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第375話 コーチャー
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青道の片岡監督は、川上、御幸に対し、どのバッターが相手でも絶対に逃げるな、強気の姿勢で行けと指示を出した。
その指示を受けた川上は気持ちが入ったピッチングをし、2回裏 6,7,8番をぴしゃりを抑えた。
3回表 青道の攻撃 1番倉持はショート頭上を抜けるヒット。
2番東条のヒットエンドランが成功。
薬師の守備陣は、倉持がサードに到達しそうなので、サードは諦める。
青道の3塁コーチャーは倉持に対し、腕を大きく振って、バックホームの指示を出す。
第376話 意外な人物
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倉持がホームインし、青道は1点追加。
次は3番小湊春市。
春市は、兄の亮介とともに戦いたいと思い革手袋を借りている。
春市は、左中間へツーベースヒット。
次は4番御幸。
ここで薬師は、ピッチャーを轟に交代。
轟の初球は、御幸の顔面近く。
御幸はボールをよけ転倒してしまう。
第377話 急襲
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御幸は轟のような配給が読めない投手は苦手だが、みんなで作ったチャンスに打たなければ4番ではないと気を取り直す。
しかし、御幸の打球はショートフライ。
観客席で見ていた、稲城実業の成宮は、御幸は調子を崩しているのかという。
次のバッター前園は、得意のインコースを空振り。
轟のボールは一球ごとにスピードが上がっている。
前園は次のインコースも空振りで、三振。
第378話 すごい奴ら
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球場のトイレで、国分シニアの4番 結城将司、大京シニアの奥村光舟、瀬戸拓馬が顔を合わせる。
みんな青道に進学するという。
試合の方は、薬師の1番秋葉がツーベースヒット。ワンアウトランナー2塁。
次のバッターはセカンドゴロ。ツーアウトランナー3塁。
3番三島はライトに大きなあたりを打つが、白洲の守備範囲でアウト。
4回表。ワンアウトランナーなし。バッターは川上。
川上は轟のボールについていき、粘る。
轟のボールが川上の顔面すれすれに来る。
第379話 こっち側
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川上は転倒しながら、轟のボールに感心する。
川上は何の特徴もない自分も、ベンチではなくグラウンドで戦いたかった。
川上の打球はピッチャーゴロ。
轟のボールは、打者の手元で暴れながら入ってくる。
スピードがあるので、沢村のクセ球より厄介。
轟は3人でシャットアウト。
第380話 何度でも何度でも
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4回裏 2点を追う薬師高校 打者は4番 轟。
初球は胸元にボール、2球目は低めにボール。
3球目アウトコースいっぱいのストライク。
4球目を轟がソロホームラン。
第381話 爪痕(つめあと)
薬師の次のバッターは5番真田。
真田のヒットでノーアウトランナー1塁。
次のバッターに対し、川上はボールが先行する。
ストライクを一つ取った後の球を、ピッチャー強襲。
取ればゲッツーだが、川上が打球をはじいてしまう。
第382話 悲しき一人相撲
川上がはじいたボールを倉持が素手で取り、そのまま振り返らずにバックトス。
倉持からのボールを小湊がキャッチし、セカンドはフォースアウト。
小湊は素早くファーストに送球し、ファーストもアウト。ゲッツー。
次のバッターに川上はストレートの四球。
川上は次のバッターにデッドボール。
川上は次のバッターにヒットを打たれ同点に追いつかれる。
川上は前の打席で轟の球を打った時のしびれが残っているらしい。
第383話 込めといた
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青道は川上から沢村に投手交代。
川上は気持ちを込めたボールを沢村に渡してマウンドを降りる。
片岡監督は、川上に、気持ちは前面に出ていた、しかし、もう少し投げてもらいたかったと声をかける。
川上は、タオルを顔に押し付け、悔し涙を流す。
薬師の攻撃は、ツーアウト、ランナー1,3塁。打者は1番秋葉。
沢村は夏休みの試合で薬師に打ち込まれている。
沢村の初球はインコース低めストライク。
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