*青字は独り言
Contents
Act.56 破壊の数式の巻
目覚めたアトムは、壁一面に数式を書き始める。
その数式は、地球を破滅させる反陽子バクダンの作り方を表している。
地球を破滅させる反陽子バクダンの数式をアトムが完成させてしまった。
Act.57 心の行方の巻
アトムは科学省の何重にも施したセキュリティを突破して脱走してしまう。
科学省のスタッフは軍隊の出動の要請を、お茶の水博士に進言する。
お茶の水博士は、自分がなんとなするといい、アトムがいると思われる東京の九段に出かける。
アトムは、道端にいたカタツムリを拾い、葉っぱに乗せる。
アトムは、お茶の水博士をふりかえり、「もう大丈夫です。」という。
お茶の水博士は、涙を流しながらアトムを抱きしめる。
Act.58 オールドフレンドの巻
天馬博士は、ゲジヒトの墓参りの帰りに、アブラー博士の手下に誘拐される。
アブラー博士は、天馬博士に、天才科学者ゴジが作ったロボット ボラーに自分の脳を移植させようとしている。
*やっと、ボラーが出てきたんだけど、ワシーリーがなぜ、ボラーとしか言わないのか、アブラーを見てボラーというのかわからない。編集でカットされたのか?
アブラー博士は、天馬博士を自分と同じ優秀な人間であるという。
天馬博士は、アブラー博士に、お前は自分が作ったロボットだと真相を話す。
ロボットのアブラー博士は、人間のアブラー博士の依頼で天馬博士が作った。最高の人工知能を作ったが目覚めなかったので、死ぬ間際の人間アブラーの憎悪の感情と注入し目覚めさせた。
ロボットアブラーこそがゴジだった。
Act.59 さまざまな再会の巻
トラキア合衆国の気象予報ロボット アーノルドは、異常な地熱の上昇から、地殻に何か起こっていることに気付く。
アトムは、人工知能矯正キャンプにブラウ1589を訪ね、何かを依頼する。
ブラウはアトムに、また会うと約束してくれとい。
アトムは、デュッセルドルフにヘレンを訪ねる。
アトムは、ヘレンにゲジヒトは死ぬ間際までヘレンに会いたいと思っていたと伝える。
ヘレンは、ゲジヒトと自分には同じ時期の記憶がないが、ゲジヒトはそれを突き止めていたのではないかと尋ねる。
あとむは、ゲジヒトは何も知らないと嘘をつく。
ヘレンは、アトムとまた会う約束をした。
ヘレンは、アトムが嘘をついていることに気付いていた。
Act.60 真実の真相の巻
アトムは、自分に埋め込まれたゲジヒトの記憶をもとに、お茶の水博士たちに事件の真相を話した。
ダリウス14世は、砂漠のペルシア王国を急速に緑化する計画を立てた。
ダリウス14世は、超大型地球改造ロボットの製造をアブラー博士に依頼した。その計画の名前は、ボラー計画。
ボラー計画が難航し、アブラー博士は最高の人工知能を備えた助手のロボット が必要だと考えた。
その、ロボット 名前はゴジ、を天馬博士に作ってもらったが、ロボットは目覚めなかった。
天馬博士は、ロボットのアブラー博士に憎悪の感情を注入し、目覚めさせた。
このロボットは、アブラーとゴジの二つの人格を持ち、アブラーがプルートゥを作り、ゴジがボラーを作った。
プルートゥはアブラーの憎しみを引き継ぎ、7体のロボットを破壊した。
ゴジは、緑化計画のためのロボットではなく、トラキアを滅ぼすためのロボットになった。トラキアの大統領と彼を操るクマのぬいぐるみのかっこうをしたマザーコンピューターを破壊するために。
Act.61 滅亡の時の巻
気象予報ロボット アーノルドが、大統領にトラキア合衆国のエデン国立公園で起こると予想される大噴火について報告する。
エデン国立公園の地下8キロにあるマグマだまりがちょうど噴火する周期に当たる。
噴火すれば、噴火口は東京がすっぽり入る大きさで、最悪の場合、数日でトラキア合衆国は壊滅的な被害を受け、1か月で地球は滅びる。
本来なら最悪の事態は起きないが、反陽子爆弾と思われる物体がマグマだまりに仕掛けられているため、最悪の事態も起こりうる。
アトムは、エデン国立公園で、プルートゥと戦っている。
アトムはプルートゥの角を折り、自分の憎しみはプルートゥの憎しみより大きいので、プルートゥを破壊するという。
*プルートゥ、ノース2号たちと戦っていることは天下無敵のような感じだったけど、全然弱くなっちゃったね。
Act.62 ゲジヒトの遺言の巻
アトムはプルートゥの右腕と角を折り、地面にたたきつける。
アトムはプルートゥのにとどめを刺そうとする。
アトムの脳裏に、ゲジヒトの死ぬ間際のイメージが浮かぶ。
ゲジヒトは、「憎悪は何も生み出さないよ。」といいながら、自分を撃ったロボットに手を差し伸べる。
アトムは攻撃をやめる。
プルートゥは、大声で泣き叫ぶ。アトムも涙を流す。
Act.63 星に願いをの巻
ゲジヒトは、以前、人質に取られた少年を救ったことがあった。
事件現場は、ロボットのスクラップ置き場だった。
処分されるロボットの中に生きている一体があった。
そのロボットが、ゲジヒトの背広をつかんでいた。
そこの作業員は「一体500ゼウスでいいよ」と譲ってくれた。
ゲジヒトはそのロボットを抱きかかえ家に連れて帰った。
アトムとプルートゥは並んでねそべり、星を見上げていた。
流れ星が流れ、アトムは願い事をしたという。
プルートゥは何を願ったのかと聞く。アトムは「おそらく君と同じだ」と答える。
Act.64 終わりの音の巻
エデン国立公園のマグマだまりにボラーがいる。
ボラーは反陽子バクダンを搭載し、マグマを噴火させようとしている。
アトムは、ボラーのところに行き、反陽子爆弾を解体しようとしている。
しかし、反陽子バクダンを解体する前にアトムの体が溶けてしまう恐れがある。
反陽子バクダンを解体しようとするアトムのところにプルートゥが現れ、アトムを手でつかむ。
プルートゥは、アトムの体は自分が守るという。
一方、トラキアが滅亡の危機に瀕しているときに、トラキア大統領は自分一人だけ、クマのぬいぐるみのマザーコンピュータのところに逃げ込む。
「ここにいれば安全だよね」と大統領は言う。
クマのぬいぐるみは「君は一生僕の奴隷だ。」と答える。
最終回 史上最大のロボットの巻
ボラーのところに向かったプルートゥは、アトムを握った手だけを切り離して地上に発射する。
地上では火砕流が発生し、お茶の水博士たちを飲み込元している。
地上に出たアトムが、お茶の水博士たちを抱え上空に避難する。
マグマが噴出し、アトムたちは地球の終わりだと観念する。
幸運なことに、噴出したマグマは凍った。
*でも、どうやって?サハドにそんな能力があったのか?さっさと物語を終わらせたい編集者の強い思いが感じられました。
プルートゥの中にいるサハドが凍らせた。
アトムは、死んでいったゲジヒトたちを思い出し、そうぞがなくなる日が来ることをみんな祈っていると、お茶の水博士に伝える。
一方、人工知能矯正キャンプを脱走したブラウ1589は、トラキア合衆国のマザーコンピューターであるクマに矢を投げる。
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