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第247話 ONとOFF
青道と帝東の試合 5回裏。
御幸がツーベースヒットで出塁するが、降谷はサインも見ずに打ち上げてしまう。
次のバッターはフライを振って御幸をサードへ送るが、次のバッターは三振。チャンスを生かせず。
降谷は雨の中断で集中力が切れてしまい、ストライクが入らない。
先頭打者を四球で出塁させ、続くバッターに右中間にヒットを打たれ、ノーアウト2,3塁。
第248話 OUT OF ORDER
降谷はピンチなのに、集中力を欠き、三遊間のヒットを許し、1失点。
外野の好返球で2点目は阻止した。
しかし、降谷はホームのベースカバーにも入らず、試合に集中しきれていない。
降谷は力み、ストライクが入らない。
青道は、降谷に代え、沢村をマウンドに送る。
1アウト、ランナー2塁。2ボール。
第249話 証明
片岡監督は、三年生の引退試合で見せた、沢村のピッチングを期待している。
沢村は投球の直前表情を緩めリラックスし、投球の瞬間に指先に集中して、アウトコース低めにボールを投げ込み、ストライク。
御幸は、沢村の初球にしびれる。
沢村は2球目をアウトコース高めに投球し、ファウルを打たせる。
3球目アウトローに決めて、三振に打ち取る。
第250話 牙
続くバッターの打球はサード正面。
沢村は帝東に傾きかけた流れを食い止める。
青道の攻撃。2アウト。倉持は、ボールをよく見て四球で出塁する。
続く小湊は、ショートの頭上にヒット。倉持は俊足を生かし、サードを陥れる。
2アウト、1,2塁で、3番前園。
第251話 雨が鳴る
前園はベルトより上の球を狙っている。
帝東の向井は、ボール一個低めに投げて、前園に打ち上げさせ、うちとる。
青道は、ランナー1,3塁のチャンスを生かせなかった。
7回表 帝東の攻撃。青道は、マウンドに沢村をおくる。
沢村は、徹底したアウトコース攻めで、3人でぴしゃりと押さえる。
7回裏 青道の攻撃。御幸がヒットで出塁。
つづく、沢村は得意のバント。しかし、ボールがぬかるみでとまってしまい、送りバント失敗、セカンドランナー御幸はアウト。ファーストランナー沢村はかろうじてセーフ。
続く青道バッターの打球はピッチャーの足元に転がる、併殺打。
青道は、チャンスを生かせず。
第252話 現在地
8回表 帝東の攻撃。
沢村は、先頭打者をライトフライ、続く3番打者をセカンドゴロに打ち取る。
つづく、4番打者にカウント2-1で、御幸はインコースのボールを要求する。
沢村の投球は、ほぼ真ん中に甘く入り、ライト頭上を越える2ベースヒットを許してしまう。
しかし、沢村は続くバッターをセンターフライにうちとる。
第253話 諦めてねぇよ
8回裏 青道の攻撃。
7番打者は内野ゴロ。
8番打者はボールを振らせられ、三振。
9番東条。外角低めのボールに対し、バットを片手でコントロールし、セカンド頭上を超えるヒット。
青道は上位打線につなげる。
第254話 勝負論
8回裏 青道の攻撃は、2アウト ランナー1塁。
1番倉持は、カウント1-1からセーフティバント。
送球がそれて、ランナーは2,3塁。
帝東バッテリーは2番 小湊を敬遠し、今日あたりのない前園との勝負に出る。
打席に向かう前園に片岡監督は、ぎりぎりまで懐に呼び込み強くたたくバッティングを貫けとアドバイスする。
御幸は前園に、自分が打てるボールだけしっかりとらえようとアドバイスする。
第255話 筋書き
向井の初球は、低めのスクリュー。前園はよく見てボールにする。
2球目は外角にスライダーがアウトコースぎりぎりにストライク。
3球目は、アウトコースいっぱいのストレートを前園が空振り。
4球目低めに来た変化球を前園がよく見てボール。
5球目ストライクゾーンぎりぎりの変化球を、前園がよく当てて、ファウルにする。
5球目内角への見せ球を、前園がレフトライン際に打ち返し、フェア。
走者一掃の逆転タイムリー。青道は3得点。
しかし、前園はサードでアウトになる。
第256話 景色
9回表 帝東の攻撃。1点を返す。
青道のピッチャーは川上。あと一つのアウトがなかなか取れない。
2死満塁のピンチ。御幸はマウンドに行き、川上に後ろの景色を見ろという。
後ろには雨上がりの雲間を通して、日光が降り注いでいる。
川上は硬さが取れ、投球に集中し、最後の打者をショートゴロに打ち取る。
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