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第348話 10番目の男
青道と成孔学園の試合。
延長10回表。
沢村がツーアウトを取ったところで、成孔学園4番 長田に対し、片岡監督はマウンドに川上を送る。
川上の初球スライダーを長田が空振り。
第349話 渇望
川上の5球目は、インコースへのスライダー。長田手が出ず、見送り三振。
10回裏 青道の攻撃は3番小湊から。
ベンチに戻った御幸は体の不調を感じるが、口には出さない。
御幸は、そろそろ点を取ってやらないと投手陣に申し訳がないといいながら打席に向かう。
小湊は、インコースのボールを内野ゴロ。アウト。
第350話 その先の世界
御幸に対し、成孔学園のバッテリーはこれまで明らかに勝負を避けてきた。
ピッチャー小川は、御幸と勝負したがっている。
キャッチャーの枡も勝負したいのだったらインコースの胸元に投げてみろと、指示を出す。
御幸の打球はスタンドに入り、サヨナラホームラン。
青道高校決勝進出。
第351話 夏の続き
小川は人目もはばからず、悔し泣き。
チームメイトに抱きかかえられて、マウンドから降りる。
観客席にいた熊切監督は、他の観客に声をかけられ、自分も一から出直すので、これからも応援よろしくお願いしますと、あいさつをする。
青道の選手たちは、控室で薬師の轟たちを顔を合わせる。
轟は、明日も試合ができると、自分が血が決勝戦に進出する前提で話しかけている。
市大三高の天久は、小川に、自分が撃たれて負けるのは、みっともなくて死になくなるか?と尋ねる。
第352話 強さの証明
御幸は観客席にいた、結城達先輩に、絶対あと一勝しろよと励まされる。
降谷は太田部長と病院に行く。
降谷は、御幸先輩は病院に行かなくていいのかと尋ねる。御幸はごまかすが、降谷は御幸の不調に気づいているらしい。
市大三高と薬師の試合開始。
市大三高の先発は天久。初球高く入ってきたスライダーが、ワンバウンド。
第353話 激しく昂ぶる
天久のスライダーは、切れが良すぎて制御しきれず、キャッチャーが捕球できない。
天久はスライダーを封印し、高めのストレートで三振に打ち取る。
天久は全球ストレートに切り替え、三者三振に打ち取る。
薬師のオーダーは変則的で、背番号2の秋葉が先発。
秋葉も上々の立ち上がりを見せ、2回表薬師の攻撃。
バッターは4番 轟。
第354話 マジな奴
轟は天久の4球目ストレートをホームラン。
天久は、轟のバックスクリーンへの弾丸ライナーをみて、マジな奴がいたと喜ぶ。
天久は続く3人をぴしゃりと押さえる。
市大三高は4番、5番のヒットで同点に追いつき、さらに追加点を挙げる。
薬師は捕手の三島がマウンドに上がり、後続を断つ。
市大三高の天久は、ホームランを打たれつつも、気持ちが高揚し調子を上げる。
第355話 ヒリヒリ
3回裏 薬師はエース真田をマウンドに上げる。
轟にホームランを打たれた後のピッチングを見て、これ以上店はやれないと思って、薬師の監督は真田をマウンドに送った。
真田は市大三高の打線を抑える。
天久は、2者連続三振で、轟を打席に迎える。
轟は内野安打で出塁。
次のバッターは真田。真田がストレートをはじき返し、轟がホームを狙うも、タッチアウト。
第356話 エースの矜持
6回裏 市大三高の攻撃。
ワンアウト ランナー1,2塁でバッターは4番 星田。
薬師の真田はツーシームで、星田を併殺打に打ち取る。
市大三高の天久もキレ味を増したスライダーで薬師打線を寄せ付けない。
薬師の監督は、天久の投球に焦り始め、薬師の選手たちに「なんとかしろ」と指示を出す。
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