*オレンジ色の字は感想。
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第191話 故郷の水
キロランケが死んだわけだが場面がどうもわかりにくい。
キロランケの死体を前に杉元、アシリパたちがいるのかと思えば、ソフィアの元に杉元たちが走り出すと、燈台の娘スヴェトラーナ、岩息が突然現れる。
脈絡なく現れる。面白いのか。これ?岩息ってサウナで殴られて喜んでいた変態っぽい人か?説明つけてくれないとわからず。
キロランケを氷に埋めて杉元たちが立ち去ったのかと思えば、今度は、ソフィアが現れキロランケにさよならを言っている。
時空が入り乱れて、相対性理論だか、量子力学だかの世界になっているのか。
杉元たちは北海道に帰るらしいが、場面は突然登別温泉。
杉元たちが登別温泉に行ったのかと思いきや、新たなキャラクター登場。
二階堂一等卒、宇佐美上等兵、菊田特務曹長、有古一等卒。
顔が同じようで区別がつかない。温泉の滝のようなものを局部に当てて喜んでいる変態っぽい人がいるが誰これ?二階堂?
あっ、二階堂って鶴見中尉の部下?唐突に出てくるんで、誰だかわからず。
第192話 契約更新
雪山でげたのようなものを履いて妙な服を着ている人を見たという有古一等卒。
菊田特務曹長以下その話に興味津々なわけだがその理由がよく分からず。無理やりお話をつなげていないか。
菊田特務曹長の腰をもんでいる按摩さんが、都丹庵士であったことが不気味。
都丹庵士はなぜか覚えていたからよかったが、忘れている人も多いのではないか。唐突に登場するキャラには説明つけた方が親切ではないか?
それでまた場面は唐突に切り替わり、杉元たちのお話。
杉元たちは亜港近辺のニブフ民族の村にいる。
家の建て方とか服とかの説明があるが、別枠にした方がよくないか。
目をくりぬかれ瀕死の尾形。月島はスヴェトラーナに両親のもとへ帰れという。スヴェトラーナはソフィアのようになりたいという。
なんだか何が本筋なのか分からず。ドストエフスキー並みに難解。
杉元とアシリパは網走監獄でのことを話している。結局、杉元とアシリパは再び協力することに同意するわけだが、アシリパの事情、杉元の事情が入り組んでいて、何をしたいんだかよくわからない。
この辺もうちょっと整理した方がいいと思う。
第193話 登別温泉
でまた唐突にニブフ民族の怖い話が始まる。
裸の臀部にに大きな丸を書き大きな目のようにする。そしてまたの間から向こう側を見ながら相手(化け物)に臀部を見せると化け物が怖がるという話。
外に行っていた白石を杉元が臀部に目を書きまたから覗いて驚かそうとしたら白石も同じことをしていたというオチ。
なんか腹が立ってくるんだけど。本筋となんか関係あるのか。別のお話にした方がいいと思う。スピンオフっていうのか?それに、外にいた白石が臀部に目を書く話を何で知っいるのか不自然。
でまたお話は突然変わり、菊田特務曹長たちと都丹庵士。
空らはこれから戦うことになるわけだが、そもそも都丹庵士たちはここで何やったいるのかわからない。土方歳三に情報を流す?菊田特務曹長たちの動向を探っているのか。
それに、都丹庵士が夜に山奥のアイヌの村の温泉に入りに行く理由がわからない。温泉が好きなのか?
第194話 硫黄のにおい
で、有田特務曹長と都丹庵士の銃撃戦。
都丹庵士の部下たちに有田特務曹長がやられそうになるが、有古一等卒、宇佐美上等兵、二階堂一等卒が駆け付け、都丹庵士の部下たちを殺す。
都丹庵士は洞窟に逃げ込む。洞窟には地面からつららのようなものが生えている。それを折るとその音から相手の位置を正確に突き止め都丹庵士が銃撃してくるので下手に動けない。
都丹庵士は目が見えないので、耳に大きな収音期のようなものをつけ、音で相手を探知する。蝙蝠みたいだね。
第195話 有古の庭
菊田特務曹長たちが不利かと思ったらたいまつをつけて、都丹庵士の姿がはっきり見えるようになる。
何だそんな簡単なことだったのかと拍子抜け。すぐに都丹庵士を打つのかと思ったらなぜか逃げられる。
有古一等卒が都丹庵士を追い、偽の音を出して都丹庵士をかく乱する。
有古一等卒は、斜面を銃で撃ち雪崩を起こして、都丹庵士をしとめる。
第196話 モス
杉元たちは、瀕死の尾形、月島を医者にみせることにする。
医者を亜港から杉元たちがいるニブフ民族の村に連れてきた。
医者は日露戦争がえりなので日本語が少しわかり、杉元たちが日本人であることがばれてしまった。
日本人であることがばれるとまずいかというと、密入国の日本兵がいたと通報されると逮捕されるから。
ここでまた場面が突然変わり、菊田特務曹長と有古一等卒。
有古一等卒は山奥で都丹庵士を倒した。そこで刺青人皮をはがし、アイヌの村に潜伏していた。
そこに、菊田特務曹長が現れた。
有古一等卒がアイヌの村に潜伏していたのは、宇佐美上等兵、二階堂一等卒に手柄を奪われてしまうかもしれないと思ったから。
