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第302話 初披露
青道と王谷の試合。
1回裏 王谷の攻撃。
先発は沢村。
沢村のボールが走り、2アウトをとる。
チェンジアップを習得したことにより、いつもよりストレートの切れが良くなったのかもと、御幸は考えている。
2アウト カウント1-2で、御幸はチェンジアップのサインを出す。
沢村は力んでしまい、ホームのかなり手前でワンバウンド。
沢村は続くバッターに四球。セーフティバントなどで、2アウト 1,3塁のピンチ。
第303話 歩み
沢村は1塁ランナーに牽制球を投げようとした。
そのとき、サードランナーも走り、沢村は牽制をとめ、ボークになってしまう。
1,3塁ランナーがそれぞれ進塁し、王谷が1点を先取。
2アウトランナー2塁で、続くバッターの打球は、ポテンヒット。
セカンドランナーがホームインし、王谷は1点を追加。
沢村は何とか後続を断ち切りスリーアウト。
第304話 偏差値
4回表青道の攻撃。
ヒットで出塁した白洲を小湊がバントで送り、4番御幸。
カウント2-2で、王谷の投手若林は、投球フォームをサイドスローにかえ、シンカー気味の変化球を投げる。
御幸はピッチャーゴロ。
続く5番前園は、レフトフライで、2塁ランナー残塁。
4回裏 王谷の攻撃。
沢村は手元で動くムービングを生かし、三者凡退に打ち取る。
第305話 糸口
青道は、6番東条の2ベースヒットから、送りバント、犠牲フライで1点を返す。
沢村は、ムービングとストレートを組み合わせ、王谷の打線を封じ込める。
青道の攻撃。
先頭打者倉持は、王谷の若林の初球をはじき返し出塁。
第306話 スタンドの頭脳
2番白洲は、若林の外角ストレートを踏み込んで打ち、1,2番連続ヒット。
青道の次のバッターは、3番小湊。
場面は試合前日に戻る。
渡辺は御幸に、王谷の試合のビデオを見ながら、王谷の守備位置について話す。
王谷は打者のタイプに合わせて守備位置を変えるが、ストレートの時だけ、同じ動きをするという。
小湊は若林のストレートを狙い撃ち、1点を返す。
第307話 ボスゴリ
青道の攻撃。続くバッターは、御幸。
王谷バッテリーは、御幸を敬遠し、ノーアウト満塁。
次のバッターは、前園。
若林は、前園の内角に、ファウルにしかならない、ボールを投げる。
前園は、そのボールを打ち、レフト線ぎりぎりに、ヒット。
前園は体を開かず、ひじをぬいてうった。
青道は、1点を追加。
次のバッター東条は、王谷の守備位置から球種を絞ったが、王谷に裏をかかれアウト。
第308話 Making a Choice
王谷の攻撃。
王谷は、ボールを引き付けるのではなく、手前で振りぬくバッティングに切り替える。
王谷のバッターたちは、外角のボールも引っ張り、ヒットを打つようになる。
1アウト、1,2塁で、王谷の4番春日。
青道の守備陣がマウンドに集まる。
第309話 頼りになるとな?
御幸は、王谷はこの回からポイントを前に切り替え、ストレートに絞ってきているから、アウトローにしっかり投げろと、沢村に指示を出す。
沢村の初球外角低めは、1塁線わずかにファウル。
バッターの春日は、最初から自分の型を持っていた、強打者。
何でもかんでも引っ張るわけではない。
カウント1-2で、御幸はチェンジアップを要求。
沢村は、春日を三振に打ち取った。
第310話 躍動
王道は、沢村のチェンジアップに動揺している。
しかし、若林だけは、マグレの変化球かもしれないから、勝手に相手を大きくするのやはめようと、選手たちを励ます。
弱気にだけはなるな、野球を好きだという気持ちは負けないと、若林は気持ちを強く持ち、青道打線を三者凡退に打ち取る。
7回裏、沢村は内と外に投げ分け、チェンジアップも加わり、三者連続三振に打ち取る。
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