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古見さんはコミュ症です。第10巻
コミュ129 一年間です。
なじみが持ってきたゲームを、矢田野まける、中々思春、なじみ、古見さんがあそぶ。
ひとしきり盛り上がったあとのクラスで、仁人と古見さんが二人きりになる。
雨が降ってきて、二人が窓から空を見る。
古見さんは、あと数日でクラスメイトと別れなければならないのがさみしい。
二人で楽しかった一年間を回想する。
始業式の日。新しいクラス発表。古見さん、仁人、なじみは、また同じクラスになる。
コミュ130 新しいクラスです。
2年生の新しいクラス。古見さんの隣の席はヤマンバギャル。(ヤマンバギャルって今でもいるのか?この高校は、県内有数の進学校ではなかったか?)。斜め後ろは仁人。真後ろは片居。
前のクラスの女子は、ほとんど一緒じゃない。
自己紹介の仕方を、サイコロで決める。
古見さんは、セクシーポーズで自己紹介。
仁人は、目玉おやじのまねで自己紹介。
コミュ131 ギャルです。
万場木留美子は、ヤマンバギャル。
「ちょりーす」とあいさつしても、みんなにひかれる。
1年生の時の仲間にラインを送信してもリプライがない。
隣の席は古見さん。2人とも10日間たっても、新しい友達がいない。
コミュ132 私も同じです。
万場木は、もしこのままひとりぼっちが続いて、40年後アパートで孤独死したら、というネガティブな想像をしてしまう。
授業中に泣き出し、仁人と古見さんが保健室に連れていく。途中で嘔吐してしまい、仁人が掃除する。
万場木は、古見さんに、仲良かった友達とクラスが分かれ、新しいクラスになじめなくて、ずっと独りぼっちだったらどうしようと思って、怖くなったと打ち明ける。
古見さんは、自分を一人目の友達にしてくれという。
古見さんと万場木が、教室に戻る。
メイクが落ちた万場木をみて、みんな「きゅんきゅん」。
コミュ133 古見くんです。
古見さんの弟 古見笑介。眉目秀麗、聡明叡智。コミュニケーションを必要としない。
仁人の妹 只野瞳と同じクラスになる。
笑介と瞳は隣の席。
クラスのみんなが、笑介と仲良くなりたくて、声をかけるがスルーされてしまう。
瞳は、めげずにいろいろ笑介に声をかける。
瞳の好きな食べ物は何かとの問いに、笑介はサバと答える。
コミュ134 マンバ再びです。
万場木は、クラスのみんなの前で泣いたりしたことを思い出し、学校に行きたくないと思う。
古見さんと友達になれたことを思い出し、テンションを上げ、学校に行く。
元気に挨拶をするが、ヤマンバギャルの派手なメイクでみんなにひかれる。古見さんも、万場木かどうか、確信が持てない。
万場木は心が折れる。
コミュ135 万場木さんと只野くんです。
古見さんは、ノートに「おはようございます。」と書いて、万場木に見せる。万場木は、一安心。
自分がみんなからひかれている理由が分からない万場木は、仁人を疑う。保健室に運ばれたときの嘔吐のことを、仁人がばらしているのではないかと。
仁人が誰にも言っていないと言って、疑いが晴れる。
コミュ136 メイクです。
万場木は、古見さんに、なぜ自分はクラスのみんなにひかれるのかと尋ねる。
古見さんは、仁人に助けを求める。
仁人は、メイクがない方が可愛いと思うと伝える。
コミュ137 体力測定です。2
女子全クラス合同の体力測定。
A判定をとると、伝説のかつパン(10食限定)の交換チケットがもらえる。
面倒見の良い尾根峰が万場木に声をかけ、一緒に回ることになる。
古見さんは、A判定でチケットをゲット。
ほんとに使えるのか不安になって、聞くのも恥ずかしく、結局使えなかった。
コミュ138 花粉症です。
仁人も、万場木も、片居も、はじみも、古見さん以外は、みんな花粉症。
花粉症の症状や、薬などの話で盛り上がる。古見さんは、入っていけない。
古見さんもくしゃみが出て、花粉症ではないかといわれて喜ぶ。でも、みんなの前でくしゃみをしたのが、恥ずかしい。
コミュ139 突然です。
古見さん、万場木、仁人が、偶然、同時刻に、ステーキが食べたくなる。
次の日、突然、なじみが、みんなに、駅前に新しくできたステーキ屋に行こうという。
グルメな上理、片居も同行する。
仁人と万場木は、古見さんがステーキを食べる様子に見とれる。
仁人が万場木に、「おいしそうに食べますね。」というと、万場木は「なに見てんだよ!!」と返す。
片居は、仁人がステーキを食べる様子に見とれる。
コミュ140 万場木さんの友達です。
万場木は、古見さんに友だちを紹介したいと思い、ボウリングに誘う。
万場木の友達3人が来る。
3人は、万場木が人見知りなので心配をしていた。万場木と友達になってくれた古見さんに感謝する。
古見さんも万場木と友達になれてうれしいという。
コミュ141 虫です。
古文の授業中、カナブンが教室に飛んでくる。
みんな、虫が苦手でパニックになる。先生も虫が苦手。
カナブンがぶつかり成瀬失神。カナブンに近寄られた片居失神。
チョークを持つ手にカナブンがとまった古見さんは、立ったまま失神。
万場木の髪に入ったカナブンを仁人がとってあげる。クラスのみんながキュン。しかし、逃げられてしまう。
なじみが、カナブンを手づかみで捕まえる。カナブンの腹を見せながら、クラスのみんなに迫る。
コミュ142 お泊り会です。
万場木が、古見さんの家に泊まりに来る。
古見さんのお母さんは大喜び。
趣味の話や、恋愛話で盛り上がる。
万場木の初恋の相手は、中二の時の野球部のエース。
古見さんは、入学式の時の仁人との出会いを話す。(筆談ではなく肉声で)万場木は、中学生の時の話だと思う。
今好きな人はいるのかとの古見さんの問いに、万場木は、仁人を思い浮かべるが、「今はいない。」と答える。
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