アンゴルモア 博多編 第1巻 ネタバレ

*オレンジ色の字は感想。

Contents

第一話

鬼剛丸 出典 アンゴルモア 博多編 第1巻より

1274年モンゴル帝国と高麗軍3万が対馬を襲った。

少弐氏の地頭代 宋助国が迎え撃ったが全滅。島民は虐殺され、生き残った者は戦利品とされた。

対馬勢に加勢した元御家人で今は流人の朽井迅三郎は義経流という兵法を使う戦上手。

宋助国の娘 輝日姫を助け、山にこもり蒙古軍相手にゲリラ戦を展開している。

蒙古軍は博多を目指して移動した。

一艘の蒙古の船が帆の修理のために対馬の湾内に侵入してきた。

対馬の女子供が捉えられるのを見て、迅三郎と数名の島民は無謀にも蒙古戦に近づく。

迅三郎が蒙古戦に乗り移り、女子供を海に飛び込ませる。

対馬勢は対岸から弓矢や投石で攻撃。

蒙古勢の大将は後れを挽回せねばならないため、対馬勢を相手にせず博多に向かう。

迅三郎は博多から食料を調達するため、蒙古戦に潜み博多に向かう。

迅三郎は超人的な戦闘能力を持つ。義経流のおかげか。

第二話

蒙古戦に潜んだ迅三郎は対馬で知り合いになった張明福と再会。

迅三郎と張の会話を聞きつけた蒙古兵が怪しみ危うく見つかるところだった。

蒙古軍本体は10月14日壱岐に侵攻。

壱岐勢は少弐家の守護代 平景隆の兵百騎が迎え撃とうとするが、蒙古に殲滅される。

蒙古軍本体は博多湾へ侵攻を開始する。

博多では九州を中心とする4千人の武士団が待ち構えていた。

蒙古軍は3万なのに、博多では4千人って少なくないか?

第三話

事の直前で迷いは禁物 出典 kuso-chisiki.jugem.jp

少弐家を総大将とする日本軍は、博多、大宰府、筥埼(はこざき)に布陣していた。

本陣は筥埼。総大将は少弐資能(しょうにすけよし)。采配は、資能の長男 経資(つねすけ)と次男 景資(かげすけ)がとる。

景資は迅三郎に援軍を送ると約束したが、資能に止められた。そのことを今でも悔いている。

資能は、敵よりも味方、特に大友氏を警戒している。敵との戦いで疲弊したところを打たれるのではないかと疑惑の目で見ている。

軍議の席上、景資は蒙古軍は陸地への足掛かりとして赤坂山を狙うであろうから、守備兵を多くするべきだと提案。

鎌倉武士団って兵法に弱いんだね。

しかし、兄と対馬への援軍の件で口論になる。

資能は、赤坂に蒙古軍が上陸したときのために、赤坂と大宰府の中間地点である簑島に菊池氏を配することにした。

菊池氏は、源平合戦で平家についたため、冷遇されている。

日本軍の物見が蒙古戦を発見するも、商船か海賊か判断がつかず、数万の蒙古軍が攻めてくることにだれも気づかなかった。

日本軍はのんびりしすぎだね。

第四話

博多湾は水深が浅いため、能古島までしか蒙古軍は進めない。

蒙古軍は能古島に集結する。そこは、九州方面からは死角になるため、日本勢は蒙古軍の数を把握できなかった。

驚きだね。物見も出していなかったのか。いや出していたけど正確な数が把握できなかった。油断しまくり。しかも、蒙古軍よりも日本軍の方が多いと思っていたって・・・。こういうのを井の中の蛙っていうんだろうな。

経資は部下の赤坂山への増兵を対面を気にして却下。

このあたり、愚将の典型だね。

蒙古軍は高麗兵に先陣を切らせる。

高麗がなかなか服属しなかったことへの嫌がらせだね。

高麗軍は、まず、そ原山を狙う。対馬のような頑強な抵抗を予想していたが、2人の武士が酒盛りをしていた。勢いに乗った高麗兵は赤坂山を陥落させる。

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