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からくりサーカス 第2巻
勝 第9幕 才賀屋敷へ
さらわれた勝をしろがねと鳴海が追う。
阿紫花によれば、勝は叔父 才賀善治にさらわれ、軽井沢の別荘にいる。
別荘は70人のヤクザに守られ、様々な仕掛けがある。
阿紫花は、鳴海としろがねに先に別荘を攻撃させ、その後攻め込む算段。
鳴海としろがねは正面から突入。
勝 第10幕 突入
鳴海は拳法で敵をやっつける。強い。
しろはねは勝を見つけに行く。
阿紫花の「ぶっ殺し組」も突入。
善治は勝を、勝の父の部屋に連れていく。部屋にはからくり人形がいっぱい。
数体の人形がなくなっている。善治は、勝の兄姉が人形を使い勝を殺すために盗んだのだという。
善治は勝に、守ってあげるから養子になれという。
勝 第11幕 からくり門 連獄
別荘の正門は、からくり門「連獄」。
阿紫花達「ぶっ殺し組」の兵隊が、連獄の仕掛けに狙撃される。
からくり人形で門を壊そうとするも、門の仕掛けに人形は壊され、人形使いは殺される。
しろがねとあるるかんが、連獄を簡単に破る。
善治が、しろがねと鳴海を殺すように、部下に命じるのを聞いた勝が逃げ出す。
勝 第12幕 父のファイル⓵
正門から「ぶっ殺し組」のからくり人形を人形使いが突入する。
高見とテオゴーチェが立ちはだかり、「ぶっ殺し組」の人形と人形使いを爆殺する。
あるるかんとテオゴーチェの戦い。あるるかんはテオゴーチェの爆弾ボールを全て受け止め、投げ返し爆殺する。
勝は、隠れている部屋で、父の研究ファイルを見つける。
勝 第13幕 父のファイル②
阿紫花は、自分たち人形使いについて、鳴海に話す。
人形使いは、元々、近畿地方の村出身。平安時代から、神楽の人形舞を奉納し、「黒賀の者」と呼ばれている。
黒賀の者が使う人形を作っているのが才賀家。
才賀家は、からくり人形師たちの集団。黒賀の人形舞が行われなくなっても、からくり人形を作り続けていた。
才賀家は、作った人形を黒賀の者に使ってもらい、使い心地を報告してもらっていた。
黒賀の者は、人形を使い、非合法の世界でいろんな仕事をこなし、有名になる。
勝の父のファイルには、勝の遺産相続をめぐって才賀家が黒賀のものを巻き込んで争い、人形と人形使いを滅ぼす計画が書かれていた。
勝はこの計画の「エサ」だそうである。
勝 第14幕 奈落
鳴海としろがねは、落とし穴に落ちてしまう。
しろがねをかばった鳴海は、重傷を負う。
善治は、勝の抵抗の意思をくじくため、鳴海としろがねの死体を勝に見せようとする。二人の生きている姿を見て、勝は勇気づけられる。
勝 第15幕 行動
しろがねと鳴海が生きていることを知った善治は、水を流し、二人を穴に落とそうとする。
穴には刃が仕掛けてあり、落ちると切り刻まれてしまう。
両腕を縛られた勝は、しろがねと鳴海と救うために、水を止めるレバーにかじりつく。
勝 第16幕 上と下
勝は水を止めることに成功する。
しろがねと鳴海は、穴に落ち、刃と刃の間にスーツケースを渡し、その上に乗る。
しろがねがあるるかんを始動し、穴から脱出する。
勝は、別荘の窓から飛び降りる。
勝 第17幕 勝の誕生
勝は、いったんは落ちるところを善治が出した棒に引っ掛けられる。しかし勝は自分を変えることを決意し、自分から落ちる。
勝は、阿紫花たち「ぶっ殺し組」と「誘拐組」が戦っているところに落ちる。
勝は、阿紫花に自分が雇うともちかける。
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