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第9話 夏休みとオムライス
夏休みになって、あさひは種子島のおじいちゃんの家にいる。
夜風の声が聞きたくて寮に電話すると、月ケ瀬が出てしまい焦る。
夜、おじいちゃんの家に夜風から電話がかかってくる。
夜風も会いたいという。
翌日、あさひは寮に帰る。
夜風はずっとカレーばかり食べていた。
二人でオムライスを作ることになる。
新婚カップルのような雰囲気のところに、月ケ瀬が帰ってきてしまい、あさひは友達のところに泊めてもらうことにする。
第10話 まちぼうけとキス
2学期になって、あさひと夜風は、二人きりになるチャンスがない。
あさひは、いつかのように、夜風が窓から入ってこないかなと思い、窓を全開にして、正座して待っている。
おかげで、寝不足になってしまい、宵太に保健室に連れて行ってもらう。
保健室で休んでいると、夜風がやってくる。
夜風はアサヒに好きだと伝える。
二人は保健室でキスをする。
第11話 ウソとヒミツ①
ハイクラ男子とボンクラ女子が保健室でキスをしていたとのうわさが広まる。
夜風とあさひのキスが目撃されていた。
ばれたら、夜風もあさひも蛍雪館にいられなくなってしまう。
ハイクラ女子がキスをしていたのはあさひだろうという。
バレそうになったところで、宵太が相手は自分だといってかばう。
宵太は、夜風とあさひのことがばれたらまずいと察し、かばってくれた。
ベンチで話すあさひと宵太を、ハイクラ女子が疑いの目で見ている。
宵太はあさひにキスをする。
第12話 ウソとヒミツ②
宵太は小さいころからあさひが好きだった。
蛍雪館に帰ったあさひは、宵太とキスをした罪悪感で夜風の目を見られない。
月ケ瀬が、宵太とのキス騒動のことを聞いたよと、あさひに話しかける。
あさひは、学習室で、膿や保健室でのキスがばれて、宵太がかばってくれた事情を話す。
学校の屋上で、夜風は宵太にかばってもらったことのお礼を言う。
夜風は、宵太があさひを好きなことを見抜いている。
宵太も夜風の事情を調べている。
第13話 夜風と過去
宵太はあさひに好きだという。
夜風よりも自分と付き合った方が面倒がないし、努力するというが、あさひは夜風が好きだという。
宵太は、隙があったら、よこどりするとあさひに言う。
夜風は、寮生である2年生の女子 高木とおじいさんの法事に出かける。
夜風と高木は遠い親戚。
夜風がなかなか帰ってこないので、あさひは以前行ったことがある道場に行く。
夜風は道場にいた。夜風はあさひに自分の事情を打ち明ける。
夜風は小さい時に両親を亡くし、剣道の道場を開いているおじいさんに育てられた。
おじいさんがなくなると、会ったこともないおじさんが弁護士とやってきて、道場を取り上げられた。
身寄りがなくなった夜風に、月ケ瀬の父親が手を差し伸べてくれた。
月ケ瀬によれば、夜風は、月ケ瀬父の美談づくりに利用されたのだという。
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