火ノ丸相撲 第8巻 ネタバレ

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

Contents

第63番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び

火ノ丸に負け、天王寺に負けた沙田は、努力の量でも二人に負けたくないと、石神高校相撲部の仲間に支えられ猛げいこをしてきた。

火ノ丸も中学生相撲での全敗、高校での久世草介戦での敗北を乗り越えるために努力してきた。

チームの全国大会進出をかけた殺し合いが始まる。

火ノ丸は、低姿勢の平蜘蛛の仕切り。

この一番に青春のすべてをかけた者同士の戦いが始まる。

第64番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び②

火ノ丸は、上体を起こそうとする沙田を押し返す。

沙田は突っ張りで、火ノ丸の上体を起こし、近づけさせない。

火ノ丸は体を低くし半身に構え、沙田の突っ張りに耐え、頭から突っ込み沙田をはじき返した。

火ノ丸は沙田のまわしをつかむが、沙田はその手をおっつけ、火ノ丸は回しを離してしまう。

第65番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び③

沙田は頭から突っ込んでくる火ノ丸の上手を取り、上手出し投げをかけ、火ノ丸を土俵際まで追い詰める。

沙田は残った火ノ丸にのど輪、すくい投げと猛スピードで技をかける。

火ノ丸は沙田の攻めになすすべがない。三つの合わせ技はまだ完成していない。

沙田は、完成していない三つの合わせ技をかけにいった火ノ丸の出鼻をくじき、自手取り上手出し投げをかける。

自手取り上手出し投げとは、相手の肘をきめながら、自分の両腕に全体重をかけ、相手を引き倒す技。

沙田は、この技で相撲部屋の関取を投げた。

第66番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び④

負けそうになる火ノ丸の脳裏に、負け続けた中学時代の相撲がよみがえる。

火ノ丸は、沙田の才能は分かっていたとつぶやく。

しかし、火ノ丸は、才能、宿命 うるせぇよ そんなもんに決めさせねぇ わしが相撲に決めたんじゃと、沙田の技を返す。

沙田は、人は自分たちのことを国宝とか化け物とかいうが、沙田からしたら火ノ丸も十分化け物だと思う。

第67番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び⑤

火ノ丸も沙田も頭から突っ込む。

火ノ丸は沙田をかちあげ、両手で回しを下手で取る。

火ノ丸は下手投げ、下手ひねり、足技の三点同時攻撃をかける。

勝負は火ノ丸の勝ち。

第68番 半刻後

火ノ丸たちは抱き合って喜ぶ。

火ノ丸は大喜びする桐仁に監督ならもっとどっしり構えろという。

國崎は火ノ丸の不利な体勢からの投げに驚嘆し、どこまで強くなるんだと思う。

五條は三橋の肩をたたき、全国大会ではよいところを見せようという。

沙田は、火ノ丸の技を無理にこらえたせいで、受け身を取り損ね、肩を亜脱臼してしまった。

石神高校の金盛は、謝る沙田に、今やめるような無責任なことはせずに、あと2年石神高校相撲部に尽くせという。

一方、國崎は個人戦に向けて火ノ丸に闘志を燃やす。

第69番 仲間との対戦

個人戦が始まる。

小関は自分の個人戦のことは考えていなかった。

団体戦の時の気迫が感じられない。

仲間のためなら力がでるが、自分のためだと力が出ないのかもしれない。

火ノ丸の試合を見て、三橋は自分たち仲間にも同じような気迫で向かってくるのかとつぶやく。

國崎は、仲間であることとなれあうことは違うという。

仲間だから全力でぶつかるのだと國崎は言う。

國崎は火ノ丸と真剣勝負をして勝ちたいといいながら上がった土俵で、沙田の試合を見て覚えた上手出し投げで勝ち、抜群の格闘技センスを見せる。

第70番 尊敬心と競争心

火ノ丸と國崎の試合。

國崎は石神高校の荒木の内またをかける。

火ノ丸がわざをかえし、張り手をかますと、國崎も火ノ丸に張り手を返す。

今度は五條の相手の足に自分の足をかけた突きを改良した、タックルをかける。

火ノ丸は國崎に頭から突っ込みかわす。

そして、下手ひねりと内無双の合わせ技をかける。

試合は火ノ丸の勝ち。

火ノ丸の象徴でもある技『鬼車』の筆文字をプリントした豪快な一枚

火ノ丸相撲 第9巻

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