*オレンジ色の字は感想。
Contents
第42話
お城の地下室で。ダイダ、魔法の鏡、アピス。アピスはダイダを暗殺しようとするが、魔法の鏡に止められる。魔法の鏡の声を聴いたアピスは「ミランジョ様」という。
アピスの回想。
昔、アピスはボッス王とミランジョのお城に行った。
アピスは呼ばれてミランジョのそばに行くと、背後に怪鳥がいた。アピスが悲鳴を上げる。
何が起こったんだかさっぱりわからない。ミランジョはアピスを変えてやろうといって呼んだんだけど。アピスはそれ以来ミランジョに頭が上がらないようだが、何が何だか分からず。
現在に戻る。魔法の鏡にはミランジョがいるらしい。
ミランジョはダイダに肩入れしているらしい。ダイダと内緒話をしている。
アピスに斬りかかろうとするダイダをミランジョが止める。
ミランジョはアピスは改心してダイダに肩入れすることにしたといいたいよう。
しかし、アピスはいきなりダイダの腹を殴り、気絶させる。
どんな内緒話をしたのか。この筋から言うと、ダイダが拒んだ秘薬を飲ませるんだろうね。
第43話
場面が変わって、デスパーの城。
デスパーはボッジの免許皆伝のお祝いをしようと、カゲに持ち掛ける。
カゲはどのくらいボッジが強くなったか見せてくれという。
なぜかデスパーはお披露目しない。
物語があっちこっち飛ぶのはどうかなと思う。おおきく振りかぶってとか、野球漫画を読むと、1球1球にものすごく紙面を割いている。そして、その経過を詳しく書いている。これが野球漫画の人気の秘密ではないかとも思う。それに比べてこの漫画は、あっちに行ったりこっちに来たり。何のお話なのか分からなくなってしまう。
またボッス王国のお城の地下室への場面。
この場面転換は意味があるのか。もうちょっと構成をよく考えてほしい。文句はさておき物語へ。
アピスによって気絶させられたダイダ。椅子に縛り付けられ、気絶させらている間に秘薬を飲まされてしまった。
秘薬はボッスの力を復活させるのではなく、ボッスそのものを復活させるらしい。ダイダは単なる入れ物として使われてしまうらしい。
第44話
ダイダの意識は暗闇の中をさまよっている。
一方、ダイダの肉体は目覚め、筋肉が盛り上がり、自分を縛っていたロープを筋肉で引きちぎる。
目覚めたダイダをみて魔法の鏡は「ボッス様」といい、ダイダは「また息子を犠牲にしたのか」という。
要するに、ダイダの肉体を乗っ取ってボッスがよみがえったということだね。
現代人の感覚から言うとなんて親だという気がするが、昔の王様ならあったことかもと思う。
古代中国の漢の劉邦は敵にやっつけられて逃げる時に、馬車の速度を速めるために自分の子を放り投げたという話を聞いたことがあるので、昔の王様は自分が第一だったのかもしれない。
一方、ボッジ、カゲ、デスパーたちの場面。
場面の切り替わりが唐突でお話についていくのが難しい。何とかならないのか。
デスパーから免許皆伝を受けたボッジが剣の鞘を振り回すのを見て、カゲがうれし泣きする。
しかし、ボッジがさやから抜いた剣を見て「なんだよそれ」と叫ぶ。
ボッジの剣は、フェンシングの剣を短くしたような、針のようなものだった。
一寸法師の針の刀を思い出しました。
第45話
ボッジの針のような剣を見てカゲは「インチキだ」と叫ぶ。
カゲに対してデスパーは「ボッジの腕前は確かだ」と保証する。
こんな針のような剣でどうやって戦うのか興味津々です。気功でも使うのか。
ボッジ、カゲ、デスパーは免許皆伝のお祝いに食事に行った。そこに、以前、デスパーとけんかした「暴れん坊 アバン三兄弟が現れ、デスパーたちに因縁をつけてくる。
ちょうどいいところに敵役が現れた。ボッジが活躍するに違いない。
第46話
三兄弟はボッジとカゲを「チンチクリン」という。デスパーは放っておきなさいと相手にしない。
しかし三兄弟がデスパーを「ラクダ顔」というと、激怒し、三兄弟を殴り飛ばす。
デスパーは弟子の悪口なら平気だが、自分の悪口は許せない。普通の剣術の師匠なら逆だよね。
デスパーは弱い。三兄弟に殴られ蹴られても頭を抱えてうずくまっている。
ボッジが割って入るが、殴られ数メートル先まで飛ばされてしまう。ボッジは立ち上がり、「やめなさい」という意味の声を出す。
ボッジは三兄弟を殴るが非力なパンチで効き目がない。
猫パンチ?
