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からくりサーカス 第38巻
機械仕掛の神
第33幕 悪魔の舞踏 7場
阿紫花は、自動人形を破壊する生命の血が混ざった自分の血を使ってパンタローネを破壊したい。
パンタローネを近づかせるために、女にもてる方法を教えるから近づいて来いという。
パンタローネは女にもてるということはわからない。
阿紫花は、女を笑わせることが持てる第一歩、面白いと思わせることが第一歩だという。
フランシーヌ人形を笑わせられなかったパンタローネは興味を持つ。
女を笑わせるには抱擁こそ百万の言葉にまさるといいながら、阿紫花はパンタローネに抱き着き、自分の血がついた剣でパンタローネの腕を切る。
パンタローネは動けなくなる。
第34幕 悪魔の舞踏 8場
パンタローネは、阿紫花に銃弾を撃つ。
撃った瞬間、「人間を傷つけてはならない。」といったエレオノールを思い出す。
パンタローネは、弾丸を外す。阿紫花は、命拾いをする。
一方、鳴海とブロム・ブロム・ローの戦い。
鳴海は、聖ジョルジュの剣を飛ばしたり、気を放ったりするが、効かない。
鳴海は、自分の体が生身の体ではなく、仲間の糸繰人形の手足を移植されたことを思い出す。
第35幕 悪魔の舞踏 第9場
鳴海は、足についた車輪や、機械の腕を駆使して、ブロム・ブロム・ローを破壊する。
第36幕 脱出へ
ギイとオリンピアは自動人形を破壊した。
脱出方法の確保は、阿紫花とジョージの役目。
ジョージは死んでしまった。
気を失っている阿紫花の前で、法安は、阿紫花を殺さなかったパンタローネに自分のサーカスに来ないかと誘う。
意識を取り戻した阿紫花は、「ここが駅、駅長さん鳴らす笛ぽっぽう」と叫ぶ。
第37幕 汝らに告ぐ、生きのびよと。
ギイの足には、刃が数本突き刺さっている。
ギイたちがいる疫病研究所には、無数の自動人形達が攻め込んでくる。
マーシャル曹長は鳴海に、自分たちのところには戻ってこずに、ハリーを持って逃げろと連絡する。
鳴海のところに長足クラウン号がやってくる。法安、阿紫花も乗っている。
長足クラウン号は、フウが改造し、たいていのことはできるようになっている。自分で、ハリーを積み込む。
ギイは、兵士たちに、子供たちが長足クラン号に乗るとこの援護うように弾丸は残しておくように言う。そして、一人で自動人形に立ち向かう。
ギイに、自動人形の刃が突き刺さる。
第38幕 新緑の弾丸
倒れていたパンタローネの麻痺が治る。
ギイは血みどろになり倒れる。
兵士たちは自動人形に発砲を開始する。
そこに、長足クラウン号が現れる。子供達、看護婦、兵士たちみんなが乗り込む。
外に一人残っているギイのもとに鳴海が駆け付ける。
そこでは、パンタローネが弾丸を発射し自動人形を破壊している。エレオノールに人間を傷つけるなと言われているため、ギイを攻撃する自動人形を破壊している。
第39幕 一時閉幕、ひき続き空へ
長足クラウン号が走り出し、このままでは、鳴海とパンタローネが乗り遅れてしまう。
鳴海は、エレオノールのことなどパンタローネに聞くことがあるので、パンタローネ先に長足クラウン号に放り込む。
鳴海の手が長足クラウン号に届かない。パンタローネが身を乗り出し、鳴海を乗り込ませる。
第40幕 追う者達
エレオノールは黒賀村でフェイスレスにさらわれる。
マサルは、エレオノールを助けるべく、フェイスレスの飛行船を追う。
一方、黒賀村。
リーゼが怪鳥の自動人形を飼いならし、黒賀村に帰ってくる。マサルの後を追うことにする。
平馬、リョーコもリーゼと一緒にマサルの後を追う。
第41幕 魔窟へ
怪鳥の自動人形に乗ってマサルの後を追うリーゼたちは、海辺でボロボロのジャック・オー・ランターンを見つける。
リーゼ、平馬、リョーコは近くにある古城モン・サン・ミッッシェルに乗り込む。
モン・サン・ミッッシェルでは、気を失っていたマサルが意識を取り戻す。
そこに、コロンビーヌがやってくる。マサルに、エレオノールを助けたければ逃げ出してもよいという。
そこに、機械人間Oのナイア・スティールがやってきて、コロンビーヌを殴り倒し、顔を踏みつける。
マサルは、コロンビーヌを助ける。
第42幕 モン・サン・ミッシェルにて
コロンビーヌは、自分を抱きしめてくれたマサルを逃がすために、機械人間Oたちを攻撃する。
攻撃方法は、空中のゾナハ病原虫を集め、物体化する。
エレオノールは、グラツィアーノ、ブリゲッラ、ハーレクインを観察する。
フェイスレスは、エレオノールを呼びだし、椅子に拘束する。
そして、リーゼ、平馬、涼子が攻撃されるところを見せる。
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嘉月堂のプロフィール
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