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5歳で偏頭痛
私が最初に偏頭痛になったのは,記憶している限りでは,5歳の頃だと思います。
遊びから家に帰ってきて,目がちかちかしてよく見えなくなり,かんしゃくを起こして,持っていたおもちゃのビニール製の探検をぶん投げた記憶があります。
この目がちかちかしてよく見えなくなる症状は閃輝暗点(閃輝暗点例)という,典型的な偏頭痛の症状だと,25年後くらいに神経内科と眼科の先生に言われました。
中学生で再発
中学生になるまで症状が出ませんでしたが,体育の授業で柔道をやった後に,約10年ぶりで閃輝暗転の症状が出ました。
閃輝暗点の症状が治まった後,こめかみがずきずきし,右手の人差し指の先がしびれました。
近所の医者に見てもらいましたが,中学生の目から見ても若い医者が「疲れたんだよ」といって,肩をもんでくれました。
それで終わりでした。
高校時代に頻発
高校になってから頻繁に起こるようになりましたが,医者に行っても何ともならないと思い症状がおさまるまで我慢していました。
私は,近隣では進学校の部類に入る高校に通っていたので,中学からそれなりに勉強していました。
小学校時代はほとんど勉強していなかったので,勉強による疲れとかストレスが原因だろうと漠然と思っていました。
高校時代にテスト中に症状が出るとまずいなと思いましたが,幸いテスト中に症状が出ることはありませんでした。
大学入学後就職して数年たつまでは症状が出ませんでしたが,一日中座って文書を見ている部署に移った20代後半から閃輝暗転が起こるようになりました。
結婚してから脳神経内科と眼科にかかりました。
脳神経内科では症状を話すと典型的な偏頭痛だと言われ,症状が起こった時に飲む,血流を抑える薬を処方されました。
予防方法はない
この先生に予防する方法はないのかと聞いたところ,きっぱりないと言われました。
この薬を飲んだ時に気分が落ち込んでしまいました。多分,血流が少なくなったためだと思います。一度飲んだ切り飲むのをやめてしまいました。
眼科は閃輝暗点が目の異常によるものかと思い受診しました。
目薬で瞳孔を開かせ,網膜に異常がないか確認した後,先生は視神経のまわりの血管が膨らんで閃輝暗転の症状が出る。
いわゆる偏頭痛である。
自分もこの偏頭痛持ちなのでよくわかる。完全に治す方法はない,とのことでした。
自分の頭痛がどのタイプか次のサイトで試してみました。
バファリンネット
結果は慢性頭痛ではないようですとのことでした。
偏頭痛持ちの同僚がいて,大変苦しそうなのを見て,自分は軽い方なんだなとは思っていましたが,少し(変な言い方ですが)残念です。
医者さんの扱いが軽かったのも道理です。
でも閃輝暗転がいつ起こるかわからないのが心配の種です。
一番困ったのはディズニーランドからの帰りに首都高速の合流地点で閃輝暗点が始まってしまった時です。
合流させてもらう車線にいましたのでただでさえ神経を使うのに,よく見えなくて焦りました。なんとか合流を乗り切りましたが,サービスエリアがなくてそのまま走り続け,なんとか症状が治まりました。
慢性頭痛ではないにしても,なんとか閃輝暗点の発症をコントロールしたいと思っています。
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