第47話
ボッジが三兄弟の顎に次々に非力なパンチを見舞う。
相手は最初「???」という感じだが、しばらくすると倒れてしまう。
脳震盪を起こさせているらしい。
三兄弟が斧などの武器を持ち出したので、ボッジも針のような剣を抜く。
この件で戦えるのか。いよいよ謎が解明される。
第48話
ボッジが三兄弟のうちの大男を斬りつけると、大男は気絶してしまった。
深手を負っているようでもないのに不思議である。
デスパーの解説によると、ボッジの剣は神経に刺激を与え血管を拡張させるので、脳に血が回らなくなり、失神させるという。
ほー。北斗神拳の秘孔のようなものか?お前はもう失神している。
食事を終え、デスパーはボッジたちと別れ、別のところに行く。
そこには、三兄弟がいた。
なるほど、やらせというか、サクラというか、仕組まれたことだったんだね。
第49話
デスパーは三兄弟に報酬を渡そうとするが、三兄弟は受け取らない。どうやら、デスパーの弟子のようだ。
デスパーはボッジの実践を見るために三兄弟を雇ったらしい。
一方、家に帰ったボッジはヒリングの事を思い出している。
ヒリングがドーマスに自分を殺させようとしたのではないかと思って悲しくなる。
ボッジはカゲにはげまされ、また、ヒリングが自分に優しくしてくれたことを思い出し、疑念を振り払うように腕立て伏せをする。
一方、ボッス王国の城ではダイダ(=ボッス)に魔法の鏡がヒリング殺害を始めるよう進言している。
はー?ヒリングってボッス妃で、ダイダの母親だよな。悪いのは魔法の鏡なのか。王国を乗っ取ろうとしているのか?
第50話
ヒリング暗殺は魔物どもが実行するらしい。
魔物どもの力を試すためにダイダ(=ボッス)は、アピスと戦わせる。
アピスに不利な状況で、ダイダ(=ボッス)がアピスと交代し、一撃で魔物を倒す。
そしてダイダ(=ボッス)はヒリング暗殺を許可する。
魔物との戦いが意味不明だね。なんのために戦ったのか。自分よりも弱いけど、アピスよりも強そうだからいいってことか?
一方、ほくろから、ボッジが冥府の穴に落とされてしまったことを聞いたヒリングが、膝をつき天を仰ぎ表情を失い震えていた。
第51話
ホクロは、怒ったヒリングによって柱に縛り付けられていた。
ヒリングはホクロを八つ裂きにしようとしている。
ボッジを暗殺しようとしたのはドーマスで、ホクロはドーマスをやっつけようとしたのに、理不尽だよね。
ドーマスは、ホクロを助けようと隙をうかがっている。
ドーマスも不思議だね。ホクロのような正直者を見捨てたとあっては、自分がダメになってしまうと思ったんだろうね。この辺の心情はりかいするのが難しい。それなら最初から暗殺しなければいいのにと思うけど、ダイダの命令だから従わないわけにはいかないし。あちらを立てればこちらが立たず。
第52話
ホクロを助けようとドーマスは刑場に突入。
多くの兵士たちを倒し、ホクロをかついで逃げようとするドーマスの前にダイダ(=ボッス)が現れる。
ダイダ(=ボッス)がドーマスをたおし、ホクロの救出は失敗する。
ヒリングはドーマスを死刑にしろと叫ぶ。
ダイダは「やめい ボッジは生きている」と叫ぶ。
最初から言ってあげなよ。ダイダ(=ボッス)さんよ。
第53話
ダイダ(=ボッス)は、今、世界で一番強い者はボッジであると魔法の鏡に教えられ、ボッジが冥府で修行中であることを知っていた。
ダイダ(=ボッス)は刑場に集まっているヒリング、ドーマス、ホクロなどにごっじが生きていることを告げた。そして、ホクロ、ドーマスは死刑にはしないが、お城からは追放するといった。
ダイダ(=ボッス)は、ドーマスに小声でお城の地下にある冥府の入り口を破壊せよと告げた。
ボッジが生きていることを知ったドーマスは男泣きに泣いている。ドーマスもつらかったんだね。
第54話
ホクロは自分を救出しようとしたドーマスに感謝する。
ドーマスも初心を思い出させてくれたホクロに感謝する。
初心とは、ボッジへの忠誠心なのかもね。
一方、刑場ではダイダ(=ボッス)が、四天王最強のドルーシ、そしてヒリングに自分はボッスであることを明かす。
第55話
デスハーのお城。
お城の地下にある牢屋に閉じ込められていた冥府騎士団団長 オウケンが脱獄した。
オウケンは怪しげな技を使い、冥府の剣王と呼ばれていた。
デスパーに免許皆伝を授かったボッジとカゲは、デスパーのもとから旅立つ。
デスパーはお金に執着するなど俗っぽいところもあるけど、旅立つボッジに「自分のすべてを愛せとか」ボッジの人にはない苦労が力をつけるとか、結構いいことを言うので、感心
二人の話
ボッジとドーマスの話。
ドーマスはボッスに抜擢されてボッジの剣術指南役になった。
全く、少しも上達しないボッジにひどく焦っていた。
ボッジは一生懸命頑張っているので、ボッジが悪くないことは分かっていても、どうすればいいのかわからず悩んでいた。
ヒリングのアドバイスで手話でドーマスはボッジに語り掛けてみた。
ボッジと気持ちが通じ合い、ドーマスはボッジを必ず守ると誓った。
しかし、ボッジを裏切り冥府の穴に落とした。
ドーマスはこの償いを必ずすると心に誓う。
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