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からくりサーカス 第20巻
からくり~再終幕
第31幕 共鳴
最古の自動人形パンタローネ、ドットーレ、コロンビーヌ、アルレッキーノと戦う。
重傷を負っている鳴海も戦おうとするが、しろがねたちは鳴海はもう使えないなど、冷たい言葉をかける。
鳴海は、しろがねたちと自動人形が戦っているわきをとおり、フランシーヌ人形に向かう。
それをみた、コロンビーヌが鳴海に攻撃を仕掛ける。
鳴海を、しろがね達が守る。冷たい言葉は、鳴海を思いやってのものだった。
第32幕 最後の閃光
鳴海は、しろがね達に、自分がフランシーヌ人形を倒すから、最古の自動人形を頼むと叫ぶ。
しろがねたちは「鳴海ならできる」と信じ、自分たちは最古の自動人形に向かう。
最古の自動人形のうち、アルレッキーノが鳴海の前に立ちはだかる。
リィナがアルレッキーノと鳴海の間に割って入るも、あえなく敗れる。
鳴海は、アルレッキーノに進化した気功を打ち込む。(鳴海の気功は、以前アレルッキーノに効かななかった。)
アレルッキーノにとどめを刺そうとしたところで鳴海は力尽きる。
第33幕 合流
ダールがコロンビーヌに、トーアがパンタローネに倒される。
残ったティンババティとロッケンフィールドの頭上に、生き返った無数の自動人形達がふってくる。二人は、ここで終わりかと思った。
頭上から、自動人形のほかに、ルシール、ミンシア、ファティマ、阿紫花、ジョージも降ってくる。
あたらしい糸繰人形も到着した。
第34幕 闇色の血(前編)
ルシールが用意したのは、ルシールの娘アンジェリーナにそっくりの糸繰人形。
アンジェリーナはフランシーヌそっくり。
アンジェリーナ人形に「控えろ」といわれると、フランシーヌに絶対の忠誠心を持つ自動人形は動けない。
第35幕 闇色の血(後編)
動けないドットーレに「フランシーヌなど関係ない」といえば、動けるようになるとフランシーヌは挑発する。
ドットーレは、腕だけは動かせるので、ルシールに攻撃を加える。
もし、ドットーレが動けるようになるとルシールは死んでしまう。
それを見ているミンシアがやめてくれと泣いて頼む。
ルシールの挑発にのり、ドットーレは「フランシーヌなど俺に関係ないわ!」と叫んでしまう。
動けるようになったドットーレは、ルシールの心臓を突きさし、ルシールの血が飛び散る。
同時にドットーレは、「フランシーヌを笑わせるために作られた」という存在理由がなくなってしまう。
第36幕 Au revoir,ルシール
ミンシアに抱きかかえられルシールが、語り掛ける。
人は白い画用紙と色とりどりのクレヨンを与えられ、何を描こうか迷っている井足時間切れになってしまう。
自分(ルシール)は、ずっと黒い絵を塗ってきた。本当はウサギを書きたかったが、もう残すところがなくなってしまった。
ルシールはミンシアに、自分の絵を迷わず書くように言う。
ルシールは、鳴海の夢にも現れる。
大切な人を守り抜くように言い置いて、ルシールは去っていく。
ミンシアとファティマが鳴海の心臓が止まっていることに気づく。
第37幕 6時
心臓が止まった鳴海は医療カプセルに運ばれ、治療を受ける。
ジョージ、ティンババティ、ロッケンフィールドがフランシーヌ人形に向かう。その行く手を、低級な無数の自動人形が阻む。
低級な自動人形は、量産されたためフランシー人形への忠誠心が低く、アンジェリーナ人形の暗示が効かない。
医療用カプセルを攻撃する自動人形をダールが迎え撃つが、戦力が足りない。
ファティマは、阿紫花と自動人形を迎え撃つべく、糸繰人形を取りに行く。
第38幕 7時10分
鳴海の手足の石化が始まる。石化が胴体に及ぶと取り返しがつかない。
糸繰人形を取りに行ったファティマが自動人形に襲われる。
ファティマは、阿紫花に自動人形を装甲車から出してくれるよう頼む。
装甲車には阿紫花の糸繰人形プルチネラがあった。
阿紫花はプルチネラで、ファティマを助ける。
第39幕 7時49分
阿紫花がプルチネラ、ファティマがグリモルディで反撃を開始する。
鳴海の石化が急速に進む。石化を止めるために、ダールの血を輸血する。ダールはコロンビーヌの攻撃を受けてから、血が止まらなくなってしまった。
パンタローネ達は、自動人形の攻撃を医療用カプセルに集中する。
ダールは、体内に埋め込まれたプラスチック爆弾を自動人形達の真ん中で爆発させる。
第40幕 8時42分
鳴海の手足はもう粉々になっている。
鳴海の手術をしているトーアは、しろがねーOに使われている人工細胞などを使って、鳴海を復活させようとしている。
トーアは、パンタローネの攻撃を受け、自分も石化が進行している。
手術をロッケンフィールドに引き継ぐべく連絡をする。
自動人形のコロンビーヌがアンジェリーナ人形の暗示にもかかわらず、動けるようになってしまう。
ティンババティがコロンビーヌに戦いを挑む。
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