Contents
Act.32 記憶の傷跡の巻
アドルフは、車の中でゲジヒトを人殺しの機械だとののしる。
ゲジヒトは、アドルフをセーフハウスに残し、人工知能矯正キャンプに行く。
ゲジヒトは、殺人を犯したロボット ブラウ1589に会いに行く。
ゲジヒトは、憎悪しながらアドルフの兄を殺したときのことを思い出す。
Act.33 勝者、賢者、生者の巻
ヘラクレスは敵と戦おうとしている。
敵は、ヘラクレスたちがペルシア戦争で倒したロボットたちの亡霊だとヘラクレスは言う。
エプシロンは、なぜ、罪のないアトムが殺されたのかとヘラクレスに問う。
エプシロンは、ヘラクレスが何か秘密を知っていることに気付く。
ヘラクレスは巨大に竜巻に立ち向かう。エプシロンは戦う気はないので、高度3千メートルから観戦している。
Act.34 神の選択の巻
ヘラクレスは竜巻の中にある敵につかみかかる。
一方、ペルシア戦争の軍事法廷ではダリウス14世の裁判が始まろうとしている。
ダリウス14世は宣誓をせず、意味不明のことばかり言っているので、退廷させられる。
監獄に戻ったダリウス14世は、クレヨンで花畑を描いている。
ヘラクレスの戦い。
エプシロンがいる上空に、ヘラクレスの部品と敵の部品が飛んでくる。
エプシロンは相打ちかと思う。
ヘラクレスの一般生活用ボディーが動き出し、敵の角を折ろうとしている。
角はヘラクレスに絡みつき、ヘラクレスを突き刺す。
Act.35 応答せよゲジヒトの巻
エプシロンは、ヘラクレスが殺されたことをゲジヒトに知らせようとするが、回線が遮断されていて、通信できない。
ゲジヒトは、アドルフの兄を殺したとこのことを思い出す。
ゲジヒトは、連続幼児ロボット誘拐破壊事件の捜査に加わった。
犯人は毎回監視システムを破壊した。
また、誘拐事件が発生し、妻のヘレナに連絡をしたゲジヒトは性格が変わり、強引になった。
ゲジヒトは、監視システムが破壊されたのではなく、修理にかこつけて停止されたことに気付いた。
データから、監視システムを停止したのがアドルフの兄だと割り出し、追いつめる。
ゲジヒトは回線を遮断し、憎悪に駆られて、アドルフの兄を射殺した。
Act.36 憎悪の追跡の巻
反ロボット団体KRが、アドルフのセーフハウス情報をつかんでいるようなので、アドルフと家族はまた別のところに移送されることになる。
警察の車両で移動しているところを、反ロボット団体KRが、小型クラスター砲を使って襲撃してくる。
小型クラスター砲が発砲され、ゲジヒトたちは車からシートごと脱出する。
ゲジヒトは小型クラスター砲の銃弾をゼロニウム弾で食い止める。
犯人が逮捕される。
ゲジヒトも傷を負い、救急車で運ばれる。
Act.37 悲しき訪問者の巻
ウランは、アトムが死んだあと、一人でいることが多くなった。
悲しんでいる人を感じ取ることができるウランは、捨て猫、いじめられっ子、財布を探しているおじいさんなどを助けてあげる。
ウランはもっと悲しんでいる人を感じ、行き着いた先は、天馬飛雄の墓だった。
科学省に天馬博士が訪ねてくる。
天馬博士は、アトムに別れを告げに来たという。
Act.38 六〇億の混沌の巻
天馬博士は、天才的な技を駆使して、アトムの修復作業をする。
天馬博士は、お茶の水博士の修復作業で何の問題もないという。
お茶の水博士は、なぜ目覚めないのか、なぜアトムはこんな目に合わなければならないのか、ペルシア王国のロボット兵団を作ったゴジ博士を知らないかなど、天馬博士に尋ねる。
お茶の水博士は、天馬博士の人工知能がペルシア王国に流出したのではないかと疑っている。
天馬博士は、ゴジ博士など知らないという。自分の人工知能を使ったロボットならもっと気高いはずだという。
天馬博士は、全人類の頭脳をプログラミングした完全なロボットを作ったことがあるという。
しかし、そのロボットは目覚めなかった。禅師類の人家うをしみれーとするには時間がかかりすぎた。
目覚めさせるには、人格を統合するため、偏った感情を注入すればよいという。
アトムを目覚めさせるために偏った感情を注入すると、とんでもない怪物が生まれてしまう危険性があるという。
Act.39 獄中の王の巻
ゲジヒトは、カラ・テパ刑務所に、ダリウス14世を訪ねていく。
刑務所を管轄する、トラキア合衆国は、直接の面会を許さない。
ゲジヒトは、係員を押し切ってダリウス14世に直接尋問する。
ゲジヒトは、ダリウス14世が連続破壊を指示したのかと問う。
ダリウス14世は、プルートゥという、神に愛されたロボットが生まれたという。
ダリウス14世は、舌を噛み切ったため、ゲジヒトは尋問を中断する。
ゲジヒトが刑務所の外に出ると、エプシロンがやってきた。
エプシロンは、ヘラクレスが残したものを見せたいという。
ヘラクレスが戦っているときにはっせらた無数の電磁波のほとんどは、憎悪だった。
しかし、ほんのわずか別の画像があった。エプシロンはそれをゲジヒトに転送する。
その画像は、花畑の中で穏やかな微笑みを浮かべているプルートゥのものだった。
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