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第56話 よろしく頼むわ
投馬を勢南の西村が訪ねてくる。
東東京大会の決勝戦は、東秀対勢南。3対2で東秀が、甲子園出場を決めた。
東秀のピッチャーは、控えの2番手、3番手。エースの三田は、最終回の1イニングだけ。
西村は、それが気に入らない。
エース同士の投げ合いなら、西村の気合がもっと入っていたという。
もし勢南が勝ったとしても、東秀の三田を使い物にならなくした、明青のおかげということになってしまう。
明青の野球部は、その活躍を見た入部希望者が増えている。
入部希望者の中に「錦」の名前がある。
錦の名前を見た走一郎は「やっかいだな」と思う。
投馬の母親の知り合いが交通事故にあい,投馬と音美が病院にやってきた。そこで、錦に会い「よろしく頼むわ。」といわれる。
錦は喧嘩のけがの治療のため病院にきていた。
第57話 あいつはダメだ
キャプテンの今川は錦の入部を断った。
錦は中等部で野球部にいたが、やめる前に、監督を殴っていた。
それに、喧嘩をしてけがをするようでは、危険で入部させられない。
いっぽう、らーめんドラゴンは、喫茶店に商売替えをした。
結構繁盛して、明青の試合を見られなかったのが悔しかったらしい。
マスターは、投馬、走一郎、今川を相手に、守備が弱点だから強化しなければならないと力説する。
第58話 おれに構うな
東東京代表東秀高校は、甲子園の第1戦で、優勝候補大阪光学館と対戦。
三田は、光学館を無四球3安打に抑えたが、不運な1点が勝敗を決めた。
その後、光学館は2けた安打で勝ち進み、優勝。
東秀との試合が、事実上の優勝決定戦であった。
一方、二階堂は、錦のけんか相手である不良グループに、次のようなやり方で錦にちょっかいを出すなと脅しに行く。その方法は⇩
- 二階堂電気工業から不良グループの父親の職場に手を回す。
- 自分が連れてきたボディーガードを使って不良グループ脅す。
二階堂と連絡を取り合っている今川は、錦の入部届を受け取る。
第59話 似てると思わないか?
昼寝から目覚めた投馬は、明青学園が全国制覇したときのビデオを見る。
また、寝てしまい、(母親が死んで再婚前の)父親と二人暮らしだったころの夢を見る。
そのころも同じビデオを見ていた。
投馬と父は明青試合を見に行った。達也とその時の明青のピッチャーは雲泥の差だった。父は無念そうだった。
ビデオを見ていた父親の英介は、上杉達也と投馬が似ていないかという。
その瞬間ビデオテープが切れる。
ビデオは、音美が、DVDにダビングしておいた。
第60話 春夏ちゃんの
11月に入り、錦は勘を取り戻す。守備がうまい。
秋季大会が終わってしまい、監督の大山は、残念がる。
自分の判断を棚に上げて文句を言う監督を駒が非難する。
それを聞いた南郷との間でけんかになる。
監督は風邪気味のため早退。今川に残したノートには、選手ごとの練習メニューが書いてある。
走一郎は、腐っても「春夏ちゃんのお父さんですから」という。
その夜、立花家に監督の別居中の妻 月影渚がやってくる。
投馬と走一郎をモデルにした小説を書くらしい。
ビールを飲んで上機嫌になる。
投馬と走一郎が帰ってくる。
春夏の母と聞き、走一郎は渚に熱心にお酌をする。
第61話 何月だと思ってんだ?!
3月になり音美は高等部に入学する。
小さいころ、走一郎が何か月もかかって覚えた変化球を投馬がマスターした。
音美が走一郎の投げ方をメモして、投馬に知らせていた。
メモはびっしり書かれているが、意味はよく分からない。
音美が投馬のピッチングを双眼鏡で見ている。
投馬は急に気合が入る。
別の日、音美を呼びに行った投馬が音美が寝ている横にメモを見つける。見ている間に一緒に寝てしまう。
選抜甲子園では、健丈高校が初出場。
赤井の兄がバッティングで活躍する。
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