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からくりサーカス 第30巻
本編~黒賀村へようこそ
第4幕 勝と平馬
マサルは人形相撲の手伝いを平馬に頼むが断られる。平馬とマサルは頭突き合戦をして、お互いもうろうとなる。
平馬は、マサルがギイとあるるかんの操作練習をするのを見て、マサルが初心者でないことを知る。
五郎が百合を訪ねてくる。
それを、平馬が憎々しげに見ている。
第5幕 人形相撲直前
12月28日。阿紫花家も正月の準備で忙しい。
マサルは、ギイと人形使いの練習でへとへとになる。
へとへとになりながらも、平馬の人形相撲の手伝いに行く。
平馬は、なぜ、マサルがそんなに人形相撲にむきになるのかと尋ねる。マサルは、自分は守らなければならない人がいるので、人形遣いで強くなりたいという。
平馬は、百合が実の姉ではなく、阿紫花家にもらわれてきて2年しかたたないのに、喧嘩すると本気で怒られ、そんな百合と五郎の結婚式を見たくないという。
マサルも、エレオノールと実の兄弟ではないが守らなくてはならないという。
マサルの動向を監視しているフェイスレスは、部下の烏人形に、マサルに伝言をするよう命じる。
それは、大晦日の日エレオノールが刺客に襲われるというもの。
第6幕 人形相撲当日
フェイスレスのテントでは、機械人間Oと自動人形のどちらが、マサルと戦うか言い争いをしている。
占い師のアルメンドラが、それぞれの代表者が戦って決めればよいと提案する。
結果は、自動人形の価値。自動人形が派遣され、立会人として少女自動人形のコロンビーヌが派遣されることになる。
一方、黒賀村では大晦日の人形相撲が開催される。
阿紫花家の百合が花嫁衣装を着て化粧をしている。その様子を、出場者たちが見に来て、やる気を出していく。
第7幕 人形相撲開始
花嫁衣裳の百合が入場する。
マサルのクラスメイトの羽佐間君が人形や選手の情報を教えてくれると言ってきてくれるが、平馬が断る。
羽佐間君は、一人でいる百合の話し相手になる。
ギイは、グリュポンにそろそろフェイスレスが刺客を放つ時期だという。
試合が始まり、マサルの糸繰人形は圧倒的なスピードで対戦相手を派手に破壊する。
第8幕 サクセスブレイカー
マサルの次の対戦相手は、ビッグサクセスを操る比良吹。
小さいころ家が貧しくかったので、ビジネスに成功したいとの希望を持つ。
小さいころ満足に食べられなかったフルーチェを百合と一緒に食べたいとの希望も持つ。
司会開始後、マサルの人形に破壊される。
第9幕 レジェンド伝説ブレイカー
次のマサルの対戦相手は、アニメ好きの兄弟が操るハッスルファンタジー。
兄弟はマサルの人形の糸に切れ目を入れる。
マサルは剣先で発するファンタジーを分解する。
第10幕 大ピンチ
次のマサルの対戦相手は、兼田一也。
一也に覆面のミスターXが策を授ける。
それは、マサルと平馬を仲たがいさせるというもの。
計画は、マサルに酒をぶつけて部屋で着替えさせる。百合に、マサルを語ったラブレターを書き、部屋へ呼び出させる。二人がいるところに平馬を向かわせるというもの。
この計画は、ラブレターの文面などからすぐに見破られる。
計画はもうひとつあり、それは、マサルに酒を飲ませよっぱらわせるというもの。
こちらは計画通りで、マサルはよっぱらってしまう。
第11幕 よっぱらいのマサル
阿紫花家の三姉妹が、マサルの酔いをさまそうとするが、さめない。
マサルは酔ったまま、人形相撲をする。
マサルの人形は土俵際まで追い詰められてしまう。
平馬は、一也の背後にミスターXがいることを突き止め、ミスターXを追っ払う。
ミスターXがギイであることを平馬は気づいていた。
平馬はマサルに水をかけ正気に戻す。
マサルは人形相撲に勝つ。
第12幕 雪降る出撃
衝月五郎が決勝に進出し、百合は自分のものだという。
マサルは、百合は誰のものでもない。百合自身のものだという。
衝月五郎との決勝の前に、自動人形の烏がやってくる。
マサルが自動人形の烏からフェイスレスのメッセージを受ける。フェイスレスは、ゲームを開始する、マサルに自分の大切なものを守れという。
マサルは、ジャック・オー・ランターンに乗って、エレオノールを守りに行く。
第13幕 はっけよい
マサルが仲町サーカスに到着すると、少女自動人形のコロンビーヌが現れる。
コロンビーヌは自分は戦わず、見るだけだという。
マサルの相手は、トルネードラプソディ。
一方、人形相撲の方は、観客がマサルの登場を期待している。
しかし、マサルが出場できなくなったので、平馬が決勝戦に出る。
平馬は、マサルに腹を立てている。
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嘉月堂のプロフィール
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