旅の途中、ザリガニを見たり、夕日を見たり、新たな体験をする。
野宿をして、目が覚めると、魚を焼いて食べる。
街に入り、アピスは買い出しへ。ホクロは、ボッジを見失ってしまう。
ボッジは人形劇を見た。人形劇団に金貨を与えたため、ボッジが金持ちだとばれてしまう。
ボッジは、疲れて寝込んでしまう。そこに泥棒がやってきて、金貨が入ったボッジのバッグを盗んだ。
第22話
ボッジのカバンには、ヒリングが実家にあてた手紙のほか、すべてのものが入っていた。
それを知ったドーマスはホクロを怒鳴りつける。
そして、ボッジにも説教をする。一般人はお金を稼ぐために一生懸命で、ボッジのようにお金持ちではないこと。そんな人たちに魔が差すような行為はしないこと。をとうとうと語って聞かせる。
説教が終わりメシを食べに出かけようとすると、ボッジの足元にカバンが置いてあった。中身も無事。
不思議。後で謎解きがあるんだよね。きっと。
メシ屋で、ドーマスはホクロに尋ねる。上からのどんな命令にも従う覚悟はあるかと。アピスは従う覚悟があるという。
ドーマスは物思いに沈んでいる。ドーマスの皿が空であることを見たボッジは、食べ物がなくて沈んでいるんだと思い、ドーマスの皿に山盛りの肉をのせてあげた。
ボッジたちは町を出て山に入る。ここからはモンスターも出るかもしれない。
第23話
森の中でボッジは落とし穴に落ちてしまう。
落とし穴には無数の槍が落ちた獲物を突き刺すように仕掛けてあった。
ボッジは素早い身のこなしで槍をよけ無事だった。
ボッジは蛇との練習でよけるのは上手だからね。
落とし穴の底から、森の狩人の住処に通じる通路があった。
ボッジが通路をたどっていくと狩人がいて、ボッジに何者だ、森の神秘はいいぞとか、大声で語り掛ける。
そうこうしているうちにイノシシのような生き物が罠にかかる。
ボッジと狩人は、表に出てイノシシを丸焼きにする。
空に異様な別の世界のものが現れ、新たないけにえを吐き出す。
狩人は、感謝の踊りと思われる踊りを踊りだす。ボッジも踊る。
イノシシを二人で食べる。
狩人はボッジをじーっと見て、お前が次のいけにえなのか?といいながら、ボッジに襲い掛かろうとした。
ボッジはあわてて逃げ出し、ようやくドーマスとホクロにであう。
狩人との出会いはボッジにとってどのような意味があるのか。
第24話
ボッジたちは荒野で野宿することにする。
ボッジが肉を食べようとすると、投げナイフが飛んできた。投げナイフはボッジの肉に刺さり、ボッジは無事。
そのすきに、狐の親子がボッジの肉をくわえて逃げた。
ドーマスはほかの二人が寝静まった後、野宿している場所から離れ、「ベビン 私は味方だ」と大声で語り掛ける。
謎の言葉。アピスは暗殺者の味方という意味らしい。
翌朝目が覚めると、狐の親子が死んでいた。肉を食べて死んだらしい。
ホクロはナイフに毒が塗ってあったというが、肉に毒が仕込んであったんだよね。ドーマスは暗殺者だったんだね。
死んだ狐を見てボッジは大泣きする。ボッジを慰めながらホクロは思い出す。
ホクロが死んだ母の墓の前で泣いていると、ボッジが花とハンカチを差し出してくれた。ボッジも自分の母親の墓参りに来ていたのだった。ボッジは墓に花を並べ墓石に頬ずりをしてにっこりしていた。
ボッジとホクロは狐の親子を埋葬してあげる。
3人は旅を再開する。
3人がこれから通るところは「冥府の穴」。別名「地獄の門」。
冥府の穴は、これから訪れる町から少し離れたところにある大穴。そこは火が燃え盛っている。この穴が冥府に通じている。
街が冥府からの怪物の侵入を防いでいるのは、史上最強の騎士団「冥府騎士団」のおかげ。
第25話
ドーマスはボッジを冥府の穴に突き落とす。
ドーマスは高笑いしたのち、うずくまり泣きながらボッジに許しを請う。
一方、お城ではダイダがうなされていた。
夢の中でダイダはパンドラの箱を見つける。
ヒリングは開けるなというが、魔法の鏡は真の王になるために開けなければならないという。
ダイダはパンドラの箱を開けてしまった。
中からは闇が現れる。
パンドラの箱から最後に現れたのは、ボッジだった。
ボッジはダイダを救う最後の希望。ボッジは何度も倒されるが、強い心で立ち上がり災いを払う。
第26話
ボッス王亡き後の王様ランキングは90位くらいに落ちてしまった。
ダイダはボッス王の力を手に入れるため、魔法の鏡の案内で、お城に地下におりていく。
地下には2人の死神のようなものたちが待っていた。
一方、冥府の穴に落とされたボッジ。落ちる途中でカバンからくさびがついたロープが飛び出した。
くさびが壁につき去り、ロープがボッジを支え、ボッジはそこに落ちるのを免れ、穴の途中に張り出している通路のようなところに落ちた。
気を失っていたボッジが正気を取り戻すと、カゲがいた。
カゲがカバンに潜み、ボウガンでロープを発射したのだった。
ボッジとカゲは再会し、大泣きする。
カバンが盗まれたときも、カゲのおかげで戻ってきたんだね。
第27話
カゲはベビンからボッジの護衛をするように頼まれた。
カゲはボッジのカバンの中に潜み、塔から落ちたときも、カバンが盗まれたときも、毒が入った肉を食べさせられた時も、ずっとボッジのそばにいた。
カゲは、冥府の底にいるボッジを最強の男にしてくる者のところに、ボッジを案内する。
一方、お城の地下にいるダイダ。二人の者たちはボッスの忠実な家来で、力を手に入れる手伝いをしてくれるという。
地下には、モンスターなど様々なものの氷漬けが置かれてあった。
氷漬けされたボッス王もあった。
二人の家来は、氷漬けされたボッス王を巨大なミキサーに入れ、ボッス王のジュースを作った。
出会い
ボッジは、耳が聞こえないし、口もきけない。
会話をしている人たちを見て仲間に入ろうとするけれども、誰も相手をしてくれない。
ボッジは、カゲとであい会話らしきものができてとても喜んだ。
カゲは最初、自分をだますつもりかと疑ったが、ボッジは毎日服をいっぱい持って現れ、カゲにプレゼントした。
カゲは母親と死別してから、つらい目に合ってきた。
つらい者どおし心が通じたんだね。
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