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第202話 頂点へ
8月20日。
甲子園決勝戦の前の夜。
稲城実業のホテルの周りにはファンが集まっている。
キャプテンの原田は、8時だがもう寝ろという。
成宮はみんなによろしくと頭を下げる。
このメンバーで野球ができるのは最後なので、寝れないらしい。
成宮は決勝戦のマウンドに立つ。
第203話 よそ者
8月22日。
青道は練習。
監督は新聞を広げ、甲子園決勝で敗れが稲城の記事を見ている。
青道のグラウンウンドはギャラリーが集まっている。
あの成宮から4点を取ってのは青道だけということで、注目を浴びている。
沢村と降谷は練習前からライバル心むき出しで走っている。
それを見ていた男が、川上も入れてタイプの違う投手が三人とつぶやく居ている。
OBではないよそ者。
第204話 水面下
よそ者として練習を見ていた男が沢村に声をかける、
朝の9時から午後6時までの練習は長いという。
ほとんどのチームが負けるから、負けるために練習しているようなもので、君たちはドMだという。
練習から上がると、監督が新しいコーチを紹介する。
いつもお願いしているOBのコーチではなく、専属のコーチ。
神奈川の名門 紅海大相良で20年コーチを務め、監督の勇退と共にコーチをやめた。
新コーチは、よそ者として練習を見ていた男 落合博光。
第205話 足りない何か
新コーチは練習を見て、何かあったら何でも言ってくれという監督に、あっという間に自分色に染めてしまってもいいのかという。
川上は生きた球を打たせるために、御幸に頼まれてバッティング投手をしている。
1年の東条はバッティングセンスがあるところを見せる。
得点力に乏しく圧倒的な勝利がない青道のチーム力に、一年生も自分たちがレギュラーになれるのではないかと希望を持つ。
1年生にあおられて2年生も練習に力が入る。
チーム全体の雰囲気は悪くないが、起爆剤が必要と御幸は思っている。
そんなチーム状態を察してか、監督は強豪薬師との練習試合を受ける。
第206話 発奮材料
薬師との練習試合を告げられた青道は、千葉尚大との練習試合で、打線のつながりを見せる。
薬師戦に出たいため選手たちは、その前の練習試合でアピールしようと気合が入る。
薬師との練習試合が、選手たちの発奮材料になった。
一方、薬師の選手たちも気合が入っている。
第207話 ごあいさつ
御幸や沢村たちは、千葉尚大との練習試合を振り返り、それぞれの課題を確認した後、明日の薬師との練習試合は香椎汽船のつもりで勝ちに行くことを確認する。
8月28日。
第一試合は有田との練習試合。
先発は川上。続けて1年生のピッチャーが投げる。
小湊弟は、好守備を見せ、兄の穴を埋められることをアピールする。
沢村と降谷が別なグラウンドで柔軟体操をしていると、到着した薬師ナインがさっそく挑発してくる。
第208話 サードの前
薬師との練習試合が始まる。
先発は降谷、4回からは沢村、川上の継投。
薬師の先発は三島。夏の試合ではファーストを守っていた。
薬師のエースは真田だが、ファーストの守備に就いている。
1番倉持が、センター前ヒット。
2番小湊がセーフティーバント。しかし、サード轟の好守備でアウト。
第209話 怪物の要望
3番前園は、3球連続のフォークに三振。
4番御幸に対し、パスボール。青道は1点を先制する。
しかし、御幸はファーストフライで追加点ならず。
降谷は監督に9回まで自分に投げさせてくれとお願いする。
監督は、試合は降谷一人の者ではないと断る。
降谷はいきなり3者連続三振にうちとる。
第210話 階段
青道は追加点が取れない。
ヒットは出ているが、チグハグしている。
青道のピッチャーは好調で得点を許さない。
薬師の轟雷市を、センターフライに打ち取る
降谷は、轟もストレートで抑えた。
降谷の、自分がエースになるという姿を、沢村は思い出す。
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