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からくりサーカス 第17巻
からくり~再終幕
第1幕 テントの見える場所
しろがねの犬は嗅覚が通常の犬の5倍。パンタローネの匂いを追ってサハラ砂漠にある真夜中のサーカスまで、鳴海、ルシール、ミンシアを連れてきた。
自動人形達がゾナハ病をまき散らし続けると、いずれ人類は滅亡する。
人類滅亡を阻止するためには、ここで自動人形達を滅ぼさなければならない。
そのため、しろがねの総力を挙げて戦いを挑む。全世界のしろがねが集結し、パラシュートで降下してきた。
第2幕 しろがねーO出発
アメリカ メーン州ハーベスト ワイズマン大学には、しろがねーO(オー)が集結していた。
しろがねーOとは、「顔無し」総司令と呼ばれる老人のしろがねが、特殊素材を用いてパワーアップしたしろがね。
アメリカにいる400名のしろがねーOのうち、ここに集まった者が、空軍基地から輸送機で出発する。
しろがねー0 ジョージは弱いので、ルシールの操り人形をとってくる任務が割り当てられる。
ジョージは、フランスの高級リゾート地にいる阿紫花にあう。そして、黒賀の里の長に、ルシールの操り人形を出してくれるよう話をつけてくれと頼む。
第3幕 しろがね、サハラへ
ジョージの依頼に、阿紫花は値段の交渉に入る、
ノルウェー、ケニア、イギリス、ロシア、ドイツなど世界各国に散らばっていた、しろがねがサハラ砂漠に集結する。
第4幕 ルール
サハラ砂漠に集結した3万人のしろがねの間で、フラーヴィオ、アプ・チャーを素手で倒したものとして、鳴海は有名になっていた。
しろがね達へのルシールの指令は、翌朝0時まで真夜中のサーカスを足止めせよ、というもの。
自動人形は遊びを断れない。しろがねは、代表者同士の戦いで生き残った者の多い方が勝ちとするゲームをしようと持ち掛ける。
交渉役として、しろがねーO アメリカ統括リーダー ナイア・スティールが真夜中のサーカスのテントに入る。
第5幕 真夜中のサーカスへの入場
最古の人形のうちの一体ドットーレが、ナイアの首を下げてテントから出てきて、しろがねたちにゲームの提案を受けると伝える。
ルールは、20人ずつの代表が力比べをするというもの。
しろがねたちは、しろがねーO10人、ふつうのしろがね7人と、鳴海、いぬのしろがね、ミンシアを代表として選ぶ。20人の代表は、テントの中に入る。
第6幕 ファンファーレ
ドットーレが司会進行役。
もし、しろがねが勝った場合は、人形フランシーヌに合わせてやろうという。
人形フランしーヌがメリーゴーラウンドの転変の乗って現れる。人形フランシーヌの周りには、最古の自動人形、パンタローネ、コロンビーヌ、アレルッキーノの控えている。
第7幕 初戦
ゲームが始まる。しろがねの1番手はしろがねーO。続けざまに4体の自動人形を破壊する。
自動人形の5番手は、メリーゴーラウンド・オルセン。頭にメリーゴーラウンドがのっている。しろがねを5人倒す。
しろがねの6番手は鳴海。
第8幕 ニンギョウノクスリ
ルシールは会場を抜け出し、アルメンドラにあいにいく。
アルメンドラは、クローグ村生き残り6人のうちの一人で、しろがね。
生命の水を飲み、白銀の意思で自動人形を憎み戦うことが嫌になって、戦うことをやめ、真夜中のサーカスの中で占い師をしている。
第9幕 メリーゴーラウンド・オルセン対鳴海Ⅰ
鳴海は、メリーゴーラウンド・オルセンの回転木馬を破壊する。
メリーゴーラウンドに腰掛け、どいつもこいつも反吐が出るという。
それは、しろがねも、自動人形も、自分の命を含め、命を粗末に扱うから。
鳴海は、しろがねーOは、死を恐れないのではなく、生きることを手放しているだけだという。死人は、勝てないという。
第10幕 メリーゴーラウンド・オルセン対鳴海Ⅱ
メリーゴーラウンド・オルセンは、頭のメリーゴーランドを使い、わなを仕掛けてくる。
鳴海は、わなにかかったように見せかけ、メリーゴーランド・オルセンの本体に迫り、破壊する。
一方、ミンシアが、砂漠のしろがねファーティマに、鳴海の修行の様子を話す。ものすごく練習をすること、師匠の言いつけに馬鹿正直に従う様子を聞いて、ファーティマは「素敵」という。
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嘉月堂のプロフィール
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