TVアニメ『ピアノの森』より、トレーディングアクリルキーホルダーの登場です。
ピアノの森 メタルアートドッグタグ 一ノ瀬海 (キャラクターグッズ)
Contents
第187話 君の”1番”のために
*青字は感想。
カイは、ショパン・アカデミーの練習室で、子供のころからの修平とのことをぼーっと思い出していた。
カイは、修平を一緒にピアノを弾いていく同志だと思っていた。
落選したショックで、カイに小学校から嫌いだったといってしまった修平は、カイを傷つけたことを後悔し、カイの居所を探す。
居所を探すだけのつもりが、修平は、カイの隣の部屋を借りる。
カイの部屋に、阿字野がやってくる。
最後のレッスンをしようという
第188話 阿字野バージョン
ショパンコンクールファイナルの課題曲は、ショパンのピアノ協奏曲 通称1番か2番。
オーケストラのパートを阿字野が音源にとり、それに合わせてカイは練習する。
阿字野の音源は23パージョンある。
カイが練習に身が入らない様子を見て、阿字野はレッスンはやめようという。
レッスンの代わりに話を始める。
第189話 「忘れろ」
子供のころのカイに、阿字野は、譜面とピアニストは、図面と職人のようなものだと教えた。
同じ図面でも、職人によって出来上がる家が違う。また、材料によっても違う。
ピアニストにとって、材料は、たとえば、うれしいとか、悲しいとかの感情。
それらをカイはよく覚えている。
阿字野は、カイに、自分が教えたことはすでにカイの血肉になっているから、安心して忘れろという。
ファイナルの演奏は、オーケストラの職人たちの共同作業だから、頭を真っ白にして、全神経を集中させ彼らと同コミュニケーションをとっていくかが勝負のカギになると、阿字野は言う。
ステージは生きているから、余分なことは頭から追い出して最大限集中する必要がある。
ファイナルは終わりではなく、ピアニスト一ノ瀬海のスタート。
いよいよカイの独り立ち。感動的です。
第190話 一人の練習室
最後のレッスンは「忘れろ」だった。
阿字野は最後のレッスンを終えて、部屋から出ていく。
さすが天才ピアニスト。クールですね。
カイは、阿字野の音源と、阿字野が持ってきてくれた森のピアノのかけらをもって、思いっきり泣いた。
泣くだけ泣いてすっきりしたカイは集中して練習を始める。
隣の部屋から、カイのピアノに合わせた、ピアノの音が聞こえてくる。
カイが、もしかしたらと思って隣の部屋に行くと、修平が演奏していた。
修平は「遅くなってゴメン!手伝いに来た。」という。
カイは、しゃがみこんで泣いてしまう。
第191話 グッドフェローズ
カイが泣くのを見て、修平も泣きながら謝る。
二人は、元の仲良しに戻る。
二人は2台のピアノが並んだホールに移動して練習を始める。
修平はカイのおかげで、ピアノを捨てずに続けてこられた。
カイは、修平のおかげで阿字野と出会い、森の端から出ることができた。
二人が練習する姿を、セローと阿字野が見る。
「ほんとによかった。みんないい子だ」とセローが言う。阿字野も同意する。
みんないい子だね。
第192話 ミュージシャン・ハンド・ドクター
朝まで練習したカイと修平。
カイは、優勝したいと口走る。
優勝とか勝負とかにこだわらないカイらしくないので、修平はいぶかしく思う。
カイは、朝食の席で修平に事情を話す。
音楽家の手を専門にみる医者の第一人者にカイはあった。ショパンコンクールの優勝賞金が、手術代金。つまり、ショパンコンクールでの優勝が、手術をする条件。
このことを阿字野は知らない。
カイが自分よりもっと大変な悩みを抱えていたのを知り、修平は、自分はなんて小さい人間なんだと反省する。
何の手術をするんでしょう。
第193話 ピアノ協奏曲第2番
ショパンコンクールファイナル2日目の最初の演奏は、ウクライナのオレーシャ・ユシェンコ。
協奏曲第2番を弾く数少ない演奏者。
第1番は難しく、より派手に響くので選択するものが多い。
第2番はシンプルなので、繊細なタッチや個性が生きる。ピアノが円熟していないと弾きこなせない。
パン・ウェイも2番を弾く。
修平は、パン・ウェイは、自分のピアノに自信があるので2番を弾くのだろうと思う。
ユシェンコの演奏もいいが、パン・ウェイには勝てないとカイは思う。
そんなことを考えていると、コンクール速報のパン・ウェイの写真が目に入る。
記事を読むと養父パン・ハオのことが書いてある。
第194話 ”パン・ウェイの真実”
速報の記事は、パン・ウェイの養父パン・ハオの独白。
パン・ウェイの生い立ちについて語っている。
修平は、記事の中でパン・ウェイが5歳の時から阿字野を模倣していたとの部分に、目が釘付けになる。
確か、パン・ウェイは阿字野を知らないといっていたはず。
修平は、コンクールが終わるまで速報がパン・ウェイの目に触れなければいいと願う。
速報の最後に乗っていた汚れた子供の目が、まぎれもなくパン・ウェイのものだと、修平は思う。
第195話 ゴシップと闘志
パン・ウェイの記事をカイも読んでいた。
カイは、記事中の阿字野はもう消えたとか、パン・ウェイが阿字野を消化したとかいう部分に腹を立てていた。
二人の練習は、パン・ウェイへの闘志がわいたのか、モチベーションが上がった。
パン・ウェイの記事をセローから渡されて、阿字野も読む。
一方、パン・ウェイの記事を書いた記者に、カイの出身地である森の端の動画がユーチューブに流れているとの連絡が入る。
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