またここで場面は杉元たちに変わる。なぜこんなにころころ変わる。チャンネルを意味なく帰られるいら立ちのようなものを感じる。
医者は尾形は重症だから自分の病院に運ばなければならないという。
鯉登少尉の反対を押し切り、杉元は尾形を病院に運ぶことにする。
杉元は尾形を助けたいわけじゃないらしい。じゃなぜ病院に運ぶ。その理由が不明。
第197話 ボンボン
医者は病院で尾形の手当てをした。しかし、もうすぐ死ぬだろうという。
更に、しかしです。
病室から尾形が逃げ出した。
もうすぐ死ぬんじゃなかったのか。医者が嘘を言ったとも思えない。
鯉登少尉が尾形を発見する。尾形は看護婦を人質に取っている。尾形は医者に鯉登を殴らせる。
尾形は鯉登の頭に銃を突きつけ「ボンボンが」という。
ここからまた、場面がいきなり変わり、鯉登の回想が始まる。時空を超え、14歳の時の鯉登。場所は鹿児島。
鯉登少尉(鯉登音之進)は、エンジン付きの三輪車に乗って校庭から道に出て暴走。
なぜ校庭から出ていくか謎。
校舎の窓から学生が顔出し。「ボンボンめ」という。
音之進は、若い時の鶴見中尉をひく。鶴見中尉が追いかけてきて、引き倒す。
音之進は父親の海軍中佐の名前を出して木刀で殴りかかるが、木刀を素手で受け止め、更に木刀を折られ、殴られる。
音之進は急におとなしくなり、お詫びに西郷田森の墓に鶴見中尉を三輪車に乗せて行ってあげる。
二人は墓の前で「月島あんばん」を食べる。
そばに音之進の兄の墓がある。音之進は兄の代わりに自分が死ねばよかったという。
第198話 音之進の三輪車
音之進の兄は日清戦争で軍艦に乗っていた。黄海海戦で被弾しその乗組員はむごたらしく死んでいった。
音之進の父親は別の軍艦からそれを見ていた。
兄が死んでから父は、音之進を叱らなくなったどころか、笑いもしなくなったという。それで、自分が死ねばよかったというんだね。
その後、音之進たちは父の仕事の関係で函館に引っ越した。
函館の街を音之進が三輪車で暴走していると、突然、何ものかに誘拐された。
相変わらず、暴走しているんだね。
鯉登邸に鶴見中尉が派遣されてきた。鶴見中尉は陸軍所属だが、海軍にはロシア語ができる者がいないので、ロシア語が堪能で特務機関所属の鶴見中尉が派遣されてきた。
犯人はウラジオストク艦隊が太平洋にでるために、函館要塞などを無力化することを要求しているらしい。
父親の鯉登大佐は、そんなことをすれば多くの日本人が死んでしまうから、音之進には死んでもらうしかないと覚悟を決める。
さすが。
音之進は誘拐犯にあんぱんを食べさせられる。それは、かつて鶴見中尉と食べた「月寒あんぱん」だった。
第199話 坂の上のロシア領事館
誘拐犯から鯉登大佐に電話がかかってくる。要塞や駆逐艦を無力化しろというい要求。
鯉登大佐は音之進と電話で話す。
大佐は「国のために助けない」という。
音之進は「兄のようになれなくて申し訳ない。自分は生まれてこなかったものと思ってください。」という。
この辺は泣けるよね。明治時代の軍人は偉かったね。新しい国を作る志があったからかな。
鶴見中尉は、音之進が犯人に反撃し時間を稼いでいる間に、犯人の電話番号を割り出し、そこが五稜郭であることを割り出した。
五稜郭に向かって三輪車に乗った大佐が爆走。その後ろに鶴見中尉が乗る。
今でいう見事なコーナリング。大佐はバイクに乗ったことがあるのか。天性の運動神経か。そういえば音之進のサーカスで見事な運動神経を見せていた。
途中、路面電車にぶつかり、二人は投げ出されるが、見事にリカバリー。
どういう風ぶつかったのか不明。
鶴見中尉は路上に投げ出されエビぞりになっているし、大佐は軍服が破れて半裸状態になっているから、相当、重症なのではと思うが、平気で二人とも走っている。
既に三輪車は壊れているが、大佐はハンドルを握って走っているのがなぞ。
アクションシーンはスピード感があってよかった。面白い。
第200話 月寒あんぱんのひと
五稜郭では、犯人が音之進の頭に銃を当て、ロシア語で「ボンボンが」といっている。
なぜ、ボンボンであることがわかるのか。日本人なのか。
大佐は犯人たちにあっけなくやっつけられてしまったが、鶴見中尉が犯人たちをやっつけた。
正気に戻った大佐は「よく戦った。誇らしい。」といって音之進に笑いかける。
ようやく兄が死んでしまった心の傷が回復したのかもしれないね。
音之進は海軍ではく、陸軍に入る。
誘拐犯たちは、ロシアの船員たちだった。
陸軍に入った時、音之進と尾形があったらしい。その時からの因縁か。
音之進の回想が終わり、現在へ。
また時空を無視。半紙についていくのが大変。
尾形は音之進を撃たず、蹴り飛ばし馬に乗って逃走する。
杉元が馬を狙い撃ちするがすべて外れる。
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